2016年3月 2日 (水)

一般質問でこんなことを聞きます

3月2日

本日1時15分から一時間、私の一般質問です。壇上でおこなう最初の質問の原稿を以下に載せました。本番では、その時の感覚で少し変えたりしますが、概ねは以下の通りです。さて、答弁で何が出るか。どんな議論ができるか、結果はまた報告します。

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通告に従って一般質問します。

大きな一番目は市長に二点伺います。

①毎回連続して質問しています、国立駅のエレベーターが18人乗りの大型になった経過を記したプレートの設置について、当時陳情を出したしょうがいしゃ団体とJR八王子支社との懇談会が、佐藤市長の呼びかけで開かれたと聞きました。

市長が呼びかけたことでJR側も部長が来られたとのこと何よりでした。

その成果について、プレート設置は進んだのか伺います。

②2016年度から平均22%もの国保税の値上げを佐藤市長は今議会で提案していますが、対象となる被保険者の数は減り、課税所得も下がる中でこの大幅値上げをすることによる影響をどう捉えているか伺います。

大きな2番目の質問は女性の人権です。
3月8日は世界ウイメンズデーです。

今年は、その日あたりに、国連女性差別撤廃委員会から日本政府に対する勧告が出る模様で、12月議会で採択された婚外子差別についても盛り込まれる可能性があると陳情された方から聞いています。
政府には勧告の速やかな履行を求めます。

さて、女性差別撤廃条約を批准して30年たちました。
女性に対する機会均等ははたしてどれくらい実現できたのでしょうか、国立市の課題について三点質問します。

①自分らしくいきいきと暮らすことのできる社会の実現を基本理念とする第五次男女平等・男女共同参画推進計画素案ができました。国立市ドメスティックバイオレンス対策基本計画も盛り込んだ中身の濃い計画となっています。計画に基づき、2016年度は条例づくりが始まります。計画を着実に推進していくためにも条例づくりと並行して男女平等課を創設してはどうか提案しますがいかがでしょうか。

②2月13日に一橋大学で「困難から女性が立ち上がる時に地域でできること~女性への暴力と貧困をなくすために市民と行政との協働を考える」というシンポジウムが開かれました。

パネリストとして永見副市長が女性差別提案条約を批准した時のことに触れ、「当時は女性の貧困というテーマは開発途上国のテーマであった。それが30年経て日本社会のテーマになるとは思わなかった」という旨の発言をされました。それを聞いて、私も全く同感、そこで今回の女性差別撤廃条約を批准して30年もたつのに、なぜ女性をとりまく状況は良くならないのかをテーマに取り上げました。

ひとり親、高齢女性、若い女性の貧困や暴力といった困難な状況の実態把握と支援施策について伺います。

③12月議会の一般質問でも取り上げた、嘱託職員の内の8割以上が女性という構造的差別を解消する仕組みをつくることについて伺います。

女性の貧困の理由の一つに、非正規労働があげられます。
厚生労働省の調査によると、女性の非正規労働者の賃金は男性正規労働者の37%しかありません。

25歳から34歳の非正規労働者比率は男性は18%、女性は40%と若い世代でも非常に高くなっています。

このことは市役所でも言えることです。

市役所で働く女性の嘱託職員で一番多いのが保育師です。

これは次の質問にも関連しますが、ほとんどの保育師は女性で、しかも民間では他の職種と比べて継続して働く年数は半分以下であり、従ってキャリアが少ない若い保育師ばかりの職場となりやすく、チームケアや専門性が育ちにくいと指摘されています。

公立保育園はその点はまだ良いですが、それでも嘱託職員は32人と一番多い職場です。女性嘱託職員の正規化を進めるべきと考えますが、当局の見解を伺います。

大きな三番目の質問は、保育行政についてです。

佐藤市長は保育審議会に公立保育園の民営化の基準についての諮問をおこないました。このまちで生まれて良かったと思える子ども施策をと施政方針で力強く宣言していたことと、この諮問「公立保育園の民営化」は矛盾することになると私は思います。

公立保育園の民営化の前に、国立市保育指針をつくり、4つの公立保育園を地域保育支援センターとして、子育ての総合相談や出前保育など機能強化をはかり、国立の全ての子どもたちに決め細かな保育を保証するといった、真に保育の質の視点での施策を打ち出すべきと考えますが、市の認識を伺います。

大きな4番目の質問は、公民館の館長人事について是松教育長に質問します。

やねだんの奇跡と言われる鹿児島県鹿屋市柳谷豊重自治公民館館長、「持続可能な社会をつくるための教育ESD推進のための公民館、コミュニティラーニングセンターCLC国際会議」を開催してこれからの公民館のあるべき姿を示した岡山市、農村型公民館も都市型公民館も、過去の遺物ではなく、今こそ必要な、住民自治、社会教育の拠点としてすばらしい実践をおこなっているところがあります。

国立市も、たった一館しかない公民館ですが、60年前に都市型公民館として種がまかれ、市民大学、女性問題学習、わいがやと全国的に有名な社会教育の実践を積み重ねてきました。昨年11月に開かれた外国籍市民懇談会では3グループ中2グループから、国立で一番好きな場所は公民館と出るほど、今もなお、注目に値する活動を続けています。

国立では本来的な公民館機能を守るために、1999年、上位法である社会教育法の改正により、公民館運営審議会の必置が任意設置になっても、公民館条例で明記、館長人事についても同様に、法から削除されても庶務規則3条に「館長は公民館運営審議会の意見を聞いて教育長が任命する」を残しました。

公民館は、成り立ちから言って、決して出先機関ではなく、独立した教育機関としてその主体性は尊重されるべきものです。

今は、館長は、他の人事と同じように扱われていますが、本当は違うものとして考えるべきもので、規則ではなく、条例に上げ、更に、公募や、公民館運営審議会で選んでも良いと私は考えます。本来そういう機関だと考えるからです。

さて、2月9日の公民館運営審議会に是松教育長が出席、館長人事についての意見を聞かれたとのことですが、傍聴していた市民から、その意見聴取が一般的なもので、公民館運営審議会委員長も、これは庶務規則3条に基づくものではないと言っていたので、そうなのだろうが、とてもあいまいであったと聞きました。そこで、質問します。2月9日の意見聴取は庶務規則3条に基づくものではないということでよろしいでしょうか。

以上、答弁は大きな項目ごとに、再質問は自席にて行います。

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2016年2月27日 (土)

「誤回答防止のため」、「外国人」か「しょうがいしゃ手帳保持者」かを問う市民意識調査の設問は大問題!

2月26日

25日から、三月議会が始まりました。
本日は休会日で、明日27日土曜議会です市長の施政方針に対する会派代表質問がおこなわれます。

ひとり会派である私の持ち時間は10分しかありません。
2016年度の佐藤市長の施政方針は、22ページにも及びます。平和、人権、男女共同参画、子どもの貧困、若者、高齢者、しょうがいしゃ、南部の自然、環境などなど、自分の言葉で語っていると感じます。公立保育園の民営化や国保の値上げなどの財政改革のやり方には大反対ですが、平和や人権、福祉に対する姿勢は評価できます。

明日の会派代表質問では、私が一般質問で提案したことがきっかけとなり、2016年度から始まる国立市平和の日(6月)に向けて、貧困へのリアル感、上原元市長への求償裁判など質問する予定です。

さて、本日、「市民意識調査が送られてきたが、よくわからない質問が多い」との相談を受けました。

調査書面を見せてもらって、一番驚いたのが、最初に述べた設問です。

「誤回答防止」って何?

そもそもアンケートに誤回答ってあるの?

外国人やしょうがいしゃ手帳を持ってる、にチェックすると、その回答は誤回答の可能性があると疑われるの?

それって、偏見では?

外国籍市民やしょうがいしゃを意識するなら、漢字にルビをふったり、中国語や朝鮮・韓国語、英語で質問するといった配慮こそ必要。

他にも、公共施設の老朽化への対する設問では、お金がないから、縮小しなくちゃいけないんだけど、狭くするか、くっつけるか、なくすか、どれがいい?みたいなマイナスばっかり並べて、ましなものを選ばそうとする。

アンケートは、設問しだいで設問者の期待通りの答えを誘導できると聞いたことがある、それほどアンケートとは難しい。

私に相談された市民は真剣に答えようとして、読めば読むほど設問に対して憤りがわいたと言われた。

その憤りこそ市に伝えようと思う。

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2016年2月14日 (日)

Stop貧困!もう1人、山本太郎さんみたいな国会議員を誕生させたい!

2月13日

午後2時から一橋大学で開かれた「女性が困難から立ち上がる時に地域でできること」に参加しました。

このシンポジウムは市民による実行委員会と市が共催し、一橋大学男女共同参画センターなどが協賛して開かれたものです。

100名ほど参加があり、民生委員さんたちや市の関係する部所の課長や女性相談支援員も参加しており、参加者のほとんどは女性でした。議員も私を含め、6名が参加していました。

1部は基調講演で深刻化する女性の貧困やDVに対する実態についての戒能民江さんの話、2部の永見副市長、地域で女性相談を実践する支援員の遠藤良子さんの話を聞き、あらためて女性が置かれている状況の厳しさを痛感しました。

ようやく、行政と市民の協働がスタートしました。

困難な状況を抱えた女性たちが、これで生きていけると思える地域づくりが始まります。

これからが実践です。
1年後、また一橋大学で同じテーマで第二回が開かれ、1年間の成果と次のステップが示されることを期待します、と感想を書い提出してきました。

これ、3月議会でも提案しておきます。

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そして夕方から国立駅南口とさくらホールでの「山本太郎さんのトークライブin国立」は大変盛り上がりました。

特に、若い人たちが足をとめたり、チラリと見たりして通りすぎていくのが印象的でした。

国立って、やっぱり学生が多いまちなんだなぁと思ったしだい。

山本太郎さんの言葉
国はあなたのことを愛してはいない、コストとしか思っていませんよ。
経団連は一生懸命自分たちの側にたつ国会議員を出しています。
だから、経団連に負けないように、仲間を増やして議員が無視できない力を持つことなんですよ。…

わかりやすいが奥は深い。サラ金のような奨学金制度、非正規、ひとり親、高齢者の貧困状況を示しながら、60%の人が生活が苦しいと感じていると訴える。

60%の声を集めて響かせる、それが7月選挙に向けて必要なんだと思いました。

15歳の若者が「世の中は矛盾ばかり。グレーが多すぎる。世の中をどう見ればいいのか。マスメディアはなぜ言わないのか」と質問、山本太郎さんはテレビなどはスポンサーがいる。一台の戦車をつくるのに1000社が関わっている。(つぶやき…戦車に千社!シャレにもならないけど、戦車って商品なんだ、戦車作って儲ける企業がたくさんあるということ…)だから、大手メディアは言わない。だから、真実は自分で見つけるしかない。でもね、頑張ってやってもダメな時もある。その時はあなたは若いのだから、だめな大人たちにまきこまれる必要はない。たとえば1年間、外国に行ってみるとか、逃げ道は用意してと答える。

そのやりとりを聞いて、山本太郎さんみたいな国会議員がもう1人欲しい!と思いました。

このような場を開けて本当に良かったです。いっしょに企画した人たちに感謝します。

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2016年1月28日 (木)

しょうがいしゃの自立生活が危ない!今こそ共闘しよう!〜わたしたちのことをわたしたちぬきにきめないで!〜 全国公的介護保障要求者組合主催の院内集会と厚生労働省に参加して

1月26日
本日は、タイトルにある院内集会で久しぶりに参議院議員会館に行きました。

今年度、厚生労働省は運用規則の厳格化をはかり、各自治体の生活保護の資産調査が強化されました。

自治体によっては、通帳のみならずサイフの中の小銭まで調べられたり、商品券の金額までチェックされ精神的な苦痛で体調を壊した、こんなやり方は人権侵害ではないのか、との訴えがなされました。

その訴えを聞いて、出席していた山本太郎参議院議員が、これまた出席していた厚生労働省の職員に対して、「皆さんだって、サイフの中を見せろと言われたらイヤでしょ。ボクだってイヤだ。そこまでやれと言ってるの?」と質問。

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厚生労働省としては、自治体に対してちゃんと多額の資産を持っていないかの調査をする様に言ってるので、そのやり方までは言及はしていない。持ち帰って協議したい旨の回答をしていました。

他に、入院時のヘルパー派遣を日野市が認めないとの問題について、2年後の法律見直し時には重度訪問介護は使える様に整えるとの回答がありましたが、それでは遅い!早くその方向を全国の自治体に連絡してほしいとの強い要望が出されました。

ジェネリック薬品を強制されることのおかしさや、介助者不足の問題や、介護保険制度としょうがいしゃ福祉制度の違いの尊重など重大な問題がいくつも出されました。

この様なじゅうどしょうがい当事者団体 の提言については真摯に耳をかたむけて改善がなされるべきだと思いました。

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2016年1月17日 (日)

2016年のビジョン

☆激動の2015年末は…初救急車!
年末の31日の朝、前日から始まった気持ちの悪さがピークに達し、結構な量のコーヒー色のものを吐いてしまいました。「それ吐血だよ、救急車」とそばにいた夫が119番に電話、生まれて初めて救急車に乗りました。
搬送された多摩総合医療センターERで、これまた生まれて初めて胃カメラの検査を、オエッオエッしながら死ぬおもいで受けましたが、なんと胃に異常はなく、逆流性食道炎はあるので胃酸を抑える薬をもらって帰宅、お正月は養生していました。

☆昨年10月で60歳、還暦を迎え、人生、二回り目に入ったことで、これからはますます一期一会で丁寧に悔いなく生きたいものだと考えていましたが、年末の救急車騒動で、自分の心身のバランスを整えることの大切さも実感したしだいです。

☆2016年は、自らの心身のSOSにも耳を傾けながら、あれもこれもと手を広げるのではなく、「いっしょに生きよう!」の実践を積み重ねていきたいと思います。

☆始動!
1月5日…遠くから国立市に引っ越してくる人の保育園申請に関しての国立市の対応が悪かったという問題について担当課との話し合いました。これが初仕事でした。

7日…昨年同日に急逝された車いすの橋本江津子さんを忍ぶ会に参加しました。その時のことがきのうのことの様に思い出され、胸が熱くなりました。

9日…昨年12月に立ち上げた女性の居場所の餅つきをやりました。もち米は国立でとれた天神米で、とっても美味しく感動!

10日…午前は公民館を守る会、午後は議会レポートの打ち合わせをおこないました。

11日…毎年恒例の高麗神社に家族で孫も一緒に初詣に行きました。おみくじは末吉、万事控えめにして、たんたんと使命を果たし、自分の器を大きくせよのメッセージに妙に納得!飯能銘菓「四里餅」もお土産に買って帰り ました。 

12日…重度のしょうがいしゃの方々で構成された全国公的介護保障組合の視察に同行させていただきました。
横浜市保土ヶ谷区にあるしょうがいしゃ生活かいご支援センターにて、横浜市の単独事業である自立支援アシスタント事業(主に知的や発達や精神のしょうがいのある方々の自立や自己決定に向けてのパーソナルサポートを行う事業)の説明を受けましたが、国立市でそういう制度があったら助かる人たちは少なからずいると思いました。

14日から15日…国立の友人で、中伊豆に、大きな不耕作農地(家つき、山林つき)を買い、夫が米や野菜をつくる第二の人生をスタートしたお宅を訪問。まきストーブに火をつけ、川のせせらぎを聞きながら、畑越しに冬の山を見ていると、心がゆるんでくるのがわかりました。

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2015年10月12日 (月)

どんなに重いしょうがいがあっても地域であたりまえに暮らしたい!

本日は、「ライフステーション・ワンステップかたつむり40周年記念企画70・40」のお手伝いで参加させていただきました。

この企画は70才になる三井絹子さんのお祝いも兼ねており、「私は人形じゃない!施設ではなく、死ぬ気で地域であたりまえの自立生活をしたい!」

と闘ってこられた人生と、知的しょうがいを持つ井上はるなさんの自立生活をお芝居にしたものでした。

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会場となった芸小ホールにはたくさんの車いすの人たちが来られ、北海道や青森、岡山から来られた方もいました。

聴覚にハンデキャップのある方々には要約筆記のスクリーンが用意され、全盲の方には説明のボランティア補助がつきました。

市長、副市長も参加、議員も何人も参加していました。

終わってからの交流会で岡山から参加された森長ヒ素ミルク被害者の会の活動をされておられる方から、「本日参加して、ここは日本ではなく、福祉が進んでいる外国に来ている様に感じました。今でもまだ、多くの地方自治体は福祉は施設づくりだと思っている中で、地域であたりまえに暮らすことを三井絹子さんたち、しょうがい当事者が切り開き、それが浸透した地域になっていることは素晴らしい。」とのメッセージが心に残りました。

まさしく、国連のしょうがい権利条約の精神「わたしたちのことをわたしたち抜きに決めないで」が息づくまちになっていたのだなあと改めて感じました。

国立市でしょうがいサミットが開かれるといいなあとふと思ったしだいです。

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2015年9月17日 (木)

国立市議会「安全保障関連法案の今国会成立に反対する意見書案」可決! 幻の意見書にならないことを願って! 野党よがんばれ!

本日、国立市議会の9月議会最終本会議が終了しました。

今議会には、
東京都の補助金を使って通学路や商店街に設置できる「安心安全カメラの設置及び運用に関する条例案」(賛成多数で可決、私は反対)や、

マイナンバー制度導入に伴う「個人情報保護条例の改正案」(賛成多数で可決、私は反対)や

しょうがいしゃの権利条約の精神(私たちぬきに私たちのことを決めないで)を反映した「誰もがあたりまえに暮らすまちにするための『しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言』条例案」(全員賛成で可決!)

など重要な議案がいくつも出されましたが、

それらについでは次のブログで報告するとして、まずは、
なんといっても本日の最終本会議で審議し、賛成多数で採択された、「安全保障関連法案の今国会成立に反対する意見書案」について報告したいと思います。 

6月議会で「憲法違反の安全保障法案の速やかな廃案を求める意見書」を議長を除く21名の議員中、12名(共産党の高原さん、尾張さん、住友さん、社民党の藤田さん、緑の重松さん、民主党の稗田さん、そして無所属の関口さん、望月さん、藤江さん、石井めぐみさん、渡辺さん、上村)の賛成で採択しましたが、今回も同じメンバーで採択できました。

衆議院特別委員会の強行採決に続き、参議院特別委員会でもヒドイ強行採決でした。
このまま、今国会で違憲の安全保障関連法案を成立させることは立憲民主主義の崩壊につながります。

せっかくの意見書も法案が強行採決されれば幻の意見書になります。

少数でも野党にはがんばってほしいと願います。

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2015年5月12日 (火)

ノーサイドの社会をつくるために

選挙が終わり、ゴールデンウィークは、3日の立川で開かれた憲法集会に参加した他は、選挙活動でできなかった娘の育児(2歳7ヶ月と生後1ヶ月の男の子)の手伝いに明け暮れていました。

子どもの日に、城山里の家のプレイパークがやってなくて閑散としていて、静かで悪くはないが、これで良いのかなあと思ったり、ママ下湧水でザリガニ取りに挑戦したけど、やっぱり取れなかったり、孫を自然の中で思いっきり遊ばせるのは難しいものです。

連休が明けると、介助派遣や貧困問題などの個別相談の対応が始まりました。
国立市が導入するコミュニティソーシャルワーカーの仕事をしているなあと思います。

9日は立川や町田の朝鮮学校の子どもたちを支援するハムケの5周年企画で「60万回のトライ」の上映会でした。

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会場の多摩社会教育会館のホールには、招待した朝鮮学校の子どもたち(200名)も含めて600名ほどの参加がありました。
「60万回のトライ」は全国高校ラグビー大会でベスト4まで進んだ大阪朝鮮高校のラグビー部をソウル出身の女性のパクサユ監督が在日3世のパクトンザ監督と3年間追った長編ドキュメンタリーです。
K-POPもJ-POPも朝鮮の大衆歌謡も好きな彼らは、朝鮮半島の南と北、そして日本をつなぐ大切な存在であると監督は訴えています。
底抜けに明るい彼らの姿と、高校無償化から朝鮮高校のみを排除する日本政府が対比されています。
「ラグビーは試合の終わりはノーサイドの合図。試合が終われば敵もみかたもなく、たがいにたたえあい、交流する。しかし、日本社会にはサイドがある。日本社会もノーサイドとなるよう自分達も頑張りたい」と高校無償化問題での記者会見でラグビー部の生徒が発言する場面は、強く心に残りました。
私もノーサイドの地域をつくりたいと思ったしだいです。

今回の選挙は、急激に右傾化する政権の中での選挙であり、決して負けられない闘いでした。
当選できたとは言え、あれほどの力の入った中身の濃い市民型選挙ができたにも関わらず、票数が伸びなかったこと。
戦略ミスとは言え、生活者ネットが一人も当選できなかったことなど、リベラルなまちだと思っていた国立市が、そうではなくなってきたのではないかと正直、考え込む日々を過ごしていました。

そんな中で、ハムケの上映会でした。
久しぶりに会う、何人もの在日コリアンの人たちから当選の祝福をいただきました。みんな心配してくれていたことが伝わりました。
「ふるさと」に帰った様な気がしました。

10日は、府中派遣村が参加している〈安倍NO府中〉というイベントに行きました。
派遣村の皆さんたちも良かった良かったと肩をたたいてくださいました。
なんだか「ホーム」に帰った様な気がしました。
在日コリアンの人たちが教えてくれる「ふるさと」
派遣村の人たちが教えてくれる「ホーム」
その本物のあたたかさ、
そして、しょうがいのある人たちが教えてくれる「あたりまえの」大事さ、
奪われたものを取り返そうとする人間の尊厳から生まれる本物の強さ、
人権の発動、改憲し戦争できる国づくりを進める安倍政権にストップをかけるには、それしかない様な気がしています。

ノーサイドのまちをつくるために、自分の人権感覚を更に鍛え、自由と平和を体感できる場づくりをしようと思っています。

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2015年4月16日 (木)

「いっしょに生きよう!」 国立駅前演説会

様々な方が様々な立場から今の問題を訴えます。
宇都宮健児さんもお迎えし、お話していただきます。
是非おいでください。

と き : 4月19日(日)12時50分~14時
ところ : 国立駅南口(旧サンリオ前・予定)

話し手 : 宇都宮健児さん (元日弁連会長)
井上 スズさん (元国立市議会議員、93歳)
三井 絹子さん (国立市在宅しょうがいしゃの介護保障を考える会)
遠藤 良子さん (くにたち夢ファーム)
松野 哲二さん (府中派遣村村長)
島田 清作さん (砂川を記録する会)
上村 和子 他

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2015年3月22日 (日)

昨日出会った人たちが教えてくれた大切にしたい5つの話

★その1:「本当の力がつく、素敵な悩みだね

この人がうるさいからイヤでこの人が来なくなって、この人がキライだからこの人が来なくなって、個人的に出かける方がいいからっていう人も来なくなって、このままだと会がなくなるんじゃないかと心配です。

……事務所に寄ってくれたMさん。知的しょうがいを持つ人たちの本人活動「語る会」のリーダーの悩み。この悩みって、本質的で普遍的なこと。これが乗り越えられたらスゴいよ!

★その2:「カフェは、まちの茶の間なんだなあ

シングルマザーで子どもの一人が発達しょうがいを抱えている人がいて、本屋だったらその子だけでいられるから、働く時にはそこにいてもらっているって話しを聞いた。それは大変だと思い、知り合いにつないで預かってもらえることになった。そういう人と人をつなぐ『人』が必要だと思う。いい構想だから、1ヶ月に1回ぐらいなら、この場所使ってもいいですよ。

……疲れると寄りたくなるスープカレーのお店で。オーナーに「女性の実家づくり」構想を話したらかえってきた話。
カフェってつながる場でもあるんだなあ。

★その3:「6月議会で提案したい“男性支援事業”!

男性が男であることに縛られて、弱さを出せず、女性や自分より下と思う人を力で支配しようとする。最近はその支配・被支配の構造にはまって支配側にたつ女性も出てきたけど。本当は男性だけで男性性を手離すピアカウンセリングプログラムをやりたいんだけどね。そういうNPOつくろうかなあ。

……久しぶりに会ったRくん。介助の仕事の中で、しょうがいしゃの自立運動から生まれたカウンセリングに出会った。彼に影響を与えたのは、世界会議で出会った、ネイティブアメリカンやアボリジニの人たち。少数民族の生き方に自分を重ね、差別から解放される生き方を探している。
国立市には女性支援はあるが、表裏の関係である男性に対する相談支援事業はまだない。取り組むべき課題です。

★その4:「それって素直ないい体なんじゃないかなあ

近頃調子が悪いんだよね。春、急に温かくなるとダメだねえ。うつと自律神経が悪くなるよ。針すごい効くよ!

……Hさんはここ数年、心身の調子がすぐれない。特に季節の変わり目はこたえる。私も同じ。
「針すごいよ」のHさんの言葉を聞きながら、もしかしたら私たちの心身は「弱い」というより「素直」なんじゃないだろうか、悪いことばっかりでもないかもしれないよー、と話しながら、しばし針談義、ツボ談義。

★その5:「生活困窮者支援にはフィナンシャルヘルスについてのサポートが必要!

今の日本にはフィナンシャルヘルスが欠けていると言われています。フィナンシャルヘルスとは貯蓄の健全性ということです。仕事が不安定だとか非正規だったりとかでお金が留まらずにいつもお金がないという状態や、多重債務などで生きるためにお金の感覚を失い、どうにもならなくなってしまった人たちが多い。生活困窮者支援の中に家計支援が入っているが、家計支援の推進の中で、このサポートを入れた生活立て直しのための資金貸し付けをやれれば良いと思います。

……生活困窮者支援のためのマイクロファイナンスの在り方を一緒に考えてきたWさんの言葉。税金の徴収現場では多重債務の相談に応じているが、その後の生活立て直し支援までには至っていない。そこに有効な施策なんだと思う。
ウーン! いつもだったら6月議会の一般質問で取り上げるべきテーマ! また、選挙がハードルに! なんだか、悲しくなってきたよ。

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