2016年3月11日 (金)

予算委員会始まる

3月7日

本日から10日まで予算委員会です。本日は実施計画(2016年度~2018年度までの3年間の財源も含む行政計画)について5分間、2016年度一般会計当初予算案の中の歳入について10分間質問しました。

たった5分で3ヶ年の行政計画について質問できるわけはありません。また、歳入についても同様です。

必然的に質問というより、まとめて意見になってしまいます。

☆実施計画について
昨年2015年の予算委員会に提出された実施計画では、2016年度は実施計画策定時の財源不足額は9億円だが、決算で不用額など調整できる金額が7億円あり、実質的に2億足りないので1億円は(普通預金相当する)財政調整基金から、残りの1億円は財政健全化で負担すると計画されていました。
しかし、今回出された実施計画を見ると、同じ2016年度は、実施計画策定時の財源不足額は5億円(昨年のものと比べると4億円も少ない!どうして?)で、それを財政調整基金と財政健全化でおぎなうとだけ書かれてあります。

昨年出されたものにあった決算時の調整額7億円を考慮に入れると、むしろ2億円あまるわけです。

そうではなく、今回示された財源不足額5億円は、昨年の実施計画上では決算調整後の実質的財源不足(昨年のものには2億円とあった)だとしても、国保で3億円の値上げをするので、市民は大変だけど、行政としては、市民負担増で不足額を補填しただけの様に思えます。

10億円以上の予算と決算の解離が出ている現状の中で、予算の数字を信頼する担保がなくなり、わかりにくい、不親切な実施計画になったと意見しました。

☆歳入については、市税収入は2015年度予算に比べると1億5000万円増えています。内訳は、個人市民税は所得そのものが低くなったことで、前年度に比べて7500万円減り、法人税も税制改革の影響で5400万円減りましたが、固定資産税な都市計画税で3億円ほど増え々たことでトータルで1億5千万円ほど増加しています。

また地方消費税交付金も税率アップの影響で前年度に比べて1億円増え、市民生活は厳しくなったけど、市としての歳入は、さほど厳しくなった様には思えません。

また、試算では1億円は使える臨時財政対策債は借りないということで、全体を見れば国保の大幅値上げなど、しなくてはならないほどピンチにはどうしても見えないと意見したところ、担当課長から「国立市の財政は非常に厳しく、爪に灯をともすような思いで財源を調整している」との発言がありました。

この言葉は実感だろうと思います。

高齢化の中で福祉や医療費は増え、税収は落ち、近い将来、公共施設の老朽化に伴う建てかえもしなくてはなりません。
自治体の運営は厳しくなっています。

それでも、国立市の財政力は全国的には富裕団体に属します。
企業は少なく、個人市民税が主たる税収ですから、良好な郊外型自治体と言えます。

国立の財政はこれから厳しくなってはいくが、その分、市民負担は増えている、所得は減っているにも関わらず!

だから、行政は「お金がない」とは言ってはいけない、私はそう思います。

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2015年4月 1日 (水)

大学通りとさくら通りの桜が美しい!

高架になった国立駅ホームのワイドビューは、絶景ポイントで、まっすぐ見える大学通りの見事な桜並木を写真におさめる人たちでいっぱいです。

旧国立駅舎が復元されると、今の眺望はなくなります
旧国立駅舎の復元はやめて、駅前を広場にし、今の眺望を残す ── その広場で、お休みの日には(市内のお店が月替りで)オープンカフェを開いたり、ファーマーズマーケットを開いたり、音楽や大道芸をやったり……、のほうがゼッタイ良い!と主張しているのは、議員では「私だけ!」
自分の主張が間違っていないと思うのが、今の桜の時期、秋の紅葉の時期、そして冬のイルミネーションの時期……。ねっ! 間違ってないよね

さくら通りの桜のアーチは夢のトンネルです。
大学通りの桜並木より好きという住民も多く、私もそのひとりです
大木となったソメイヨシノがつくる美しい世界……。

まもなく府中からさくら通りにつながる都道に備え、さくら通りの改修工事が始まっています。4車線を2車線に減らし、両側に双方向の自転車道をつくり、倒木の危険のある桜の伐採をおこない、大木にならず、街路樹に合うとされるジンダイアケボノに植え替え、そしてデコボコしている歩道を整備するという中身です。
その中でソメイヨシノを伐採し、ジンダイアケボノに植え替えるという計画を、もう一度見直すべきという市民の声があがったわけです。

この件では、ここからが私が伝えたいことになりますが、時間がきたので続きはまた!

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2015年3月20日 (金)

大事なお話を二つ聞きました

まずは報告!
現在、咳はコンコン状態に軽くなり、腰は、本腰!のギックリ模様になってきました(天気予報みたいですが)。

この一年、素晴らしいリンパマッサージの施術者に出会い、定期的に体をほぐしていただいています。
いつもは横になって受けるところ、昨日は、ギックリが怖く、横になれず座ったまま、背中から腰までフローしてもらいました。
痛みを感じる神経は骨に沿っているそうで、骨の周りを押しながら整えると、流れて痛みが治まるとのこと……(痛いの痛いの飛んでけーって、理にかなってるんですね)。

体がほぐれると心もほぐれ、あれやこれや口に出てくるのですが、その施術をしてくださっているAさんが、突然、「上村さん、選挙の話しになったとたん、急に体が固くなったよ!ものスゴいよ!とても選挙する人の体じゃない!」と言ってくれました。

「登校拒否」は、おなかが痛い、頭が痛い、など、自分の意志ではコントロールできない自律神経失調症を伴うことが多いですが、私も同じなのかなあと思います。
それは、私自身のプレッシャーへの弱さをうまく解消できないことの表れなのだと思います。

本当にやっかいで、周りの人たちにも心配や迷惑をかけますが、それでも自分にとっては、やはり愛すべきものです。
自分の弱さと上手くつきあいながら、べてる式に、「弱さの情報公開」をしながら、選挙をやっていきたいと思います。

  …

ここから、本題です。

今、泥憲和さんの話しは大事!

先日、元自衛官の泥憲和さんのトークを聞き、本当に「目からウロコ」でした。

憲法9条が実は一番自衛隊を守り、国際的に(中立性の上で)信用もされていたという事実。
それを台無しにした安倍首相の自衛隊の軍隊化の危なさ。
現実味に欠ける幻想を、さも実現できるかのようなウソをつき、国民をだまし、改憲しようとしている安倍政権で日本は危機に陥っている。
国民よ騙されるな!これが事実!と、いくつもの根拠を示して話されました。

泥さんの話しを、特に若い人に、早く聞いてもらいたい!
あーっ、選挙がなければ、今すぐにでもやりたい企画です。

JRの組合であるJR総連さんに、9条連の活動をなさっている方がつないでくださいました

その中で、JRがいかに正規職員を非正規にかえたのか、正規職員は管理職だけで残りは非正規ばかりの駅も増え、委託も増え、事業も子会社方式の細分化……。
更に、効率化を求めて人ではなく機械警備化が進んでおり、無人駅が増える。矢川駅などはその対象。何かあっても、そこに駅員がかけつけるまで、時間がかかるようになる。それは危ないことだ。

組合としては、今、立川断層が気になっており、対策を検討中だが、そういうことも本当は地域住民と一緒に考えられたらと思っている。
そういう場を、上村さんのような議員がつくってくれると嬉しいと言われました。

国立駅の整備事業については、本来の交通体系の安全性より、周辺事業の方ばかりが検討されてきました。

旧国立駅舎は場所をとる。災害のような緊急事態を想定すると、できるだけ空間を確保し、駅からあふれた人がたまるスペースが不可欠だと私は発言していますが、それは間違っていないと思いました。

う~ん!これも、選挙が終わってから取り組むべき重要テーマで、取り組むためにも、選挙、負けられなーい!

ちなみに、立川駅にある盲人用の黄色いライン、途中で曲がっているところがありますが、それは3・11でできたゆがみなんだそう。教えてもらうまで、全く知りませんでした。ビックリ!です。

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2011年11月 9日 (水)

地域で人をつなぐ活動をしている方々の話しを聞く──「国立の町の問題を考える会」報告

 本日は国立でソーシャルインクルージュンのまちづくりを実践中の市民活動をされている方々のお話しを伺いました。

 まず、谷保の農地と屋敷林と路地とを一体化し、コミュニティー再生とも言える事業を展開中の菅井まゆみさんからお話しを伺いました。

 菅井まゆみさんは、不耕作地と隣接する家を借りて、コミュニティーガーデンと居場所活動を行っています。

 ここでは学校に行かないことを選択した若者等が畑を耕したり、あずまやや生け垣を作ったり、ケーキを焼いたり、音楽をしたりしています。
 若者支援としてはまさしく「地に足がついた」自分自身を耕す活動で、私自身は大変期待し応援しています。

 次に、「くにたちあみてぃ~生きていていいと思える地域社会を実現するために~」の活動をしている稲川恵子さんから報告をしていただきました。

 稲川さんから活動内容の紹介記事を寄せていただきましたので、以下に掲載します。

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 「くにたち・あみてぃ」の活動について紹介します。

 2008年暮れにリーマンショックによる派遣切りがあり、仕事と住まいをいっぺんに失った人たちのために日比谷など各地で派遣村の活動が起こりました。

 お隣の府中でも、府中緊急派遣村が出来て、相談や支援、アパートでの一人暮らしを原則においた生活保護申請同行が始まりました。

 あみてぃの代表である高濱敏之さんは、横浜寿町や日比谷派遣村などで活動をされていましたが、2009年暮れから府中派遣村の要請もあり、国立周辺でも支援活動を始めました。

 路上生活者や住居を持たない人たちへのアウトリーチ(声掛け)や相談にのり、上村和子さんも一緒に役所との話し合いや生活保護受給申請に同行したりしました。

 その活動の中で、必要とされる次の支援が、見えてきました。
 アパートに入居でき、生活保護が受給されても、さらに福祉的サポートが無ければ生活出来ない、しょうがいや認知症を持っている方がいました。
 またアルコール、ギャンブル等の依存症があり、そこからの回復がなんとしても必要な方々もいました。

 受刑歴のある方や発達障害が疑われる方などもいました。

 そのことから2011年4月より「NPO法人 くにたち・あみてぃ」として、活動を始めました。

 現在の定例の活動としては、生活保護申請同行や日常生活などのパーソナルサポートと毎週金曜日夜8時から、国立公民館で「ベリテ」という、依存症からの回復をめざすミーティングと、第4土曜日の午後に東3丁目にあるのぞみ教会をお借りしての分かちあいの会「door」を行っています。

 「ベリテ」は今年の夏からの活動ですが、「door」はすでに1年を経過し、依存症から回復された方や、自死遺族の方などをゲストにお招きしてお話を伺ったり、毎回充実した分かちあいの場となっています。

 今のところ補助金や収益はなく、会費とボランティアとしての活動です。

 今後は講演会等の開催などで、広く活動を知っていただくことと、当事者の方々の生活自立や就労にむけた支援のお手伝いを継続していきたいと考えています。
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2011年7月13日 (水)

視察に来ています ──「まちづくりは人間関係づくり」

 本日から毎年恒例の近隣自治体の無所属の女性議員たちとの視察に来ています。
 参加者は、千葉県松戸市、埼玉県三郷市、東京都大田区・中野区・三鷹市・八王子市そして国立の私と総勢7名で、神戸、京都などを回ります。

 本日は、神戸の女性センターと、様々な聞き取り・相談・支援活動をおこなってきた「ウイメンズネット神戸」に伺い、災害発生時における女性の視点での支援についてお聞きしました。

 兵庫県立男女共同参画センター(震災時は女性センター)は、震災後6日目の1月23日から業務を再開しました。
 所長の清原圭子さんが副知事にまでかけあった英断によるものですが、業務再開と同時にどっと相談が押し寄せたそうです。
 また、女性センターを避難所にせず、相談、情報収集、発信の場に徹したとのことです。

 震災後の5月に女性センターは、『男女共生のまちづくりの提言』を出しました。
 その冒頭で清原圭子さんは、復興の兵庫に向けて、「想像を絶するさまざまな体験とこれからへの熱い想いを語り合いながら、そんな人間関係づくりが実はまちづくりそのものではないかと痛感しました」とのべています。

 《まちづくりは人間関係づくり》という彼女の実感は重要なメッセージであると思います。

 国立に女性センターをつくりたい──、これは99年に議員になったときからの私の夢でした。
 しかし、金がないからと、12年間後回しにされ続けています。
 今回、やっぱりどんな小さくても良いから女性センターが欲しいと思いました。いざという時の灯台にするために。
 やっぱり女の会を立ち上げねば~。
 ちなみに現在は男性へのDV相談もやっているそうです。

 ウイメンズネット神戸では、正井礼子さんの「阪神淡路大震災以来、災害時の女性に対する支援の在り方や性暴力等をなくすための提言が内閣府や民間女性団体から続々と発信され続けている。しかし、それらがいまだに聞きとられていない。なぜなのか。それは防災計画や避難所の意志決定の場から女性が外されているから。そのことを女たちは真剣に考えなければ。とりわけ、避難所において、女は大きな家の嫁として位置付けられている」という言葉が胸に残りました。

 明日は京都です。京都テルサでジョブパーク、就労サポート事業と、長年交流のある澤井勝さんの勉強会『震災後の国家財政と地方財政』があります。
 明後日は、近江八幡の菜の花プロジェクトです。

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2011年6月29日 (水)

公職選挙法とまちの問題を考える会

 午前中は珍しく会派代表者会議を傍聴。
 松嶋議員の辞職願いの受理についての話しあいだったから。

 松嶋さんは選挙の時、未成年の大学生がボランティアウグイスをしたということで公職選挙法違反に問われ、罰金及び公民権停止3年の処分を受けたとのこと。

 松嶋さんは大学生のインターンシップを積極的に受けいれ、学生さんたちも熱心に議会を傍聴されていた。
 その学生さんたちだとしたら、ある意味、選挙の手伝いは自然の流れのように思えてならない。

 ご本人も多くの支持者も、大切な議席を失い、当該の学生さんは家庭裁判所の指導対象になるらしい。

 それほどに大きな代償を払わないといけないほど、松嶋さんや彼女たちのやったことは「いけないこと」だったのか。

 問題は公職選挙法の方にあるのではないか。

 私は選挙の中で、選挙権がない中学生や大学生から、「選挙権のない人たちのことを考えた選挙をして下さい」とのメッセージをもらった。
 遊び場が欲しい、選挙について考える、学ぶ場が欲しいというものだった。
 20歳になって、いきなり投票に行きなさいと言われても無理だと、その若者は語った。本当にそうだと思った。

 公職選挙法を早急に時代や実態にあわせて、選挙をもっと開かれたものにして欲しい。

 取り締まるのはお金や物で票を集めるような明らかな犯罪に限ってもらいたいと思った。

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 夜は公民館で「国立のまちの問題を考える会」の第1回を開く。

 集まった人が気になるまちの問題を語りあったり、学習したりしようというもの。これからは月2回ほど開くことが決まった。

 早速、住民基本台帳ネットワークや福島原発事故による放射能被害や、生活保護や矢川団地建て替えや、国立駅前開発の行方やら、これからの経済動向やら、教科書採択問題などなど、たくさん気になる話しが飛びだした。

 次は7月6日(水)夜7時~9時、住基ネットをテーマに話し合う。場所は福祉会館の3階小会議室。

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2011年4月14日 (木)

当事者に学ぶまちづくりを

 この12年間、私は個別の市民相談だけではなく、多くの地域活動に係わりながら議員活動を行なってきました。

 しょうがいしゃの方々との活動や、毎月1回の知的しょうがいしゃのグループホームの泊まりサポート、くにたち派遣村活動、子どもの権利に係わる活動、立川朝鮮学校を支援する「ハムケ・共に」の活動、基地に反対するおんなたちの会活動などです。

 その活動の中で、私はたくさんのことを学びました。
 困難な状況を抱えた人たちが発する言葉は、個人の状況にとどまらない社会構造そのものが抱える課題そのものであると感じています。
 そして、重要なことは、その社会構造の課題から生じる大変さの中にあっても、それを乗り越える知恵が当事者にはあるという発見でした。

 その課題と知恵は、平和なまちづくり、認め合うまちづくり、支え合うまちづくりのための柱となるとの確信を持ちました。

 それが7年間私が訴え続け、ようやく国立市基本計画の地域福祉の柱となったソーシャルインクルージョンのまちづくりです。

 不景気があり、その中で起きた未曾有の巨大地震と津波による大災害、そして、深刻化する原発事故。
 戦後最大の危機に直面する中、当事者に学ぶまちづくりは、極めて有効だと思います。

 ソーシャルインクルージョンのまちづくりは人権を一番にすえた行政運営からはじまります。

 17日からの選挙では、118人の保育園待機児問題、一中アンケート問題、防災計画を福祉の視点での見直しをなどなど、山積する課題を訴えていきたいと思います。

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2011年3月21日 (月)

矢川駅に待望のエレベーターが開通!

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 本日から、工事中だった矢川駅のエレベーターが使えるとのことで早速行ってみました。

 まだ仮設階段ですが、エレベーターとエスカレーター(上り専用)とユニバーサルトイレがついていました。

 エレベーターは、車いすの皆さんたちが要望された通り、ストレッチャーが入る大きさでできあがりました。
 これで緊急の時の救急車のストレッチャーも入れます。

 ユニバーサルトイレも、国立駅に関しては国しょう協が市役所を通してJRとの話し合いをもち、更にひと回り大きく、用途をバリアフリーに徹しての改善について要望しましたが、矢川駅は個別の確認の間がなかったため、他駅と同様のユニバーサルトイレです。
 それでも、まだ新しいためか、それなりの広さがあったように見えました。
 近いうち、ぜひ車いすの皆さんたちと再度点検に行きたいと思います。

 完成まで大変長い年数がかかったことと、この間の災害で気持ちが沈むこともありましたので、これで長久保クリニックの腎臓透析の患者さんも一安心だなあと感慨深いものがありました。

 駅前のパン屋さんも工事で打撃を受けていましたが、エレベーターの利用者はこのパン屋さんの前を通るので、お客さんが帰ってくるとよいなあと思いました。

 残る谷保駅も早くバリアフリーにとりかかってもらわなくては困ると思いました。

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2011年2月 7日 (月)

すべては対話から始まる

 国立市しょうがいしゃ団体等協議会とJRの設計担当者(6名)との話し合いに参加しました。
 テーマは新国立駅の中にできる車いす用トイレについてで、4年前、同団体は東小金井駅で要望したことがどうなったのかということを確認し、さらにいくつかの要望をするというものでした。

 話し合いに、なんと4年前に出てきた設計担当のIさんが来られ、「4年前に皆さまからいただいた貴重なご意見を基に設計し、東小金井駅であったものよりも、少しではありますが、さらに大きなものといたしました」と、まず挨拶してくれました。

 車いすの方たちからは「多目的トイレになったがために、さまざまなものが入ることになり、かえって車いすのしょうがいしゃが使いにくくなっている。ベビーベッド等は男女別トイレのそれぞれのブースに個別につくること。また、多目的トイレとせず、車いす用トイレと明記して対象を明確にしてもらいたい」。あと、便座の高さ、取っ手の位置、ドアの幅等、いくつか要望が出ました。

 また、視覚障害の方からは「上りホームはよいが、下りホームの色の識別が難しい。改札が双方通行のため、ぶつかって危険」という意見と、知的障害の親の方からは「多動の子どもも多く、ホームが危ないので転落防止ドアをつくってほしい」との要望も出されました。

 最後に私が「Iさんが本日来てくれたことは大変うれしかった。約束を守ってくれてありがたい。それがJRへの信頼となります。4年前、Iさんは『車いすの操作を初めてしたけれども、難しかった。現場の自分たちに設計変更できるところは改善し、できないところは都や市にも相談してみます』と言ってくれました。その言葉にうそはなかったことがわかり、本当に嬉しかったです。今日も意見がいろいろ出てきましたけれども、どんな小さなことでもいいから、変えられるところはできるだけ変えてください。お願いします」と発言しました。

 それに対して、JRのIさんは、私が名乗らなかったにもかかわらず、「上村さまのお話にあったように、ここでの意見を持ち帰って、また検討します」と、はっきりと言ってくれました。

 駅も人がつくり、人が使う。つくる人と使う人が相談すればよりいい駅が生まれる。当たり前のことだけれども、そのことの大切さを身を持って感じることができました。

 今、関口市長は旧駅舎を残す等、莫大なお金をかけた大きな計画を挙げたにもかかわらず、JRとの対話ができない状態にあります。どちらもそれぞれの思惑がぶつかっているのでしょう。しょうがいしゃとJR設計担当者と間をつないだ市の職員、車いす用トイレという小さな部分の話し合いにこんなに交流が深まるのに、なぜ市長とJRとの間で話が進まないのか、その違いを一度それぞれにしっかりと考えてもらいたいと思いました。

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2011年2月 5日 (土)

いのちに触れる

 谷保駅の近くでおもしろいプロジェクトが進んでいます。
 古い家を改築し、カフェや工房をつくり、古い庭を生かし、ハーブガーデンにするなど、谷保の自然と暮らし方を大切にした居場所プロジェクトです。
 4月半ばにオープンとのことですが、その前段のふるまいカフェに行きました。オーガニックのコーヒーをゆっくり入れてもらい、縁側で心地よい時間を過ごすことができました。谷保のまちづくりの一つのモデルになっていくと感じました。

    *~~~~~~~~~~~~~~~
 午後、子どもの権利条約を読む会主催の「学校・警察相互連絡制度」についての学習会に参加しました。

 講師の福田雅章さんは、子どもの意見表明権とは、例えば、生まれたばかりの子どもが泣いて訴えること。泣くことはおとなから見れば暴力でもあるが、その「泣く」という訴えに対し、おとなは応える義務を負う。その行為は自己承認の欲求であり、この欲求が満たされて初めて自己肯定感が生まれ、命への尊厳が芽生えると語られました。
 泣いたときに十分に応えてもらえなかった子どもは、少し大きくなって、例えば、万引きという行為でおとなに自己承認の欲求を訴えてくることがある。そのときに、警察ではなく、親や学校が真剣にその子に向き合う愛情に満ちた対応が必要なのであるという話を聞き、心の底から納得できるものがありました。

 万引きや非行はおとなから見たら確かに深刻な問題ではありますが、ひとりの子どもに真剣に向き合うおとなの存在がいかに大切か、徹頭徹尾いのちをはぐくむ視点で考えることをあきらめてはいけないと思いました。

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