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2009年6月

2009年6月29日 (月)

臨時議会が7月15日に決まった「そうです」

 午前中、会派代表者会議が開かれました。
 会派代表者会議は議員2人以上が所属する会派の代表者が、議長の求めに応じて集まり、話しあう場です。

 現在、会派代表者会議を構成するのは、共産党(4人)、自民党新政会(4人)、公明党(4人)、生活者ネット(3人)、明政会(2人)、民主党(2人)、社民党・みどり(2人)、以上7会派の代表者7人、及び正副議長です。池田智恵子さん(つむぎの会)は一人会派ですが、副議長ですので、会派代表者会議に参加します。
 つまり、完全な一人会派である政和会(井上健さん)とこぶしの木(私)は、会派代表者会議にも議会運営委員会にも議会報編集委員会にも参加資格がありません。

 「それっておかしいよね」と国分寺市議の亀倉さんに指摘され、はっとしました。
 国分寺市議会は規則を変え、一人会派の議員も、会派代表者会議と議会運営委員会のメンバーに加えています。その理由は、市民が選んだ議員に不公平が生じる議会運営であってはならないという考え方が全議員に共有されての事だと聞きました。しかも、その意見が一人会派の議員から出されたのではなく、多数所属する会派(亀倉さん自身も何人かで会派を作っています)から出されたのだとの事です。

 国立市議会では、「参加資格のない議員は傍聴を」と呼びかけていますが、発言権のない場でただ傍聴するだけでは何の意味もなく、私は傍聴していません。従って、結果報告を議会事務局長から受けます。
 「なんで権限のない事務局長が報告するの?」と亀倉さんから言われて、更にはっとしました。

 事務局長にできることは結果報告だけで、それに対して、私が質問しても意見を述べてもそれに答える権限はなく、せいぜい、議長に伝えるぐらいしかできません。

 本日の場合、午後に私が結果を問い合わせました。
 議会事務局長の報告は、「13日と14日の2日でくにたち駅周辺まちづくり整備基本計画案についての全員協議会、15日が臨時議会に決まりました」とサラっとしたものでした。
 15日に臨時議会が開かれそうな話しは聞いていましたが、13日と14日の件は初耳でしたので、「決まった」との報告は少しおかしいのではないかと意見しました。

 そして、今後、一人会派の意見を反映できる方策を議長に考えて欲しいと、権限のない議会事務局長に伝えましたが、高原議長に届く保証はありません。

 先日の話しの中で、亀倉さんは、「全会派の意見を集約できる体制ができたら、おおがかりな議会改革をしなくても良いのよ」と話されました。確かに全会派で協議できたら、一番なのだと思います。

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 午後は地域保健福祉計画の「どの子も豊かに育つための教育制度づくり」ワーキンググループを傍聴しました。

 発達しょうがいの子どもを持つ親の会からは、
 「これまで、学校の先生にどれくらい気持ちを逆なでされる事を言われたか。私の子どもはコミュニケーションしょうがいだが、学校の先生の方がコミュニケーションがとれていない気がする。学校がまとまっていないと子ども達も落ち着かない。学校内のコミュニケーションが必要ではないか。子どもの診断がつかない内は学校は動かない」
といった意見が出されました。

 かたつむりさんからは、
 「自分達のところには、車いすの身体しょうがいのある人や知的しょうがいのある人たちがたくさんいるが、そのメンバーで6小の学習発表会に行った時、普段からそのようなしょうがい者に接していない多くの子ども達は不思議がる。小さい頃から当たり前な付き合いが必要」
との話が出されました。

 最後に車いすの委員の方が、
 「昔も今もしょうがいのある子に変わる事を求めている。子ども一人に背負わせるのはシンドイ。コミュニケーションとは何か。ひとりではつかない力だろう。集団にいて、どちらも学ばないといけない。子ども同志に話しさせないで、親と親、親と教師が話そうとする。
 学校時代にしょうがいのある仲間との体験がないまま、教師になる人も多い。大人になって『共に生きる』と言われても分かりようもない。だからこそ、小さな時から共に学ぶ事がどちらにとっても、つまりみんなにとって大切なのだ。
 スマイリースタッフの関わりは慎重に。あまりにその子の担当のようにつくと、他の子は引く」
と述べられました。

 以上、大変勉強になりました。
 次回7月22日は早川教育長と話し合います。
 とても重要な話し合いだと思いました。

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2009年6月27日 (土)

「みんな一緒のちいき」 ~ライフステーションワンステップかたつむり講演会に参加しました~

朝9時~10時
 シングルマザーのお宅に少しだけ伺い、お話ししました。

 複雑な事情のある方です。少し話すだけで、すぐ涙が溢れ出します。一人では到底背負えない、子育て、介護、フルタイムの仕事を30代で必死で背負ってきた事がわかります。

 もう少しで共倒れになったであろうところで、「ひとり親の会」に行き、共感できる仲間と出会い、親身になってくれる良いホームヘルプ派遣事業所を紹介され、いくつかのサポートが入る事で、背負った荷をいくらか軽くして、日々どうにか暮らしているのだと思いました。

 私も議員として制度を整える役割のサポーターになるつもりです。
 国立の女性問題施策はどうやら、現状の厳しさを反映してか、シングルマザーに対する施策を核にしながら発展していくのではないかという気がします。

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 その帰り、矢川の野菜直売所でトウモロコシと紫玉ねぎとトマトを買いました。葉つき枝豆がなんともとれたての新鮮さがあり、買いたい、食べたい、ビール飲みたいの誘惑にかられましたが、トウモロコシとかぶると考え次の楽しみにと今回は買いませんでした。

 直売所は新鮮でつくり手が見えて、おまけに安くて良い事づくめです。
 農家の皆さんに感謝!直売所の数が減らないで欲しいなあと思います。

 お昼に買ってきた野菜でサラダうどんをつくり、娘と息子と食べました。
 夏を感じます。
 これでスイカがあれば最高!しかし、スイカってちょっと高い!ので、いつも手が出ず、キウイを一個買います。
 スイカっていつからメロン並みの高いものになったんでしょうか。

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13時~16時30分

 多摩障害者スポーツセンターで開かれた「みんな一緒のちいき」の講演会に参加しました。
 ライフステーションワンステップかたつむりの皆さんの主催です。

 一部はワンステップかたつむりの2009年度の活動をスライドやビデオで見ながら、のお話でした。
 行政への参画、「ややこし家」のオープン、市民農園での野菜づくり、四国やまなみ街道の自転車レースへの参加など、ドキュメンタリーフィルムを見ているようで、「生きる!」事の素晴らしさを感じた次第。

 二部は東松山市社会福祉協議会総合福祉エリア施設長の曾根直樹さんの講演会でした。

 以前もかたつむりさんに声をかけていただき、東松山市に視察に行った事がありますが、今回もブッタマゲタ! 国立の社会福祉協議会とは全く違うのです。

 独立した総合福祉センターとして、24時間のホームヘルプ派遣、24時間の総合相談体制づくりと、民間の事業所がなかなかできない部分を補完しています。まさに地域のセーフティーネットとしての機能を備えるだけではなく、保育園、幼稚園からの統合保育の条件整備、看護士派遣なども行なっています。更にその延長として、小学校・中学校も普通学級にそのまま統合教育を継続実現させています。

 それが“誰もが共に生きる地域づくりの基盤をつくる”との坂本市長の政治信念と、その信念を実践できる曾根さんのような現場の職員の力で実現している事に感動し、国立も見習いたいと思いました。

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2009年6月26日 (金)

実りあるものにしたい議会改革特別委員会

 本日は第1回議会改革特別委員会です。
 委員長は民主党の生方さん、副委員長は自民党松嶋さん。この30代コンビでまとめて行こうという訳です。
 かように地方自治体に国政の二大政党の対立はそぐわない訳です。地方自治体は議会としての独自性の方がむしろ重要です。

 生方委員長から、みんなの主体性を大事にしながらやりましょうとの方針が出され、1回目はKJ方式でのワークショップ形式で進みました。
 始めに、「今の国立市議会の課題は何か、好きなだけ書いて下さい」と小さな短冊を渡されました。
 その後、それを、(時間がないので、正副委員長と事務局とで)制度・議会運営・コストの3つに分類し、次回7月29日(10時~12時)に解決策について、再び出す事になりました。

 私としては、この10年間たまっていた沢山の納得いかない点を前向きに検討提案できる場がようやくでき、嬉しいです。
 この特別委員会設置の本当の目的が定数削減にある事は、百も承知です。それでもやはり、考えなければならない事は山とあるのです。

 私が書いた中味に少し補足を加えて紹介します。

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 「暫時休憩」が長い、何のためかわからない。
 暫時休憩中に起きている事そのもののやり方を見直した方が良いと思います。
 例えば、六月議会25日の暫時休憩中、市長公室で、関口市長・生活者ネットワークの阿部さん・民主党の生方さん・社民党みどりの重松さんと自民党新政会の4人(石井さん・青木さん・石塚さん・松嶋さん)で話し合っていたとの事。これが「調整のための話し合い」だとしたら、何か変?と私は思います。

 市長・部長等職員の反問権がないため、提案政策を議論できない。
 この課題を書いた委員は多く、議会の課題について、職員さんから率直な意見を出してもらおう!という提案も出ました。

 市長提案の人事案件について表で議論すべき。
 この件は、提案説明も質疑も討論もなく、しかも無記名投票です。市民には何がなんだかわかりません。早急に見直し、議員の表決も明確にすべきです。

 議会選出の人事について決め方の問題。

 議員間の議論が認められないため、協議合意までいきつかない。

 北海道栗山町議会基本条例のような議会の基本姿勢を示す条例がない。

 パブリックコメントを取る場がない。
 今回の議会改革について、インターネット等でパブリックコメントを求めようとの提案も出ています。
 ※パブリックコメント:行政が実施しようとする政策について、まず素案を公表し、住民に対して意見の提出を求め、それを行政の意思決定に反映させようとする仕組み。

 陳情・請願の扱いを全ての議案の後にするのは問題。
 議会への市民参加の代表的なものが陳情・請願だが、その取り扱いが全ての議案の後で、いつも長くお待たせしているのは問題。早急に改めるべきです。

 平日の昼間の議会なので働く人が傍聴できない。
 夜とか、休日に公民館等で開いてはどうか。多摩市の出前議会報告会など。

 議会事務局に法律や情報取り扱いの専門家がいない。

 重要案件は一人会派も交えた会派会議でまずは意見を聞いて欲しい。
 一人会派(私は一人会派)は、会派代表者会にも、議会運営委員会にも、議会報編集委員会にも、参加資格がありません(なぜ?)。参加資格は本来、全議員にあるはずです。
 政党だけではなく、会派という捉え方も見直すべきだと思います。市民は、一人の個人名を投票するのですから、そこを最大限大切にする議会運営にすべきです。
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 等です。実際は17項目書きました。たくさんあるんだねと言われましたが、書けば書くほど浮かんできました。

 議会改革特別委員会そのものが、ある意味、議会のあるべき姿のモデルとなりますのでいろいろやれたら良いと思います。
 まだ第1回目で、この先いろいろあるのかも知れませんが、こういうみんなで創りあげていく会はワクワクしますし、楽しかったです。

 議会運営について皆さんのご意見をお寄せください。

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 午後は、控室で甲州街道の歩道の狭さについて、TBS『噂の東京マガジン』さんの取材を受けました。午前中は石井議員・小口議員がインタビューを受け、午後は私でした。

 実感調査に超党派の議員やしょうがい者団体の皆さんが力を合わせて取り組んだことを話せたら良かったなあとか、国や東京都と、現場である市の違い──、現場の強さは、何といっても住民の実感と共にあることなんだとカッコ良く言いたかったなあと悔いが残りました。

 本当に伝えたかった事が言えなかったようで心残りです。

 東京オリンピック当時、突貫工事で歩道を車道に変えていった訳ですが、その事については言い伝えぐらいしか残っておらず、具体的な証明は難しいです。しかし、地域の真実の記憶として潜在的に残っていたからこそ、今回、新たなオリンピック話しが持ち上がってきた時に、蘇ったのだと私は思います。

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2009年6月24日 (水)

自然流会にア然!──最終本会議

 本日は最終本会議です。
 いつもの事で、夜中になるなあ、もしかすると徹夜かも、でもバンバン質問して議論するぞーっと、腕まくりして張り切って市役所に向かったのですが~~。

◆質疑に入らず審議ストップ

 問題の補正予算に関する委員長報告が午後2時前に終わり、公明党・明政会・共産党の各幹事長連名の修正案(国立駅周辺まちづくり基本計画策定委託費用1,632万8千円を削除)の提案説明も終わり、いよいよこれから質疑!となったとたん、自民党の幹事長の石井議員から、「調整のための暫時休憩」を求める発言があり、審議はそこでストップしました。

 しかし、この時点では、いつもの事であり、所詮私には関係ない事と、さっさと議員図書室に入り、これまでの報告書を見直す、いわば予習の時間ができたぐらいの気持ちでいました。

 報告書を読み直し、いろいろ考えていました。

 JRとの共同事業は今年の2月ぐらいに無理と言われたから、旧国立駅舎を復原するための底地を2千平方メートル全て買うか、旧駅舎部分の7百平方メートル買うか、その間なのか検討しなくてはいけなくなったとの市の答弁は、2003年段階に戻ったみたいだなあ……とか、
 03年当時の報告書には7百平方メートルでも6億円と書いてあり、2千平方メートル全部買うと20億円ぐらいだよなあ。だけど、当時から6年たち、整備されたから、もっと地価は高くなっただろうなあ……とか、
 28億円で買った土地開発公社所有の南口公共施設等用地(現在駐車場として暫定活用されているところ)は4千平方メートルとの事だが、売るとしたらいくらで売れるだろうか?……とか、
 JRから、今年になって、西側高架下のタクシープールは、構造上、車を走らせる事は無理と言われて断念したと市は言っているが、この10年間、なんで無理な事がわからなかったんだろう……とか。

 いろいろ考え、質問したい事が更に増え、はよ始まらんかい!と思っている内に、4時になり、さすがにドーナッテンノ?と気になり、様子伺いに高原議長のところに行きました。

◆相変わらずの“水面下交渉”

 すると、自民党新政会の4人が市長と話しにいき、決裂して帰ってきて、市長は共産党を除く7人(生活者ネットワーク、民主党、社民党・みどり)と相談し始めたとの事。
 なるほど、原案賛成組に亀裂が入ったわけかあと思いながらも、高原議長には、「議長なんだから、決裂や相談の中身を聞いて下さいよ~。なんだか、ちっともわからないじゃないですか~」とぼやくしかありませんでした。

 そして、また議員図書室に入って調べ始めました。

 5時前となり、時間延長を諮るために再会すると議長が告げに来ました。

 また図書室を出ると、何やら不穏な空気です。
 どうやら、時間延長せず、今日は5時で一旦終わらせ、仕切り直し、臨時議会を開かせようとの相談がなされているとの事。廊下で若干の言い争う声がします。

 この頃には、その水面下の政治的かけひきから完全に外されている私は、シラケた気分を通り越し、冷め切った気分になっていました。

 5時ぎりぎりになって、どうにか全員揃いました。
 時間延長に賛成(もちろん、私も賛成)が11人、反対12人で自然流会となりました。

 今議会には、議会選出の監査委員の人事の件もありました。
 青木議員の任期が終了した事を受けて、次に公明党が中川議員を推薦し、過半数の賛成の見通しをたて、市長に推薦にいったそうです。ところが、市長は、「共産党を除く7人の与党の議員が(その中で板谷議員が推薦されている事もあり)ダメと言っているので、それを無視するとこれからの市政運営が困難になりますので」と言って受け付けず、公明党が怒っていたとの話しを聞きました。

 私が図書室にこもっていた時、そういう動きが展開していたのかと、改めて驚いた次第です。

 私にも双方から、中川議員を推薦したい、板谷議員を推薦したいとの声はかかっていました。財政に対する政治的視点は違うものの、お二人ともしっかりしているから適任だと思います。
 従って、本来は、会派会議で両者の監査への姿勢を主張してもらい、その上でどちらを選出するか協議して決めるのがスジだと思います。

◆なぜ議場で議論をしないのか

 「情報公開・説明責任」と言いつつ、市長も議会会派も議場での議論ではなく、個別交渉で決めようとします。

 傍聴にきた市民への説明も、その市民と関係する議員が個別に行うのかと思うと、なんだか情けなくなります。まして、そういった時の議員の説明は、あくまで自分の立場からの説明です。異なる意見を聞き、その中から判断するという市民の権利は奪われています。
 更には、そういった議員のいない市民にとっては、その程度の判断材料すら提供されないことになります。

 いつのまにか、私も、水面下の動きとは全く関係なく、その枠の外に置かれる立場になっています。
 リングに上がらないまま終わった試合のように、欲求不満が残ります。

 今回、結論が出せなかった補正予算については、臨時議会を開かなくてはいけません。都議選の後になる可能性が高いとのことです。
 職員にとっては、夜中まで議論されて否決されるより、5時で終わって、水面下交渉でこれで良しの合意点まで市長に作ってもらってから、臨時議会ですんなり通った方が良いのかもしれません。

 しかし、私は、議会の民主主義が揺らいで来ているのではないかと感じます。

 26日午前、議会改革特別委員会が開かれます。私もメンバーです。この中で、あきらめず、議論していきたいと考えます。

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2009年6月22日 (月)

国立駅周辺まちづくり整備計画策定委託料1,632万8千円を巡り、議会紛糾。結論は最終本会議へ! 保育審議会条例案については、市長方針と部長方針との矛盾は混乱のもと、庁内の意志一致が先であり反対。

 六月議会は、15日総務文教委員会、16日建設環境委員会、17日福祉保険委員会が終わり、24日の最終本会議を残すのみとなりました。

 今議会の争点は、補正予算に含まれる「国立駅周辺まちづくり整備計画策定委託費」1,632万8千円です。

☆問題点──

【1】本来、このような市の重要な政策的な委託費は、三月議会で審議される当初予算に盛り込むべきです。
【2】三月議会では何の説明も報告もなく、今議会で唐突に提案されました。

【3】丁寧な経過説明がなされていません。

 今議会において、この委託費の件を三月議会に提案できなかった理由がわかりました。
 市は、国土交通省の財団法人である「都市づくりパブリックデザインセンター」(UDC)に駅周辺まちづくり協議資料の作成を委託していたのですが、その報告書の提出が3月27日となったためです。
 三月議会では、駅周辺まちづくりに関して、議会が空転するほど紛糾していました。その一方で、このような委託がなされていたわけですが、その事を私は全く知りませんでした。
 何らかの丁寧な報告が必要であったと考えます。

【4】六月議会前に、議会に対して、3月27日にUDCから提出された報告書の説明を行うべきでした。

 報告書の中でUDCは、市のこれまでの進め方の不備を何点か指摘しています。これまでにない重要な指摘でした。
 事業推進体制の不在、多様な事業の輻輳、まちづくりのコンセプトの不明瞭さ等です。
 また、この課題の解決のためには、意志決定のプロセスを一本化し、事業全体をマネージメントできるデザイン検討委員会の立ち上げが提案されています。
 この報告書をもとに、市はUDCに今後も委託したいと考え、今議会への提案につながった訳です。

 しかし、私は、初日の大綱質問で初めて上記の報告書の存在を知りました。その提出を求め、出てきた報告書を読み、再度整理してようやく事の全容を理解した訳です。

【5】議会の賛成を得るためには、行政側の努力が必要です。

 3月の当初予算では一言も触れず、六月議会に1,632万8千円もの委託費を提案しても、議会にすんなり受け入れられる訳はありません。なぜ段階を追って丁寧に説明しなかったのか、本当に不思議です。

【6】どんなに良いコンサルティング会社でも、このような扱いでは、本領を発揮できないのではないでしょうか。
【7】市がJRと協議するためには、まず議会との協議が必要です。議会と協議するためには、市のコンセプトが明確に絞り込まれていることが不可欠です。
【8】市の現状認識をはっきりと打ち出すべきです。

 ※JRは、土地の権利問題が複雑化するので、市との協同事業をする気はない。
 ※JRは、今後市が予定している検討委員会にも加わるつもりはない。
 ※JRは、「旧駅舎の復原は、底地を有償で市が買い取る事が前提。早く市の方針を出してほしい」と言っている。
 ※JRは、「西側高架下のタクシープールは、構造上できない」と言っている。
 ※バス会社・タクシー会社・警察は、旭通り・富士見通りの一方通行は無理との判断を示した。
 等々。

【9】上記のJRの意向を受け、市はどうするかを決めることが先決です。

☆補正予算に対して──

 高原さん(共産党)は議長なので、可否同数の場合にのみ議長採決として自分の意志を反映できますが、原則として採決の数から除外されます。
 従って、議長を除く23人の議員で採決しますので、過半数の12人以上で賛否が決まります。

 現在までに賛成の意志表示を明確にしたのは、
 生活者ネットワーク(3)、民主党(2)、社民党・みどり(1)、自民党新政会(2)、政和会(1)
 の9人です。

 原案反対で、委託費用を除く修正案を提案すると表明しているのが、
 共産党(3)、公明党(4)、明政会(2)、つむぎの会(1)、こぶしの木(1)
 の11人です。

 残る総務文教委員長の重松さん(社民党・みどり)、建設環境委員長の石塚さん(自民党新政会)、福祉保険委員長の石井さん(自民党新政会)の3人は、委員長のために意志表示に加わっていません。
 最終本会議には、この3人の賛否も加わります。
 委員会の流れで行きますと、3人がそれぞれ所属する会派は賛成なので、3人とも賛成の可能性は高く、ぎりぎり過半数で可決されそうです。
 もっとも、3人の中に反対の方もいるとの噂もあり、そうなると否決されますので、最後までわかりません。

 また、私は保育審議会条例案に反対の意志表示をしています。
 九月議会で再度提案する事にして、それまでもっと庁内の意志一致をはかるなど慎重に事前準備をしたらどうかと意見しました。
 補正予算の中には保育審議会関係の予算も入っています。従って私は、駅周辺まちづくり整備委託費用のみ除外した修正案に加わる事が可能かどうかわかりません(修正案は最終本会議で提示されます)。
 もし私が修正案に加わらなければ、どれも過半数にいかず、補正予算そのものが×となります。
 いずれにしろ、最終本会議に結果がゆだねられる事になりました。

 関口市長は、この委託が可決されなければ、12月までに基本計画をつくり、3・4・10号線の認定まで進むことはできないように話しています。
 賛成の会派はその市長の考えに同調しています。

 反対の会派のなかで、公明党は、2007年の(株)RIAへの委託850万円(予算額)を認めたが、市長が財源等を明確にするとの当初の約束を守らず、その事に対する反省もなく、もうこれ以上市長の言葉に対する信頼性はない、また、これまでのコンサルティング会社委託の成果が得られていない、職員でやれば良い等を理由に反対しています。

 また共産党は、3・4・10号線はいらない、全体計画を縮小する、旧国立駅舎は復元の方向での見直しを求める等で、理由は異なりますが、委託を認めないことでは一致し、反対としています。

☆国立駅周辺まちづくり整備計画に関するこれまでの委託費用は──

【佐伯市政】
 1999年度=194万2,500円(『国立駅周辺プラン報告書』 旧国立駅舎保存・活用について、委託先:マヌ都市建築研究所)

【上原市政】
 2000年度=147万円(市民アンケート委託等)
 02年度=157万5千円(『国立駅周辺地区まちづくり計画検討委員会報告書』 整備課題の整理と交通動線、旧駅舎活用について、委託先:マヌ都市建築研究所)
 03年度=228万1,650円(『国立駅周辺まちづくり基本計画資料』 旧駅舎を中心とした歩行者中心の森の駅構想、南口公共施設等用地と一体化した事業について、委託先:マヌ都市建築研究所)
 04年度=262万5千円(『国立駅周辺まちづくり整備資料』 旧駅舎の曳き家と保存、復原用地確保のための、南口公共施設等用地における事業の検討について、委託先:マヌ都市建築研究所)

 以上全ては、旧駅舎を保存・復原する事を主眼におく計画でした。
 その中で、曳き家が一番安く効率的と述べていましたが、事実としては、解体保管が断トツに効率的である事がわかりました。

 06年六月議会で3度目の曳き家案が否決され、12月には旧駅舎は解体されました。この一連のでき事で、上原前市長は3期目の出馬を断念しました。

【関口市政】
 07年度=286万6,500円(交通体系調査委託、委託先:パシフィックコンサルタント)
 同年度=795万円(基本計画策定に向けて立ち上がった推進協議会の資料作成のため等の委託、委託先:株式会社アール・アイ・エー)
 08年度=362万2,500円(推進協議会から出された基本計画案に対して示された、JRやバス会社・タクシー会社・警察などの関係機関の意見との調整をはかった整備資料づくり、委託先:財団法人都市まちづくりパブリックデザイン研究所)

 委託費用のこれまでの合計は、2,433万3,150円になります。
 更に今回、1,632万8千円の委託費用が加算されると、4千万円を超える委託費を使った事になります。

 なぜこんなに何回も多額な委託が必要なのでしょうか。
 それは、JR所有の南口広場に何が何でも旧国立駅舎を復原したいという上原・関口市長の公約にあります。その責任を明確にする必要があります。
 有償で底地を買い取るつもりなら、そう明言すべきです。

☆私の考え──

 私は、
 ※新しい南口広場に旧国立駅舎を復原しない。
 ※JRにできるだけ広い南口広場を求めていく。
 ※また、JR関連民間施設の土地と南口公共施設等用地の活用については、互いが連携できるように、密な情報交換をする。
 等です。

 そのためには、市長の責任で実現可能な確実な基本計画を作り、そのもとにこれまでと同様、小沢参事・門倉課長が担当者となって、JRの担当者と協議を積み重ねていくより他ないと考えます。地道かもしれませんが、同じ人がコツコツとやる事でJRとの信頼関係もできるだろうと考えます。

 中央線沿線では他にはない真っすぐ大学通りが見えるワイドビューを作った事、また同じく中央線沿線では他にはない18人乗りのエレベーターを設置した事。この二つは、国立市とJRとの協議の成果です。

 この方向で、新南口広場や高架下の利用計画を国立のまちの特性を考えて作っていけたら、一番スムーズで、コストも無理なく無駄なく、身の丈にあった調度良い案配に落ち着くのではないかと私は考えます。

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2009年6月11日 (木)

一般質問、今回もブチ切れ!

P6113925  本日、私の一般質問でした。

 前日の夜、最近癖になった矢川ジョナサンの気にいった席で、最後の原稿のまとめをしました。

 私の後ろの席では、初老の男性が背を丸め、指を折りながら、明らかに履歴書と思われるものを書いています。
 向こうの席から「このままだと、生活保護よ」という女性の声が聞こえてきます。
 真夜中のファミリーレストランは、ひとつの「居場所」になっていることを実感します。夜の困り事市民相談を受け付けたい気分になりました。

 時代の厳しさを感じながら、翌日の一般質問で、自分が何を言いたいのか、考え抜く作業をします。毎回が一期一会の一般質問です。
 市民の方々から託された大切な60分間であり、「いのち、暮らしを守るため」の生存権の主張の場です。宗教者なら滝で禊ぎをしながら神と対話するところでしょうが、私は深夜のファミレスで時代の声と対話します。

 時代からのSOSが聞こえると、自分の感情が動きます。その感情を思考まで深め、言葉に置き変えるのがツメの作業ですが、私の場合はタイムリミットのぎりぎりまで考え込まないとできません。
 おかしな例えかもしれませんが、「鶴の恩返し」の鶴が自分の羽根で布を織るのと、感覚的にはピッタリだなあと思うことがあります。

 当事者の方々が置かれた状況の深刻さだけではなく、どんな状況の中でも、自分は生きる権利があるという自らの魂の声に気づいたとき道は拓けるという事を、自分の実感にまで高め表明するための10年間でできあがった私流のやり方です。

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 今回、初めて質問項目に採り上げる「自殺」のテーマについて、夜中、ぎりぎりになって、昨年末、25歳の息子を自殺で失った友人とメールのやりとりをしました。息子さんは派遣会社でマネージャーの仕事をしていました。

 「基本的には和子さんの話したい話しで結構です。できたら、足し算ではなく引き算で。できるだけ少い言葉に置きかえてくださいね。明日傍聴に行きますね」というメールをもらいました。
 その時、約半年間、彼女の気持ちに添ってきたつもりで「自殺」というテーマをとり上げたつもりでしたが、それまでの感覚とは全く違う、圧倒的な実感が私を包みました。
 彼女が傍聴に来る──、もしかすると私は二重の苦しみを彼女に背負わす事になるのではないか、それは絶対できないと思いました。用意した原稿を白紙に戻し、何のために質問するのかを一から考え直しました。

 長野県は田中県知事の時、我が子をイジメによる自殺で失った方を教育委員に提案しました。その教育委員さんは二度と我が子のような悲劇を繰り返したくないと各学校を精力的に回られているという話しを聞いた事があります。当事者の話しから始める政策は非常に有効であると考えての質問でした。

 今回、私は、昨年夏以降の急激な経済危機が、10代~30代の若者に深刻な影響(派遣切り、ネットカフェ難民、就職難、野宿、過労死、自殺、引きこもり、ニートなど)を与えている事を指摘し、市として早急に実態把握を行い、上記のような困難な状況を抱えた若い人たちが安心して相談でき、行くことのできる「たまり場」をつくる必要があると思うがどうかと質問しました。
 若い人のセーフティーネットづくりに向けての提案型質問でした。

 国立には教育機関としての自主学校はありますが、成人後の人たちで、何らか理由で就職を拒否して引きこもっている人達や、就職していても不安定雇用等で一人暮らしが困難な方々の相談・支援のしくみが全くありませんし、その政策そのものも全くありません。
 その事を市として取り組むべきではないかという質問で、市長政策を問う一般質問としては、社会状況を考えると、今こそ問うべき質問をしたと私は思っています。

 そうやって臨んだ一般質問でしたが、部長も市長も全く「心なき、実感なき答弁」でした。
 つまり、自殺に関しては、「国立市は東京都で自殺率が一番低い」。「引きこもり等の実態把握はしていないが、都内にはかくかくしかじかのセンターがある」云々と、答弁書を読みあげるだけで、市として取り組むべきではないかという私の質問には全く答えませんでした。

 私がブチ切れたのは、私の質問に答えていない事以外に、部長や市長が、自分の頭で考えていないという事でした。おそらく担当課長がつくった答弁書をそのまま読んでいるのでしょう。顔を下に向けたまましゃべっています。

 部長は各部所の最高責任者です。市長は行政の執行責任者です。
 どんな問題でも、今行政に何が問われていて、何をなすべきなのか、考える力が必要です。部下がつくった原稿をもとにすることはあっても、最終的には、自分の責任で自分の見解を述べて、議員である私(つまり市民の代表)の意見と真摯に向きあってもらいたいと切に願います。

 今回、私は、「相談に訪れた市民が安心感を抱ける市役所になってもらいたい」と願って質問しました。困った事が起きたら市役所に行けば大丈夫、市役所そのものが市民全体のセーフティーネットである自覚を部長や市長に促す質問でした。
 そのためには、市役所とは何なのか、今、自分は何をなすべきなのか考え、議員と行政は、議場で、実感をもち現場感覚をもって、真剣な議論と真剣な対話をしなくては、市民に申し訳ないと私は考えます。

 現場感覚なき「官僚的答弁」に心を乱されながらも、1時間の持ち時間をギリギリいっぱい使いきった私の一般質問でした。

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 一般質問の後、後悔がおそいます。自分の力が足りないから伝わらなかったと思います。また、力不足が怒りとしてしか表現できない事を反省します。

 しかし、その後、傍聴に来た友人達と話し合う中で、この伝わらないジレンマや、心身の消耗や、心なき答弁に聞こえてしまう部長・市長との断絶感(「どうせ、わからないのだ」)が、市役所の窓口に来る社会的に困難な状況を抱えた市民と、窓口の職員との関係そのものである事に気づきました。

 何かわかって言っているのではなく、何か希望を見つけたくて、あがく私が、議場の自分なのだと思います。
 本音で本気でなりふりかまわず、体全体で吐き切る言葉は、感情的で、もしかすると汚く攻撃的かもしれません。だからこそ、時代のSOSであり、悲鳴であると思っています。

 「髪の毛ふり乱して発言するあなたを見て、そうなんだよと思い、元気をもらう人もいる。限界を感じて歎くあなただから一緒にやろうと思う人がいる。あなたのメッセージはとても大切。今からこの事をまた一緒にやろう」と言ってくれる友人達に感謝し、やっとホッとできました。

 傍聴席と一緒に作りあげた一般質問だったんだなあと思いました。

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【写真】桜満開時の国立駅ホームからの写真をパネルにし、「旧駅舎を復元すると、この風景はその陰になって見えなくなるのでは」と質問。市長は明確な回答をしませんでした。

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2009年6月 9日 (火)

「一市民」様へ

 シングルマザーの問題と、3・4・10号線地権者の問題は、比較する問題ではなく、どちらも個別の深刻な事情を抱えた問題として私はとらえています。
 共に丁寧な対応を行政に求めていますし、それぞれの担当課長も努力しています。
 今回の訴えをされたシングルマザーの方々(お2人)の個別事情はプライバシーですから書きませんでした。
 同席し、横でお話を聞きながら、私は正直胸が痛み、同時に本当に一人でいくつもの困難な状況を抱えながら、よく頑張ってこられたと心から敬服いたしました。また、その様な親子のSOSに親身になって対応している事業所の動きにも感動いたしました。「実家」もなく、頼れるところもない親子の「実家」的役割を担っているこの様な事業所を大切にしなくてはと思いました。ここから、希望が見えました。

 三月議会には公立保育園の民営化に関する陳情が、保護者の方々から出されました。また、3・4・10号線の地権者の方々からは、2度の測量にも関わらず、ここで担保なき先伸ばしをされては死活問題として陳情が出されました。
 この2つの問題を「財政」でつなげたのは行政でした。公立保育園2園を民営化すれば、2億円の財政効果が出る、それを元に道路をつくるという、ヒドイ理屈がまかり通りはじめました。
 その事は、保育園保護者と3・4・10号線地権者の方々の双方を苦しめ、傷つけました。

 3・4・10号線地権者の方々は、都の補助金や市の未利用地の売却や駅周辺のまちづくりの中で、充分財源は捻出できるはずという一文をわざわざ要請書に加えられました。
 また、保育園保護者の方々にも、決して、3・4・10号線の問題をリンクさせないでくださいと理解を求めました。

 優先順位の競い合いは対立のもとです。対立する必要のない当事者同志が対立させられていくのは悲劇です。どちらも、公的責任においての丁寧な対応が必要です。
 そのための財源捻出に尽力するのが首長の責務で、それをチェックするのが私の仕事です。

 急激な経済危機に対する15兆円もの国の追加補正予算が通り、国立市には1億3千万円の交付金が入る事になりました。
 10億円足りないと市は言いますが、そのうちの8億円ほどは臨時財政対策債です。今年度で終わる予定でしたが、間違いなく延長されるでしょう。選挙がらみの超バラマキです。

 しかし、この様に末期的な経済危機である事を自覚するならば、国立では、国からおりてくる税金を有効に使い、人と人とをつなぎ、助け合えるまちづくりをする事にあると私は考えます。
 もしかすると、3・4・10号線地権者とシングルマザーや保育園保護者がつながれば(例えば、どこかの時間帯で車をとめて公園道路にするなど)、こども達の良い空間を作れるかもしれません。
 そんな風に私は考えます。

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2009年6月 2日 (火)

市長への要請と教育長への訴えに同席しました

午後1時~2時
 シングルマザーの方が、月12回が上限のホームヘルプサービス事業を24回まで増やして欲しいと市長に要請し、私も同席しました。

 そもそも、フルタイムの人には、月12回では到底足りません。現行は、1回8時間を上限に月12回までとなっていますが、せめて月96時間までとなると、1回4時間、保育園や学童保育の帰りから晩ご飯を食べて寝るまでの、子どもにとって、安定した生活が保障できる訳です。

 実家が遠く親子だけでの暮らしをサポートする場合など、ヘルパーも複数が必要です。子どもは大きくなったが自らもシングルマザーという共感関係で派遣している良い事業所が国立にはあります。
 事業所・行政がパートナーシップを結ぶ、ひとり親支援事業を進めて欲しいと思いました。

午後2時~3時半
 教育問題で、保護者の教育長への訴えに同席しました。

 ある中学で、移動教室先にお菓子やトランプなどの「持ってきてはいけない物」を持ってきた生徒を調査するのに、自己申請ではなく、自分以外に持ってきた人を報告する(子ども達の世界では「チクル」と言うらしい)調査を行い、ある部活では、罰として校庭を何周か走らせたという事でした。
 アンケート用紙には、「明るい学校生活のためにも正直に書いてほしい」という教員のメッセージがあり、必死の様子がみてとれました。

 早川教育長は、「学校は指導に一生懸命なんですよ」と擁護気味。
 保護者は、「こんなアンケート書けないよ」と悩む我が子の悩みは自然であり、この調査のどこが教育的なのかと訴えました。

 「きちんと指導すべき事ですが、一方、将来、振り返って思い出となるのはこんな事なんですけどね~」とおだやかに微笑む教育長にホッと気持ちがゆるみました。本気で向き合わないといけない問題と、どこかで、見逃すゆとりを持ちながら見守る問題の仕分けができないと、学校は、教員も子ども達も息苦しくなります。

 「本当にやってはいけない事」の判断力がつかない可能性もあります。
 教員が、アンケート用紙に「正直に書いて欲しい」と書く時点で、もはや正直には書かないと思っているのでしょう。
 悲しい事に、その無意識は以心伝心で子どもの無意識に伝わり、反発、もしくは、教員の意に添う上手い回答だけが生まれてくるように思います。そうなると、教員はますます子どもを信じられず、悪循環に陥るのではないかと思います。

 思春期の子どもに関わるには「大人度」が問われます。
 今回の学校の対応は、申し訳ありませんが、大人げないと正直私は思いました。

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2009年6月 1日 (月)

甲州街道歩道の件で、TBSが下見にきました

 甲州街道の歩道の狭さ・危なさの実感調査を議員有志でおこない、新聞三紙に載ったと先日ブログに書きましたが、その記事を読んで、TBS『噂の東京マガジン』のディレクターが、番組で取り上げられないかと下見にこられました。

 車イスの方々が今回も来てくれて説明して回りました。ディレクターさんの反応が的確で、大変勉強になりました。今から独自調査をおこない、番組に取り上げるかどうかを決定するとの事。

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