「行政はお金がないと言ってはいけない!」関口市長の財政健全化方策案は白紙撤回を!で予算案に反対──最終本会議報告(その2)
◆予算案は成立、私は反対
26日午後からの予算案の審議結果は、賛成多数で成立しました。
共産党(4人)、生活者ネット(3人)、社民党・みどり(2人)、民主党(議長を除く1人)のいわゆる「与党」に、自民党新政会(4人)の14人が賛成し、残る公明党(4人)、明政会(3人)、一人会派であるつむぎの会・池田さん(1人)とこぶしの木・上村和子(1人)の9人が反対でした。
自民党が賛成したのは、予算審議に入る前に関口市長から、「国立駅周辺まちづくり基本計画の策定と同時に、3・4・10号線延伸の道路築造に係る予算を12月議会に提案する」と、「1月20日付け市報に掲載した財政健全化方策案については方針転換と受けとめられてもしかたがない。しかし市民・議会の合意なしの健全化はしない」の二点の具体的な市長表明がなされた事を評価し賛成という事でした。
公明党・明政会は、市長の言う12月議会での提案に担保なしとして、6月議会に前倒しでやるべきと意見し反対しました。
つまり、自民党と公明党・明政会との間で分裂が起きた訳です。
私と池田さんは、午前中の国保条例案の賛否を巡り、自民党のある議員からヒドイヤジが(池田さんに対して)あった事ですっかり頭にきていたので、午後からは、松嶋さんが情報提供して意見をとりまとめていた13人の協議の場には参加しませんでした。
◆またもや出てきた寝耳に水のコンサルティング委託
午後からの(私と池田さんが入ってない)協議の中で、関口市長から早急に駅周辺の基本計画をまとめるにあたって、新たにコンサルへの委託費用を1千万円~2千万円のあいだで認めてもらいたいとの話しが出たそうです。
これには驚きました。まさしく寝耳に水で、前回のコンサル委託費用については財政フレームがなされなかった事で大問題となったにもかかわらず、またまたコンサル委託費用をとは、到底納得いかない話しが、市長と自民党との話しで出ていたのです。おそらくこの話しは、与党は当然知っているだろうと思います。一人会派の私と池田さんはやはり最後まで知りませんでしたし、その新たなコンサル委託費用の話はただの噂話なのか、それともその内諾も含めて予算案は丸になったのか、水面下の話ですから、確かめようもありません。
それにしても、3・4・10号線はいらないと表明する共産党と、3・4・10号線の道路認定を12月議会に必ず提案させたいとする自民党の両方が賛成する予算案とは、なんとつかみどころのない、不明確なものなのか推してしるべしです。
◆厳しいからこそやってはいけない市民への負担押し付け
10月から予定されている高齢者のひとり暮らしの方への見守りを兼ねたお弁当の宅配事業の一食あたり100円の削減、60歳以上の方なら無料で総合体育館を使えるグリーンパスの半額負担、家庭ゴミの有料化(有料化とは言わず「経済誘導施策」と言うのだそうです)、学校給食センターの配送の民間委託などなど、今の時代に決してやってはいけない事です。
今のような、厳しい時代だからこそ、お金がないと危機感をあおるのではなく、自然に助け合おうとする個人商店や市場やNPOなどの地域コミュニティー(支え合い)の芽を大事に育てる感性こそ首長や行政職員に求められます。
私は以上の意見を述べ、予算案に反対しました。
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