2009年10月26日 (月)

結構忙しい一日でした~議員研修・臨時議会・国しょう協

 本日は結構忙しい一日でした。

【午前:議員研修】
 議員研修で、山梨学院大学の江藤俊昭さんを招いての『自治型社会における議会の役割と課題』をテーマに分権時代の議会の在り方について学習しました。
 二元代表制の良さと合議体の議会機能を最大に活かすためにはどうすれば良いかのたくさんのヒントがありました。
 現在進行中の議会改革特別委員会に反映させると共に、今後も江藤さんのような専門的知見の力も借りながら、北海道栗山町のような実効性高い議会基本条例を作り出したいと考えました。

【午後:臨時議会】
 臨時議会が開かれ、9月議会で否決された補正予算の内、争点以外の国の緊急経済対策費など約4億円が議案で、全員異議なく可決、わずか30分程で終わりました。

 懸案の
 (1)国立駅周辺まちづくり基本計画案(争点は旧駅舎復元のための用地取得と3・4・10の道路着工にしぼられてきました)
 (2)定期貸し値上げの自転車安全利用促進条例(9月議会では、前交通安全対策審議委員の重松議員が、賛成討論であるにもかかわらず審議過程の問題をいくつも指摘する発言を行ない、議会は中断し、結果否決されていました)
 (3)教育委員人事(教育長は10月から不在)
 は12月議会に持ち越されました。

【16時~20時30分:国しょう協】
 多摩障害者スポーツセンターで開かれた国立市しょうがいしゃ団体等連絡協議会に参加しました。
 緊急の介助者不足に対するセーフティーネット構築のための社会福祉協議会と市と国しょう協の三者による話しあいでした。
 来年度からの事業実施のために具体的検討がスタートしました。

 話しあいの合間に1階のレストランで食事しました。
 このレストランでよく会う方からご意見を頂きました。

 前日は国立市身障協会の年に一回のバス旅行だったそうです。今年も大型バス1台借り切って、50人ほどの参加があったとの事でした。
 高齢の方も多く、日頃はあまり出かける機会もないため、皆さん楽しみにしているとの事でした。

 しかし、上原市長時代に、それまで出されていた旅行補助金が打ち切られたため、負担が大きく、いまだに上原市長を恨んでいますとの事でした。
 私自身がそこまでチェックしてなくハッとしました。
 早速調べようと思います。

 通称「スポセン」のレストランは、様々なしょうがいの方々のコミュニティーの場でもあります。
 中には、高齢になって、何らかの病気の後遺症でしょうがいをおった方々も多いです。
 一人暮らしの方もいます。その方々がスポセンのレストランで食事を共にしながら交流を深めているわけです。

 スポセンのレストランが果たしているコミュニティー機能を見直し、例えばお正月にも開くとか、災害時の拠点にするとか都と協定を結ぶなどし実現できると良いなあと思いました。
 地域福祉は既にできている人の輪をさらに発展させると良いなと考えました。
 と考えていたら、やはり新聞に、高齢化社会の新たな試みとしてコミュニティーレストランに関するシンポジウムが開かれたとの記事が掲載されていました。

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2009年10月23日 (金)

「ホームレスとは思えない」──医者の暴言に怒り!

 22日の東京新聞に、無料低額宿泊所が生活保護費を不当に天引きしたとして告訴されるという記事が掲載されました。
 厚生労働省の調査で、全国に439ある宿泊所の内132か所で金銭管理をしている事が明らかになりました。
 今後は現在の届け出制から許認可制にしていく検討も必要との見解も示されました。

 私のブログの記事に対して市の担当から訂正を求められた件とつながる話しで、現実にはやはり問題ある民間宿泊所がいかに多いかと思いました。

 今回、国立市は、当事者がアパートを借りるにあたって、当事者の方に市内の精神科に行き、診断書をとってくるよう指示しました。
 府中派遣村の方は、他市ではそういう指示は出ないと強く抗議したそうですが、時遅しで、当事者の方は既に診察に行かれた後でした。
 その方はその医者から、「ホームレスとは思えない、いい身なりしているじゃないか」とか、「これで生活保護をとるつもりか」とか言われたとの事でした。
 とんでもない暴言で、とても精神科の医者の言葉とは思えません。
 これはもはや差別偏見であり人権侵害であり、許せないと強い憤りを覚えました。

 しかし、担当や医者は自分たちの問題にピンとこないのではないかと思います。「やむを得ない」とか「しかたがない」と思っているかもしれないとさえ感じます。
 これまでのいろんな体験がトラウマの様に疑心暗鬼にさせている事が伝わります。
 しかし、このギャップがなくならない限り、貧困への福祉施策は有効に働かないのではないかと考えます。
 では、どうやってギャップを越えるのか、この間考え続けています。

 まだこれはという明確な答えは出ません。
 明日の我が身、明日の我が家族の問題であると自分に引きつけて考えれば、身にしみてわかる事なのかもしれないと思ったり、もっと一人あたりのケースワークの件数を減らしたり、ケースワーカー自身をエンパワーメントできる研修が必要なのかと思ったりしました。

 府中派遣村の村長である松野さんにお聞きしました。

 松野さんは、
 「一つは自治体負担をなくし、生活保護は国の責任でおこなうよう、法改正を求める。そうすれば、他市へ回すような事はなくなる。
 次に、近隣の自治体で共同の宿泊所を作る。
 また、派遣村の地域スタッフを増やし、当事者の支援をする。
 最後に自治体と派遣村と相談しながら地域での暮らしを支援する。」
 以上の明確なビジョンを示されました。

 ちなみに、府中派遣村の松野さん達は完全にボランティアです。交通費も自費です。そういう活動こそとても大切なのにと感じました。

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2009年10月10日 (土)

環境フェスタとくじら雲の音楽の広場コンサート

 午前中、環境フェスタに環境基本条例制定特別委員会として参加し、環境アンケートを行ないました。
 たくさんの方々がアンケートに協力してくださいました。
 二小の子ども達が給食の廃油でハーブ石鹸を作って売っていたり、包丁とぎが人気があったり、なかなかおもしろかったです。

 午後、三小の体育館で開かれたくじら雲主催の音楽の広場コンサートに参加しました。
 始まって12年たつ音楽の広場ですが、いつも赤ちゃんから高齢者までいろいろな方が参加し、体を動かしたり、歌ったりします。本日は鈴木明子さんの素晴らしいマリンバ演奏がありました。くじら雲の原点、みんな一緒の地域づくりがそこにありました。

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2009年10月 7日 (水)

野宿の方の生活保護申請に同行

 午前中は環境基本条例制定特別委員会の集まりでした。10日の環境フェスタに参加して、市民の方々が環境についてどのようなテーマに関心があるか、アンケートをとろうという事での、事前打ち合わせでした。

 午後、野宿の方の生活保護申請に同席しました。これは府中派遣村から相談があったもので、派遣村の方がついて来られ、大変勉強になりました。

 派遣村の方針としては、生活保護は居宅保護が前提とのことです。
 だいたいどこの自治体も野宿の方々が相談に来られると、とりあえず落ち着くまでとか、アパートが借りられるまでとかいう理由で、民間宿泊施設を斡旋するそうです。
 派遣村のこれまで調査によると、そういう民間施設へ行政から直接生活保護費(約13万円強)が支払われ、宿泊費用を差し引いた、わずか27000円ほどが本人に施設から渡されるそうです。
 一部屋に複数で暮らし、食事は朝夕のみで(つまり昼食は自前)、カップラーメン1個という時もあるそうです。

 その話しに国立市の窓口のケースワーカーは、国立市がお願いしている民間施設はそんな事はありませんと言ってました。
 良いところもあるのでしょうが、派遣村の実態調査も事実であると私は思いました。
 台風が来る直前でしたので、その晩は一時金が支払われ、とりあえずカプセルホテルに泊まれる事になり何よりホッとしました。

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2009年9月20日 (日)

一般質問報告【その(2)】──「エンパワーメント」できる相談支援体制の整備を

 今回、ひとり親相談支援体制の現状とその問題について質問しました。

 厳しい時代を反映してか、この間、DVで逃げた後の生活問題や、長期に及ぶ離婚調停によって起きた問題や、フルタイムで働くシングルマザーにとって、月12回しか使えないホームヘルプサービスの使い勝手の悪さや、こどもだけではなく介護の問題も加わった問題など、いくつもの深刻な相談を受けました。
 どれもこれも、到底一人では解決できない問題です。
 しかし、都市型になった暮らしでは、地縁・血縁に頼れない、またそれだけで乗り切るのは困難と思えるケースがほとんどでした。

 その中で、国立でできた当事者を中心とした、ひとり親ホームヘルプ派遣事業所(NPO)の皆さんが、共感に基づくバックアップを親身になってなさっている事が現実的な救いとなっていました。

 しかし、肝心の市役所でのひとり親相談支援は、都からの派遣がなくなってからのこの3年間で、正職員と嘱託職員の2人いる相談支援員が2人とも毎年変わり、その事によって、対応の不備が相次いで起きている事もわかりました。

 今回の一般質問で、この問題を指摘しましたが、市長も含め部長も、職員等が変わったという事実はそうでも、病気等やむを得ない理由であり、その事がことさら問題であるとは思わないとの認識である事がわかりました。

 毎年人が変わっては、リスクの把握ができない事、相談に来る市民の精神的負担が大きい事、安定した継続できる相談支援体制が不可能である事、何より、何故継続して働けないのか、課内のエンパワーメントはどうなっているのかと意見しましたが、正直伝わっていかないというもどかしさが残りました。

 窓口に相談に来られた方は、既に様々な困難な状況を抱え、経済的にも肉体的にも精神的にもマイナスになっている方がほとんどです。
 困り果て、藁にもすがる思いで勇気を奮い起こして、やっと窓口にきた方に、「来て良かった。やっとホッとした。一人ではない。また来よう」と思ってもらえる相談支援体制をNPOさんと相談しながら整えるべきと意見しました。

 エンパワーメントとは、その人が潜在的に持っている力を引き出す支援を意味します。

 これまでの福祉の窓口はともすれば、どんなサービスが使えるかという、マイナスからゼロに戻す事に止まりがちでした。しかし、それだけでは複雑化・多様化した現代社会には対応できません。

 相談の仕事をする人達にもエンパワーメントが必要となっています。

 ひとつの良いモデルが国立にあります。
 それは、中国帰国者支援相談員を二世の方にお願いしていますが、彼女の働きは目を見張るものがあります。
 市役所中の窓口の付き添いだけにとどまらず、病院にもハローワークにも家裁にも付き添います。言葉のハンディがあるからです。新法では通訳も別につけなくてはいけませんが、その体制がないので、全て彼女がやらなくてはなりません。大変な仕事量であると思います。
 週2回、彼女が来る日は、ロビーに中国語が響きます。皆、彼女が来る日を待っているのです。以前と比べて、その中国語の響きが幾分明るく元気になったように感じられます。

 先日、偶然私は、当事者の方とおそらく関係部所の職員、そして支援相談員である彼女とが話している横を通りました。
 その時、「わかりました。早速、明日私が一緒に行きます」とはっきり言った彼女の言葉が聞こえました。
 私はこの言葉が胸に響きました。そして、これが、当事者の立場に添った相談支援の見本だと思いました。

 国分寺市の呼びかけに呼応するかたちで、国立も二世のRさんに相談支援員をお願いしました。今となっては、国分寺市の呼びかけに感謝したいくらいです。

 ひとり親相談支援も同じではないでしょうか。2人いる相談支援員のひとりを当事者団体にお願いするところから、エンパワーメントできる支援は始まるのだと考えます。

 話しは変わって、本日、しょうがいのある方の就労支援センター(国立市が社会福祉協議会に委託、障害者センター1階)の職員が、この7月・8月の2ヶ月で、3人が3人ともやめ、新しく変わってしまったので、とても困っているという市民の方からの相談を受けました。
 連休明けからすぐ調査に入りますが、この問題も同様な問題ではないかと考えています。

 相談支援の仕事をする人が長続きできないのは何故なのか、エンパワーメントできる職場づくりも含め、真剣に考えるべき時がきたのだと思います。

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2009年6月27日 (土)

「みんな一緒のちいき」 ~ライフステーションワンステップかたつむり講演会に参加しました~

朝9時~10時
 シングルマザーのお宅に少しだけ伺い、お話ししました。

 複雑な事情のある方です。少し話すだけで、すぐ涙が溢れ出します。一人では到底背負えない、子育て、介護、フルタイムの仕事を30代で必死で背負ってきた事がわかります。

 もう少しで共倒れになったであろうところで、「ひとり親の会」に行き、共感できる仲間と出会い、親身になってくれる良いホームヘルプ派遣事業所を紹介され、いくつかのサポートが入る事で、背負った荷をいくらか軽くして、日々どうにか暮らしているのだと思いました。

 私も議員として制度を整える役割のサポーターになるつもりです。
 国立の女性問題施策はどうやら、現状の厳しさを反映してか、シングルマザーに対する施策を核にしながら発展していくのではないかという気がします。

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 その帰り、矢川の野菜直売所でトウモロコシと紫玉ねぎとトマトを買いました。葉つき枝豆がなんともとれたての新鮮さがあり、買いたい、食べたい、ビール飲みたいの誘惑にかられましたが、トウモロコシとかぶると考え次の楽しみにと今回は買いませんでした。

 直売所は新鮮でつくり手が見えて、おまけに安くて良い事づくめです。
 農家の皆さんに感謝!直売所の数が減らないで欲しいなあと思います。

 お昼に買ってきた野菜でサラダうどんをつくり、娘と息子と食べました。
 夏を感じます。
 これでスイカがあれば最高!しかし、スイカってちょっと高い!ので、いつも手が出ず、キウイを一個買います。
 スイカっていつからメロン並みの高いものになったんでしょうか。

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13時~16時30分

 多摩障害者スポーツセンターで開かれた「みんな一緒のちいき」の講演会に参加しました。
 ライフステーションワンステップかたつむりの皆さんの主催です。

 一部はワンステップかたつむりの2009年度の活動をスライドやビデオで見ながら、のお話でした。
 行政への参画、「ややこし家」のオープン、市民農園での野菜づくり、四国やまなみ街道の自転車レースへの参加など、ドキュメンタリーフィルムを見ているようで、「生きる!」事の素晴らしさを感じた次第。

 二部は東松山市社会福祉協議会総合福祉エリア施設長の曾根直樹さんの講演会でした。

 以前もかたつむりさんに声をかけていただき、東松山市に視察に行った事がありますが、今回もブッタマゲタ! 国立の社会福祉協議会とは全く違うのです。

 独立した総合福祉センターとして、24時間のホームヘルプ派遣、24時間の総合相談体制づくりと、民間の事業所がなかなかできない部分を補完しています。まさに地域のセーフティーネットとしての機能を備えるだけではなく、保育園、幼稚園からの統合保育の条件整備、看護士派遣なども行なっています。更にその延長として、小学校・中学校も普通学級にそのまま統合教育を継続実現させています。

 それが“誰もが共に生きる地域づくりの基盤をつくる”との坂本市長の政治信念と、その信念を実践できる曾根さんのような現場の職員の力で実現している事に感動し、国立も見習いたいと思いました。

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2009年6月 2日 (火)

市長への要請と教育長への訴えに同席しました

午後1時~2時
 シングルマザーの方が、月12回が上限のホームヘルプサービス事業を24回まで増やして欲しいと市長に要請し、私も同席しました。

 そもそも、フルタイムの人には、月12回では到底足りません。現行は、1回8時間を上限に月12回までとなっていますが、せめて月96時間までとなると、1回4時間、保育園や学童保育の帰りから晩ご飯を食べて寝るまでの、子どもにとって、安定した生活が保障できる訳です。

 実家が遠く親子だけでの暮らしをサポートする場合など、ヘルパーも複数が必要です。子どもは大きくなったが自らもシングルマザーという共感関係で派遣している良い事業所が国立にはあります。
 事業所・行政がパートナーシップを結ぶ、ひとり親支援事業を進めて欲しいと思いました。

午後2時~3時半
 教育問題で、保護者の教育長への訴えに同席しました。

 ある中学で、移動教室先にお菓子やトランプなどの「持ってきてはいけない物」を持ってきた生徒を調査するのに、自己申請ではなく、自分以外に持ってきた人を報告する(子ども達の世界では「チクル」と言うらしい)調査を行い、ある部活では、罰として校庭を何周か走らせたという事でした。
 アンケート用紙には、「明るい学校生活のためにも正直に書いてほしい」という教員のメッセージがあり、必死の様子がみてとれました。

 早川教育長は、「学校は指導に一生懸命なんですよ」と擁護気味。
 保護者は、「こんなアンケート書けないよ」と悩む我が子の悩みは自然であり、この調査のどこが教育的なのかと訴えました。

 「きちんと指導すべき事ですが、一方、将来、振り返って思い出となるのはこんな事なんですけどね~」とおだやかに微笑む教育長にホッと気持ちがゆるみました。本気で向き合わないといけない問題と、どこかで、見逃すゆとりを持ちながら見守る問題の仕分けができないと、学校は、教員も子ども達も息苦しくなります。

 「本当にやってはいけない事」の判断力がつかない可能性もあります。
 教員が、アンケート用紙に「正直に書いて欲しい」と書く時点で、もはや正直には書かないと思っているのでしょう。
 悲しい事に、その無意識は以心伝心で子どもの無意識に伝わり、反発、もしくは、教員の意に添う上手い回答だけが生まれてくるように思います。そうなると、教員はますます子どもを信じられず、悪循環に陥るのではないかと思います。

 思春期の子どもに関わるには「大人度」が問われます。
 今回の学校の対応は、申し訳ありませんが、大人げないと正直私は思いました。

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2009年5月29日 (金)

関口市長、臨時議会で私がこだわった提案、本気で検討してください。受け身から前向きへ転換できますから!

 10時から臨時議会が開かれ、午前中で終了。思っていたよりウ~ント早く終わりました。

 主な議案は、国家公務員の夏のボーナスを0.2ヶ月分削減する5月1日付け人事院勧告を受け、理事者・議員・職員の期末手当てを0.2ヶ月分ずつ削減する条例案3本についてです。
 理事者は、市長22万8千円減額、副市長19万5,600円減額、教育長18万円減額、合計60万3,600円減額。職員は一人平均8万9,141円減額、合計3,940万154円減額。議員は、一人約11万3千円減額、合計285万8,400円減額で、総計4,286万2,154円の減額です。

 結果は、私も含め、全員賛成で採択されました。質問したのは、私以外は重松さんのみでした。
 この厳しい経済情勢を考えるとやむなしという事で、質問も出なかったのだろうと考えます。
 しかし、私は、黙って認めてはいけないと考えました。

 本来なら支払うべきお金を、民間が厳しいのだからと、身を削って浮かした4,300万円です。特別なお金であり、そのまま一般会計の中に置く事はせず、せめて半分は活かすべきだと提案しました。
 例えば、職員提案の地域再生事業でやれる事はないのか、公募型市民起業融資、また議会では、これから始まる議会改革特別委員会の予算は0なので、スーパーバイザーへの相談や、パブリックコメントを集める等、新たに予算をつけてもらいたいと思います。

 その様な、単に税金を浮かすだけではなく、見える形で有効に活かすよう検討を求めましたが、関口市長は、「ご提案なので、一応検討はしたいと考えますが、今回の見直しはその様なものとは考えておりません」との、ある意味、あたりさわりのない回答でした。

 私は、島根県海士町という小さな島の地域再生事業を手伝った事があります。
 人口1,000人程の島で、合併せず頑張っているところです。
 町長以下、議会も管理職も、給料・報酬の40%をカットし、そうやって集めた約1億円を基に、何度も国に足を運び、地域再生事業を軌道にのせました。
 カット分で自分達の活動資金を捻出したパワーには目をみはるものがありました。

 この恐慌とも言われる時代に、ただ単に削減するだけでは、職員のやる気はだんだん失われる可能性があります。給料の削減は労働力の低下を招くのは自然の摂理ではないでしょうか。

 また、民間も公務員も全てがボーナスダウンしたら、景気は確実に悪化するのではないかと私は考えます。

 更には、地方分権下にありながら、国家公務員が対象である人事院勧告になぜ追随しなければならないのか、一度立ち止まって考える必要があります。

 議員でも、国会や区部と国立市とを比較すると、報酬は雲泥の差です。
 0.2ヶ月分と割合は同じでも、たくさん貰っている人と、そうではない人と比べると、少い方が負担感は大きいのです。

 私は、夏のボーナスで市民税や国民健康保険税の半年分を払います。残りは冬のボーナスで支払います。
 毎月の報酬は手取りで39万円で、うち、20万円を事務所の経費(家賃、印刷機リース、電話代、議会レポート作成費用等)に充て、残り19万円を私と大学生の息子の生活費に充てています。議員活動をするためには、事務所経費以外にも様々な経費が必要です。

 私は議員の仕事に誇りと使命感を持ち、毎日一生懸命働いています。自分に支払われる報酬が決して多いとは思いません。その報酬に見合うだけの仕事をしている自負があります。
 だから、ボーナスが減らされる事には意見を言いたいし、還元せよと要求します。

 議場で、「仕事のない人には仕事を、お金のない人には生活保障を」と主張するのと全く同じところからの主張であると私は考えます。

 関口市長、私の提案を本気で検討してくださいね。

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 昼休み、ライフステーション・ワンステップかたつむりの皆さんが、講演会『みんな一緒の地域』の案内状をもって、全議員の控室を回られました。
 この講演会は、6月27日(土)13時から、多摩障害者スポーツセンター第一会議室で、東松山市社会福祉協議会・東松山市総合福祉エリア施設長、曾根直樹さんをお招きし、開かれます。
 社会福祉協議会の在り方として先進的なモデルの紹介で大変参考になりますので、福祉関係の方々にも是非参加してほしいと思います。

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 午後は、調布市で開かれたメンタルヘルス市民講座に行きました。
 この日のテーマは『うつ病・境界型人格障害・神経症』でした。
 わかりやすい松浦さんの説明に、当事者の体験談や親からの質問など、「安心感を送る情報提供」とはこの事かと実感できました。
 裏返せば、いかに巷には不安と偏見を招く情報が飛び交っているかという事です。増え続ける心の病。安心感につながるこのような講座を国立で開けたらと思いました。

 六月議会の一般質問で、「いのちを守る施策について~自殺・閉じこもりの実態把握とその対応策は~」を取り上げますので、そこで提案します。

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2009年5月23日 (土)

僕に、私に夢がある。たとえそれがどんなに遠くても、急がず、休まず、歩いて行こう。友達と手をつないで。(くじら雲の歌より)

 NPO法人「くじら雲」の総会に出席しました。

 くじら雲は17年前(私が三小のPTA時代)、学校五日制の開始に伴い、養護学校に通う子ども達の地域での居場所づくりを目指すボランティア団体として発足しました。
 以後、支援費制度の開始やグループホームの立ち上げに対応してNPO法人となり、3つのグループホームと、日中の地域生活活動支援事業、短期宿泊支援、月2000時間を超える介助者派遣等を行っています。
 また今年、谷保駅北口に、たまり場「宙(そら)」が生まれ、いろいろな人が利用しています。活動の幅も広がり、それぞれが当事者のニーズに即した面白い活動を展開中です。

 一方で、「共に生きる地域づくり」を目指して生まれたくじら雲には、その精神の実現に向け、求められるニーズには基本的には断らないという方針があります。
 その結果、他で断られたケースなど、押し潰されそうなほど仕事が増加しました。それでもスタッフは、受けたヘルプには応えたいと必死に頑張り、その努力でどうにか持ちこたえているのが現状です。

 おおもとの単価の問題もあり、慢性的なスタッフ不足と限られた人数によるオーバーワークは深刻です。これはくじら雲に限らず、意識的に取り組んでいるところはどこも同じ状況にあります。

 現場は、「もうこれ以上は無理」という段階まで来ています。どうする事が解決となるのか、ここにも、緊急問題として取り組まなければならない問題があります。
 それでも、素晴らしいリーダーの下で鍛えられた若い職員が、いく人も育ちつつある事が希望です。

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2009年5月22日 (金)

「人間力」による農商工業の大切さを、暮らしや福祉の視点からもう一度見直そう

 商工会通常総代会に伺いました。
 この厳しい時代に個人商店の多くが入っている商工会の声を聞き、応援したいと考えたからです。会場はいっぱいの人で熱気にあふれていました。中には入れなかったので、廊下で聞いていました。

 私は、地域の農商工を支援する事は市民の暮らしの安心に直結すると考え、地域における市場おこしを政策に入れています。

 会長を4期務められた五十嵐一典さんから、バトンが内山健治さんに移りました。内山さんは牛乳屋さんでもあり、長年ふれあい牛乳の配達もされています。福祉と暮らしをつなげる商工会に発展させていただける事を期待します。

 五十嵐さんは今後、商工会まちづくり特別プロジェクトのリーダーになられるという事で、「水と緑と土」をコンセプトにしたまちづくりを商工会としてつくっていきたいと語られています。私も折にふれ勉強させていただきたいと思いました。

 商工会の方針案に、「人間力による経営」という言葉があり、印象に残りました。個人商店や中小企業とは、まさに「人間力」の仕事なのだなあと実感しました。

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2009年5月21日 (木)

福島瑞穂参議院議員との懇談会に参加しました

 国分寺市議の亀倉順子さんのお誘いで、参議院議員の福島瑞穂さんとの情報交換会に参加しました。福島瑞穂さんの声かけによるもので、参加者は、無所属の女性の区議・市議9名です。

 その中で、公立保育園の民営化問題の先には、国の保育制度改革があることが話されました。つまり、保育を、措置から契約へ、自治体責任から自己責任へと転換しようとするものです。

 本日の参加者で連携をとりながら、厚生労働省に対して、「ちょっと待った!」をかけようという事になりました。まずは、国会で厚生労働委員である福島さんが、いろいろ資料を取り寄せてくれる事になりました。

 社民党という政党に属し、しかも党首である福島瑞穂さんが、このような緩やかな情報交換会を開き、無所属の女性の議員から自治体の声を聞いて国政に活かそうとする姿勢に共感と信頼を持ちました。
 誘ってくれた、亀倉順子さんに感謝します。

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地方分権を活かすなら、国→都→市の上意下達の構造を市からくつがえす事だと実感しました。

 19日夕方から国立市しょうがいしゃ団体等連絡協議会(国しょう協)に参加し、相変わらずの精力的な活動に感じ入っていたのですが、その中で気になる報告がありました。

 自立支援法により国庫補助が従前より大幅に削減された分の補填を交付金として緊急に措置する件(09~11年度)に関し、市の担当課長が東京都の説明会に参加した際、交付金は人口10万人以上が対象となるとの説明があり、国立市は該当しないとあきらめたそうです。
 その話しを市から聞いた国しょう協のメンバーが、そんな筈はないと直接国に問い合わせ、国立市も該当することを確認し、改めて市に連絡したとの報告でした。

 本日、しょうがい者支援課長に確認したところ、「確かに国しょう協から連絡があったので、都に問い合わせたら、『国立市も該当するだろう。詳細についてはまだ国から通知がきていない。おそらく年度末に通知が来て、交付金が入るのは来年の5月頃になるだろう』とのこと。説明会では該当しないと思っていましたが、まあ、(市がわからなくても)都が通知してくれるので、大丈夫だと思うんですが~」との回答でした。

 国立市のしょうがい者福祉関係の職員さんはとても良く働きますし、感覚も磨かれ、さすがと思う事が多々あります。しかし、これが都や国に対する段になると、急に受け身となり無力化するように見えるのはなぜなのでしょう。

 当事者は、国立市が対象とならないと聞いた時、そんな筈はないと、すぐに国に問い合わせました。これと比べて、国立市の職員の対応は、都や国に対してあまりにも「受け身」です。1億円規模の話しで、交付金がおりるのとおりないでは大変な違いです。

 確かに国の通知は一見すると、対象自治体は人口10万人以上からと読めます。その通知の背景を知り、国に問い合わせない限り、人口7万人の国立市が該当するとは思えない、ある意味イジワルな書き方です。
 だからこそ、そこで「国立に出ないのはおかしい」と思えるか、思ったのなら、国にきちんと問い合わせ確認するという行動につながるか、という事が重要になってきます。

 そのためには、「自信」と「誇り」が必要です。
 今回でいうと、国立のしょうがい者施策への誇りです。重度しょうがい者が地域で暮らす割合が日本一の自治体と自負し、国立市の施策をモデルにして欲しいと自信をもって国にアピールできるかにあります。

 地方分権下の自治体職員に求められる事は、従来の上意下達の構造をいかにくつがえせるかにあります。そのためには、いかに地元の宝ものを再認識、再評価できるかにあると考えます。

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 さて、ここで告白します。
 実は私はマスク依存です。もともと、喉と気管支が弱く、ちょっとした刺激ですぐ咳こみます。「濡れマスク」が流行ってから、ここ数年、毎晩、寝る時はマスクをしてから寝ます。外回りする時や掃除の時もします。今ではマスクなしには眠れないほどの「お守り」になっています。

 にもかかわらず、なんとこの新型インフルエンザ騒動で、マスクはどこをさがしてもありません。国立のあるコンビニで聞いたところ、2万円もマスクを買い占めた人がいたとの事です。

 新型インフルエンザ騒動のかげで、私のような思わぬ影響で困っている人はいないのでしょうか?
 国しょう協では、万が一感染すると介助者の派遣はどうなるのか?入院中の介護は?など飛び出していました。

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2009年5月19日 (火)

手をつなぐ親の会の総会に出席して感じたこと

 本日、多摩障害者スポーツセンターで開かれた「手をつなぐ親の会総会」に出席しました。
Sh350126  写真は、カタバミ作業所の利用者の方々が作られたもので、小さなあんパンとレーズンパンにチョコマドレーヌでどれもプロの味でした。
 市役所で売ったらどうだろうと思いましたが、何と「作る場所」がないとの事。商品として売れる物を作る「技術」と「売る場所」はあるにもかかわらず、「調理場」がないとは残念です。
 何とかならないか考え中! どなたか、良い知恵があったら教えてください。

 滝乃川学園には国立市緊急一時保護事業が委託されていますが、今まで15年間ほど当事業を請け負ってこられた職員ご夫婦が退職され、システムが変りました。このため、従来より後退する面が出てきて心配だとの意見が複数出ました。
 国立市緊急一時保護事業は文字通りのセーフティーネットで、マンツーマンの対応が最大の良さです。「この事業の後退は親にとっては死活問題です。市は予算も含めて考えて欲しい」という保護者の訴えが胸に響きました。

 「あさがお、あすなろに対するコスト1割削減という市の計画は、自立支援法の新体系に整合させるためというが、しょうがいも多様化し、重度化している現状を市はきちんと把握して欲しい」との意見が出されました。
 議員もけっこう集まっていましたので、福祉保険委員会で考えてみたいと思います。

 また、知的しょうがいのある子ども達の自立を親としてどの様に考えれば良いのかという議論があり、聞いていて大変勉強になりました。

 ちなみに、私の事務所の常連の中に、「軽度」と言われる当事者の若者がいます。一般就労でまじめに働いています。
 一人は事務所で私の息子を家庭教師に、養護学校時代に学べなかったからと数学検定のために勉強中です。一人は障害者権利条約批准に向けての活動に参加しています。彼らは以前、養護学校時代の仲間が抱えた現実問題と夢の聞き取り調査もしました。

 彼らと話すと、いかに苦労してきたか、いかに考えているか、いかに力があるかがわかります。何より、一人暮らしをしたいとか、結婚したいとか、保育士になりたいとか、こう生きていきたいという「夢」がある事がわかり、私も元気をもらえます。子どもは親が思う以上にしっかりしているとの昔からの格言は本当だと思います。
 もしかすると、親以外の人達がいかに関わるかが、自立のキーポイントかもしれません。

 捨てる神もあれば拾う神もあるさと信じて、軽く我が子を社会に押し出すためにも、自分自身が「拾う神」のはしくれの一人になるつもりで、子ども達から見た世間への信頼性を高める事のできるしくみやネットワークを作っていきたいと思います。

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2009年5月12日 (火)

関口市長、やっと、公立保育園民営化案を取り下げました!

 本日、午後2時、関口市長から電話にて、「財政健全化方策(案)の中の、公立保育園民営化案を取り下げました。昨日、夕方の庁議で報告決定いたしました」との公式な連絡がありました。

 実は、11日夜、公立保育園保護者からお電話があり、11日夜開かれた「市長と話し合う会」で、事前に出していた要請書への文書回答として「保育園民営化案は取り下げ、保育全般に対する協議会を立ち上げます」とあり、更に関口市長は「皆さんの思いが僕を動かしました。自分の任期中には民営化はしません。庁議で確認しました。公表は皆さんに最初にと思い、本日お伝えします」とはっきり述べたという事で、本当にホッとした嬉しそうな声で電話をいただいていました。

 1月7日市報で突然出された公立保育園の民営化案により、この4ヶ月間、保護者達は、昼間は仕事のため貴重な夜の子どもとの時間を削り、幾度となく集まって話し合って来られました。
 福祉会館の夜10時、閉まるぎりぎりまで話し合う母親達の横の部屋で、子ども達は普段なら寝ているであろう時間帯にも関わらず、待っていました。保護者がお金を出して保育者を頼んだり、手分けして保育にあたっていたりされていたようでした。
 関係性ができている子ども達ですから、元気に遊び回っていましたが、非日常の動きで、(子どもの事が気になり一刻も早く帰りたいと)話し合いが終わると、追い立てられるように帰っていく親子の姿が今でも目に焼き付いています。親子で闘っているのだと思いました。

 そして、やはりそのほとんどが「母親」でした。
 今回、財政健全化方策(案)を決定していった庁内組織はほとんど男性でした。

 子育て支援と言いながら、今でもやはりこの差が歴然とある事を感じました。
 もちろん、若い父親達が学習会等に参加され発言されていましたので、こういった方々がもっともっと増えていく社会をいかにつくっていくかが課題であると思います。

 まずは、民営化案が白紙撤回された事にようやく一息つけました。

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2009年5月10日 (日)

Oさんへのメール便

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Oさんへ

 先日は久しぶりに元気な声を聞けて嬉しかったです。
 時々、ブログ見てるよとの事、このメールも見て貰えると嬉しいです。

 先日の電話で、あなたは離婚したすがすがしさを語った後、「子ども達が自立したら老後は沖縄に行こうかなんて考えたんだけどね、数年前上村さんが髪の毛振り乱して、絶対廃止させないって必死で守ったふれあい牛乳の事思い出して、やっぱりふれあい牛乳があるから国立がいいかあと思ったんだ」と話してくれましたね。

 私は電話を切った後も、憲法記念日の日にもあなたが語った「生存権の証としてのふれあい牛乳」の話しを、宝物のように思い出しています。

 そして、あなたが自由とひきかえに手にした、シングルマザーの道がいかに厳しいものか、だからこそ、あなたはふれあい牛乳がセーフティーネットである事を実感としてわかったのだろうと思いました。

 2004年度の予算編成時期に上原市長(当時)は財政危機宣言を市報で発し、ふれあい牛乳や長寿祝い金等を廃止しようとしました。今回の関口市長の財政健全化方策案(高齢者の食事宅配サービス値上げや77歳長寿祝い金の廃止等)も全く同じです。あの時、陳情も出て、ふれあい牛乳はやっと残りました。
 財政難を理由に廃止の方針を決めた上原前市長は、今年も護憲派としてどこかで講演しているかもしれませんね。

 Oさん、あなたが伝えてくれた、「ふれあい牛乳があるから老後を国立で」のメッセージは、他のどんな学者の憲法の話しよりも涙がこぼれるほどの実感として憲法25条の生存権の意味を教えてくれました。

 77歳の長寿祝い金も残す事ができましたよ。一人暮らしで調理困難な高齢者の食事宅配サービスを値上げさせないように「髪の毛振り乱して」頑張るからね。

 生存権の意味を体感させてくれたOさんに深い感謝を込めて

  2009年5月10日
     上村和子
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2009年5月 9日 (土)

保育園民営化問題の学習会に参加して

 「子どもの権利条約を読む会」主催の「保育園民営化問題を考える学習会」に参加しました。
 総合体育館の2階の会議室には保育園の保護者を中心にギッシリの人が参加され、皆さん熱心に聞いておられました。

 まず、財政の視点から、「国立市の財政健全化方策(案)をどう見るか」をテーマに国立市民でもあるエコノミストの山家悠紀夫さんが話されました。

 山家さんは、社会保障にもっともっとお金をかけて良い、そのためのお金は国全体に充分ある(日本は世界一のお金持ち政府であり、世界一の金余り国である)という事実を数字をあげて証明して下さいました。

 また、国立市は福祉に力を入れて頑張っている事を評価された上で、市は10億円足りないと言うが、そのほとんどは、国からの臨時財政対策債が今年度でなくなる、もしくは借り入れしないことを想定しているからだが、この社会状況の中では間違いなく、臨時財政対策債は延長継続されるはず。財政は家計とは違う。必要な場合は借金をして良い。臨時財政対策債を借りれば、保育園の民営化や高齢者にしわ寄せする財政健全化方策はしなくとも良い(もちろん切り詰められるところはやるべき)と話され、元気とやる気が出ました。

 続けて、「子どもにとって何が大事?~保育園と保育園民営化について考える~」をテーマに全国保育団体連絡会の実方伸子さんが話されました。

 実方さんの話しによると、国は現行の公的責任による保育制度を、介護保険制度のような、措置から契約、つまり民間事業所が保護者と直接契約し、自治体は「要保育度」の認定と、事業所に補助金を下ろすだけとなる方向で見直そうとしているということです。介護保険と同様な問題(当初は「介護の社会化」と言われたが、実際には受け入れ先がない、お金がかかる、介護者不足、家族も介護疲れなど、深刻な問題が山積している)が今度は子どもに起きる可能性が出てきたのだと思いました。

 これは絶対に阻止しないといけない、検討するにしても、まずは介護保険の重大な問題解決がなされた上での事だと思いました。

 更に実方さんの、「保育にかかる税金の8割が人件費である。つまり保育は人がする仕事なのです」という言葉が胸につきささりました。あたりまえの言葉がこんなに重く感じられるのは、いかにこの真理がないがしろにされているかという証であると思いました。

 介護も、看護も医療も教育も、みな人のいのちに直接関わる仕事です。こういった仕事は、公的責任で充分にやってもらいたい、だから公立で公務員で正規の職員で、その人の暮らしを保障できる待遇で責任をもってやってもらいたいと願う。そのために税金を出している。いつから公務員や人件費を「ムダ」と切り詰めるような風潮になったのだろうかと考えます。

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2009年5月 8日 (金)

メンタルヘルス市民講座を受講してきました。

 調布にあるクッキングハウス主催の「第1回メンタルヘルス市民講座」(連続6回)を受講しました。場所は調布駅近くの「不思議なティールーム」で、おいしいチョコレートケーキにクッキーとコーヒーが出ました。
 メイン講師はクッキングハウス代表の松浦さんですが、当事者の方々からの体験談(第1回は、心の病の苦しみの話し、次回は回復へのプロセスがテーマ)もあり、小さなティールームにたくさんの人が参加されていました。遠くは盛岡市からの参加もあり、いかに「そこに行けば希望が見いだせる」場所がないのかわかりました。

 揺れる障害と言われる心の病気は、ストレスが大きく影響すること。また社会的ハンディキャップ(偏見や規則正しく通勤することがどうしても困難なため失職する事など)もあり、生活保護の割合の多くが心の病が原因となっていること。その解決は2割は当事者の力、8割は環境力であること。いかに安心感を提供できるか、心の病の苦しさの根幹は認知と行動にある、そこに気づくためにSST(ソーシャルスキルトレーニング)が有効であること等、大変勉強になりました。

 今、支援する側の心身の疲弊がクローズアップされています。私もここ数年、市役所の職員や、介護者のメンタルヘルスを取り上げてきました。
 当事者の問題は2割、残り8割の環境づくりをどうすすめればよいのか、自殺防止への取り組みも含め、6月議会で取り上げるつもりです。
 誘ってくれた友人に国立に何が必要?と聞いたら、まずは関わる職員に知ってもらいたいよねと言いました。知ることが希望へ踏み出す一歩かと思いました。

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2009年4月17日 (金)

派遣村と市役所をつなげていのちのセーフティーネットをつくりたい

 4月8日、都心で開かれていた派遣村にボランティアスタッフとして手伝っていたTさんから、国立から自転車で相談に来られた方がいるが国立市役所の対応はどうか?の電話が入った。そこで、担当の健康福祉部福祉総務課長(この4月に異動したばかり)に派遣村からの相談への対応について問い合わせ、更に丁寧な対応をと要請した。
 結果、再任用となった前福祉部参事のOさんがケースワーカーのスーパーバイザーのような形で関わってくれ、また当事者にはくだんのTさんがサポートし、その方の当座の落ち着き先をご紹介できた。
 市役所本来の使命(いのちを守る)をまっとうするには何人もの人が必要だと思った。ケースワーカーと行くところもない困り果てた当事者の1対1の関係では両者ともつぶれるおそれがある。ケースワーカーにも当事者にもサポートが必要と実感した。

 18~19日、府中で派遣村が開かれる。
 あいにく私は別用があり行けそうもないが、派遣村村長は、長年、府中で労働問題やいじめ問題や人権問題に取り組んでこられた松野さんだ。私もこれまで松野さんに幾度となく相談にのってもらった事か。また国立からも相談者が行くかもしれない。その時はまた私も一人一人に丁寧に対応できるよう、自分の位置で動いていきたい。

 ちなみに、21日夜は事務所にて、派遣村でしょうがい・病気の相談にあたっている方にお話しを伺う。何と派遣村に相談に来られる3人に1人は何らかのしょうがい、もしくは病気だという。
 格差社会とは社会的弱者を切り捨てる社会だ。仕事の前の生存権そのものがおびやかされているのだと考えると、地域でのセーフティーネットを早急につくらなければと思う。

 セーフティーネットとは、綱渡りの下に張られた網を指す。
 まさしく現代社会は綱渡りだ。足を踏み外して落ちた人も、綱に必死でぶら下がっている人も、落ちても安心の弾力性のある、しかも強靭なセーフティーネットをみんなでつくりたい。

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2009年1月20日 (火)

行財政健全化方策案として出てきた公立保育園の2園の民営化問題について

 複数の方々から、公立保育園の民営化の話が出ているようだが、どういう事情でそうなったのか教えて欲しいとの問い合わせがあります。
 問い合わせの多さは、議員10年間の経験から言っても、かなりの反応です。
 しかし、1月9日、関口市長の行財政健全化プランに対する全員協議会でこの問題を取り上げたのは私ひとりでした。
 そのギャップも不思議な気がしました。

 十二月議会では関口市長から今後の行財政健全化方策案が示されました。
 その中で、予測される10億円の不足に対し、高齢者に対する食事サービスの負担金の増、家庭ゴミの有料化(2億円捻出)、下水道使用料値上げ、国民健康保険税の6.8%値上げ(9千万円捻出)等とともに、公立保育園民営化(4園中2園を民営化し2億円捻出)が財源捻出方策案として出された訳です。
 この公立保育園民営化案が出てきたのを見て私は非常に驚きました。

 保守の市長ならさもありなんところ、まさか市民派市長が、公立保育園の民営化を打ち出す訳がないと思っていたからです。真に保育行政に責任をもつのなら、直営の保育園を持ち、民間保育園と連携を密にして、複雑多様化する社会状況に対応できる条件整備が必要です。

 市長の言い分としては、「保育の質を確保しつつ」民営化との事ですが、2億円削減して同じ質というウマイ話ってあるのでしょうか?

 「民営化するとコストダウンできる」という考え方のいきつく先に“派遣村”があるのだと考えると、もういい加減、コストカットのための民間依託はやめるべきと考えます。
 十二月議会では、公立保育園2園の民営化はとんでもないと意見しました。

 1月5日付けで全議員宛に「くにたち保育問題連絡会」(保問連)からお便りがきました。
 内容は、「2007年の市長選に際し、保問連は立候補予定者に公開質問状を提出し、質問のなかで、公立保育園の民営化の是非を問う項目を設けた。現・関口市長は、『公立保育園の民営化には反対』と回答した。自治体が保育の実施責任をもつことの重要性を認識しているものであり、保問連としては、その姿勢を高く評価した。今回の動きは大変不安で、懸念している」と書かれてありました。
 「今になって何故!」ということです。

 1月9日の全員協議会でその事を質問したところ、関口市長はどうやらその事を覚えていなかったようでした。

 保問連さんとも話合って再検討する旨の答弁を得た事に一安心はしたものの、ある意味、「記憶にない」という市長の正直な答弁に、市長選挙に臨んだ時と、就任してからの2年間で、自身も気づかない内にぶれてしまっていた事は恐ろしいと思いました。

 今からの保育行政は、ネグレクト(育児放棄)や児童虐待にも対応できなくてはなりません。こどもの親ときちんと向きあえる力量をもった保育士の存在が不可欠です。
 今ほど、キャリアのある専門的人材を育てる事を「ムダ」と切り捨てる発想を改めることが求められる時代はありません。
 その事が、若い人達が働く事に希望を見い出す事にもつながると考えます。

 現場を持たない行政は、実感する苦労がなくなる分、責任転換できる分、無責任でいられると私は思います。
 私は公務員の仕事とは、市民に直接の責任を負う仕事と考えます。
 「直接」の重さをもっともっと自覚して、こんな不安定な時代だからこそ公務員の責務をフルに機能させてもらいたいと強く願います。

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2008年12月 8日 (月)

本日の一般質問は久しぶりのブチ切れ質問になりました

 本日、午後2時半から1時間、私の一般質問でした。
 議員になって10年、一期目、二期目は、頭にくる事が先にたち、質問するより、いかにヒドイ対応なのか、どうにかして分からせたいとの思いが強く、どうしても攻撃的質問になりがちでした。
 二期目の終わり頃から、怒ってばかりいても市長部局には伝わらないのだとの思いにようやく達し、冷静な丁寧なやりとりでと心がけてきました。

 しかし、今回、久しぶりにブチ切れの質問となりました。市長が「行革」の名のもと、市民にのきなみ負担増(特に高齢者の負担増)を強いる提案を出してきたからです。
 高齢者の食事サービス本人負担金値上げ、長寿祝い金の77歳打ち切り、介護保険低所得者への利用料軽減見直し、総合体育館のグリーンパスの無料化から半額負担へ、国保の全体的値上げ、家庭ゴミの有料化、下水道料金の見直し等々……。
 私はどうしても怒りを抑えきれず、我ながらものすごいハイテンションで1時間飛ばしました。

 市長はじめ皆さんゲンナリしたかもしれませんが、私自身も声はかれるし、結構くたびれました。
 このような自称「ブチ切れ質問」は、2004年度の予算編成に際し、当時の上原市長が突然、「財政危機宣言」を打ち出し、高齢者のふれあい牛乳や、保養所助成の打ち切りや削減を提案した時以来です。

 その時より社会状況は厳しくなっています。
 また65歳以上の方々は、国の税制「改革」により、当時より1億8千万円も多く市民税を納めておられます。介護保険でも医療改革でもダブルで、負担増に利用制限までされて、どこにも落ちつけず、老老介護になったり、大変な状況になっておられる方がいます。
 その実態が本当に見えているのでしょうか。高齢者福祉関連の予算に手をつける前に、他に手をつけられるものはないのでしょうか。ないのであれば、市長は理事者や部長の給料の大幅削減を、また賛成の議員は自らの報酬の削減を条件にやるべきと考えます。

 それほどまでの財政危機になっているとは私は思いません。
 高齢者福祉の見直しは最後の最後、やるときも所得制限を原則にやるべきだと思います。

 予算に反映するものに関しては、来年2月ぐらいに正式に決まるので、今後いろんな場で意見し撤回を求めていきます。

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2008年12月 5日 (金)

来年度からの介護保険料の値上げはされない見通し!にちょっと安心

 4日、5日と一般質問で一日5人の割合で続いています。
 主な質問は、市長が出した健全化方策について、住民基本台帳ネットワークについて、国立駅周辺まちづくり(道路3・4・10号線、旧国立駅舎)について、等です。

 また、議員提出の意見書案として、大和議員からは、国立駅周辺まちづくり整備の中で、3・4・10号の道路認定を求める意見書案が、小川議員からは国からの国民全員に対する支給金の使途についての意見書案の呼びかけがなされています。

 5日夜は公民館で開かれた、介護保険運営協議会主催の市民の意見を聞く会に参加しました。いつも感じる事ですが、グラフなどを使った資料がとてもわかりやすく、行政が作る資料のモデルになると思いました。

 運協委員と事務局を除くと10人ほどの参加者でしたが、それでも、支給量の上乗せの見直しと低所得者等特別な事情のある方への利用料を3%から6%に上げる事は絶対困るとの意見、地域包括支援センターの増設で相談にのってくれる人を増やして欲しいなど、一人暮らしの問題に加え老老介護の問題の深刻さが見えてきました。
 19日のまとめの運協でこれらの意見が反映される事を願います。

 運協としては来年度からの介護保険料の値上げはしない事でまとまったとのことで、とりあえずホッとしました。

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2008年12月 2日 (火)

二世による中国帰国者相談支援に希望を抱きつつ、関口市長が今後やろうとしている行政改革にガックリ

 本日は議会定例会休会日です。

 午後、市役所にて、中国帰国者の二世で支援相談員のリさんに現状について伺いました。
 「今日午前中はどんな相談がありましたか?」と質問しました。
 すると、
 *一世にあたる方の手術の相談
 *三世にあたる赤ちゃんの病院の相談
 *二世の方の就労や、生活保護や病気の相談
 *引っ越しに伴う三世にあたる子どもの小学校の学区の問題
 *一世の方のシルバーパスの申請について
など、いくつも出てきました。どれも、リさんは同行し、通訳もしています。

 体調が悪いのと言葉の壁で中々家から出ない一世の方を訪問したいのだけど、「国分寺市では認められているが、国立市ではどうなるか?」という事でした。これから寒くなるので、是非家庭訪問をやって下さいと私からも勧めました。今度の課長は中国帰国者問題については本などでよく勉強されており理解があり、助かるとの話しも出て、当事者だからこそできる「親身になった」支援相談の実例をみました。

 その後、介護保険課長より、今回の市長の「財政健全方策」及び行政経営方針に基づき、65歳以上の高齢者で買い物や家事が困難な方に対するお弁当の配達サービスの自己負担を、現状の300円から400円に引き上げようとしている事を聞き、暗澹たる気持ちになりました。企画部からは、他市並みの600円にと言われ、それはほぼ毎日利用する人には無理という担当の結論で、100円値上げの案に落ち着いたとの経過説明に、食べものは生きる事に直結するのに、とんでもないと思いました。一般質問で取り上げます。

 夜は事務所で、アートセラピストの、ちよさんの「アートカフェ」を開きました。テーマは「5年後の私のビジョン」で、いろんな雑誌等を切り貼りするコラージュというやり方で作品を仕上げました。とっても楽しかったです。

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2008年11月20日 (木)

お昼は高齢者のふれあいコンサート、夜はこども総合計画についてのわくわく塾です

 本日は第5回ふれあいコンサートでした。今回も芸術小ホールがほぼ満席になるほどの高齢者の方々が来てくださいました。
 主催者の遠藤喜美子さんは山田耕作さんに師事したといいます。80歳を越えた喜美子さんの歌声は今年も素晴らしく、私としては今年も『初恋』を聞けて感動しました。
 また、鈴木明子さんのマリンバでは、『荒城の月』『川の流れのように』の曲で涙する方が多く、ラストの70歳を過ぎた岩下要さんのバイオリンでは、アンコールが出るほどでした。岩下さんは『愛の讃歌』でアンコールに応えてくださいました。
 最後に会場の皆さんで、『ふるさと』などを歌いました。客席からの歌声がなんともいえず優しく響き、舞台そでで聴いていて胸が熱くなりました。

 コンサート終了後は恒例のロビーでの懇親会です。南風さんがコーヒー、ケーキを出してくださり、100人以上の方々が楽しん懇談してくださいました。お土産は今年もヤクルト研究所からのジュースでした。
 いろいろな団体・個人の協賛により、このコンサートが「無料」で成り立っている事、多くの人の手と目で成り立っている事に今後の地域福祉へのヒントを感じます。

 一人暮らしの高齢者で、希望される方に、安否確認も含めて週3回、牛乳が無料で配達されるのが「ふれあい牛乳」です。財政難を理由に関口市長がこれを切る事がないよう、議会でしっかり発言しなくてはと今年も思いました。

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 夜は、公民館で開かれた「こども総合計画」に関するわくわく塾に参加しました。
 わくわく塾は行政の出前説明会で、3~4人の会でもOKというものです。本日は「子どもの権利条例を読む会」の皆さんの要請で開かれました。

 大きな質問が出されました。「こども総合計画」では、第一に『子どもの権利条例』の制定に取り組むべきですが、計画制定から7年も経つのになぜ着手されないのか?というものです。
 職員の回答は大変率直でした。
 「こども総合計画」の担当者はたった1人で、各小学校での放課後こども活動・こどもホームページ・キャンプ・成人式などの具体的事業に追われ、条例制定のような大きなものには手が回らない。「市長特命プロジェクトチーム」のようなものを作ってもらわなければ到底不可能とのことです。本当にそうだと思いました。
 関口市長は、このような現場の職員の声を、組織改正の時に聞かなかったのでしょうか?
 職員1人では到底背負えない程の中身と量の責任がのしかかっていること、市長や議会の指摘する職員の「やる気」や「創意工夫」では到底片付けられない現場の声を、市役所自らが取り組むべきだと感じました。十二月議会で取り上げます。

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2008年11月19日 (水)

本日も忙しい一日でした

 11時30分~13時
 中国帰国者の支援事業について国分寺市議の亀倉さんと中国帰国者の会の方々と相談しました(西国分寺にて)。

 13時30分~14時30分
 部落人権フォーラムに参加(国立市役所3階会議室)。

 15時~16時
 精神しょうがいしゃ福祉ワーキンググループを傍聴(総合体育館会議室)。テーマは部屋を借りる際の公的保証人制度の必要性について。

 16時30分~17時30分
 明日のふれあいコンサートの準備。

 19時30分~21時
 国保運営協議会、学習会。
 保険料の長期滞納により事実上保険が使えず、窓口10割負担の資格証明書発行が19人とのこと。
 私は個別事情をちゃんと把握できない時は資格証明書は出すべきではないと考えますが、委員の中にはこれだけ何度も督促状を出しているのだから、資格証明書はやむを得ないとの意見の方もいて、その中には医師会の方も入っていて、何だかショックでした。

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2008年11月 5日 (水)

風邪ぎみの中、ふれあいコンサート実行委員会としょうがいしゃ団体等連絡協議会に参加

 11月5日、朝起きると、まだ体の芯が熱っぽく、だるさが体全体に漂っていましたが、午前10時からのふれあいコンサート実行委員会に参加しました。

Sh350031  場所は主催者で主演の遠藤喜美子さん宅です。
 国立市の保存樹木に指定された大きなけやきや紅葉等の木々に囲まれたお庭はすっかり秋真っ盛りで、たくさんの椎の実が落ちていました。実行委員Fさんが、来る時に拾ってきたのよと、色づいた柿の葉を小さなスケッチブックから出され、私は記念の写メールを、実行委員Tさんは絵手紙にするんだと大事そうに持って帰られました。

 主演の遠藤さんは82歳。実行委員のお二人も70歳代です。
 20日の高齢者ふれあいコンサートには高齢者の方々が大勢来られる事でしょう。昨年、「来年も来られるよう生きていたい」とアンケートに書いていらっしゃった方も来ていただけたら嬉しいなあと思います。「無料」「地域」「本物」のコンサートを今年もこのような素敵な先輩達に交じってお手伝いできる事に幸せを感じました。

 夕方6時からは、福祉会館で開かれた車椅子の方々を中心とする国立市しょうがいしゃ団体等連絡協議会に出席しました。
 市に提出する国立市地域保健福祉計画の見直し・評価のまとめの作業中で、メインは、365日24時間対応の緊急相談窓口の設置に向けて、市と社会福祉協議会と市民との三者会議の必要性など、熱心に話し合われました。
 「当事者主権」という言葉の意味を実感する一日でした。

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2008年10月29日 (水)

大阪府守口市の「さんあい広場」を視察しました

Sh350024  10月29日は、福祉保険委員会視察の2日目で、大阪府守口市の「さんあい広場」を視察しました。
 さんあい広場は、介護保険が始まる2000年に、介護保険に関する地域住民と前市長との話しあいの中から、地域要望として上がったものの具体化としてスタートしました。

 さんあい広場の「さんあい」とは、「ふれ合い」、「助け合い」、「語り合い」の3つの「合い」から名付けられました。閉じこもりがちな高齢者のいきがい施策として、地域コミュニティーの再生の場としても、内閣府の高齢者いきいき事業として全国に紹介され、今年になって視察が増えたという事です。

 私達が視察したのは「さたさんあい広場」という、さた小学校の敷地内にある、使われなくなった幼稚園の建物の1階(2階は放課後ワクワク活動という子どもたちの放課後支援事業を行っています)を利用しています。地域運営委員会の自主運営により毎日開かれ、喫茶・食事・交流事業を展開しています。

 本日水曜日の午前中は、150円のモーニング(トースト・ゆで卵・コーヒー)が、50円を社会福祉協議会が補助し、100円で出されていました。たくさんの方々が楽しそうに召し上がっておられ、各テーブルの上には敷地内の畑で無農薬栽培されたサツマイモをふかしたものが置いてありました。土曜日は300円でお食事の日という事です。
 運営委員会には80人程の手伝い登録があり、喫茶・食事を各5班に分けてローテーションでおこなっているそうです。

 守口市は、場所と水・光熱費だけを負担しているとの事。社会福祉協議会も、閉じこもり防止事業として補助しています。関西には喫茶店でモーニングセットを食べるという人が多いと聞きますので、それもきっかけとしては良かったのかなと思いました。
 お隣りのさた小学校でかってPTAをやっていた方(女性)が、今はさんあい広場のまとめ役をされていて、長い間の地域のつながりの深さがわかりました。

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2008年10月28日 (火)

福祉保険委員会の視察です。テーマは複合施設

 今日(10月28日)から一泊二日で福祉保険委員会の視察です。
 委員会メンバーは8名ですが、今回は共産党の吉村さんが出産直前で参加できず、随行の議会事務局の小林さんを含めて8名での視察です。

 初日の本日は、京都府京田辺市にある老人保健センターと児童館の複合施設「大住ふれあいセンター」を視察しました。

 こだかい丘を切り開いた、緑豊かなところを約4億円で市が買い、総工費約7億円で建設し、2005年度から直営で開始という事です。ゆったりとした平屋づくり、周りにグランドゴルフ8コースが整備され、老人保健センターはお風呂、カラオケルーム、マッサージルームに調理室など、60歳以上の市民は無料で使えるとの事。児童館も利用しやすく作られていました。

 うらやましいほどの施設でしたが、交流を目的に造られた複合施設ですが、夏休みなどは苦情も多く、ソフト面での交流についてよく考えて造らないとだめだという本音も聞けました。隣り合わせに造っても「交流」は生まれないんだなあとか、良き交流だけが交流ではなく、トラブルもまた交流であり、それもまた隣り合わせに造っているからかもしれないなあとか、いろいろ思いました。

 京田辺市では、77歳になった方には杖をプレゼントするという事業もあり、賛否両論あっても長年続けてきたので、なかなかやめられないとの事でした。面白い施策だなあと思いました。

 国立市に即適用することは難しいですが、国立には直営の老人保健センターはなく、児童館との複合施設もありません。「うらやましい」のは、やはりそこまで高齢者福祉に力をいれている市の姿勢にあると感じました。

Sh350023  最後に視察のお土産にと、児童館の職員の方がドングリのふくろうを下さいました。暖かい気持ちになりました。玉露が名産の所ですが、玉露ではありませんが、とてもとてもおいしい煎茶を甘くいれて下さいました。印象に残りました。

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2008年10月15日 (水)

自転車で転んでしまいました!

 10月15日、自宅マンションの駐輪場から出ようとしてバランスを崩し、なんと自転車ごと倒れて、顔と手を打ってしまいました!
 このところ左膝が痛く、とっさの時に対応できず、それこそ手も足も出ずに倒れていった訳で、「老化」の二文字が頭をかすめました。
 気持ちだけ先走るのはやめて、気も体に合わせ、スローライフに切り替えよう!と、“転ばぬ先の知恵”(ちょっと違うかなあ?)と思いました。

 今日は化学物質過敏症の方から電話相談がありました。近所での工事と、家の前でのタバコのポイ捨て(タバコの煙もダメなので)などで苦しさがひどく、逃げ場を探されているとの事。もう数年のお付き合いですが、本当にシンドイ事だろうと思います。ただお話しを聞いていると、非常に厳しい現実があるにもかかわらず、自然の暮らしに一番近いところで生きておられる事を感じます。

 その後、老老介護の相談の件で、介護保険課長からケースワーカーの対応などについて聞きました。
 病院から病院へ3ヶ月毎に替わり、特養は医療ケアの必要な方は入れず、在宅介護は無理の状況で、介護する側(多くは女性)は、子どもや親戚がいなければ、最後に頼るところは市役所しかありません。市役所に来られて相談すると、必ず涙ぐんでしまうとの事でした。
 そのような場合にはケースワーカーの出番です。
 病院との連絡、経済的問題、心的問題など、一人でクリヤーできないところを支えるのがケースワーカーの仕事で、大変な仕事です。このケースワーカーの人数が充分で、力量があれば、セーフティーネットになります。
 どこの自治体もお金がないと職員を減らし、議員までが民間依託になどと言っていますが、これは大きな致命的間違いです。10年間、暮らしの相談を受けてきて断言できます。

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2008年10月12日 (日)

自転車事故、いじめ、子育ての疲労、老老介護など、多くの課題に出会った日でした

 10月12日朝、矢川の家を出て、休日応急診療所の角まで来ると、女性が道に倒れ、傍らに小さなお子さんの手をつないで、心配そうにしゃがみこんでいる夫らしき男性が目に入りました。
 側に自転車が2台。声をかけると、カーブで自転車同士が接触し、妻の乗っていた自転車が倒れ、肩を強打し、痛さで起き上がれず、救急車を待っているという事でした。
 次の用事があり急いでいましたが、心配で立ち去れず、何か自分に手伝える事はないかとアレコレしていましたが、救急車が来るのがとても長く感じられました。
 2歳ぐらいに見える子どものヘルメットが転がっており、その子はどこもケガはないということです。もしかしたら、本能的に子どもを守ろうとして、ご自分の体を強打したのではないだろうかと思いました。また、左肩ではあるけれど、これからの育児が大変だろうなあとか、でも頭でなくて良かったとか、いろいろ考えてしまいました。
 自転車はほんの一瞬の事故でも取り返しのつかない事になると実感しました。どなたかわかりませんが、早く回復なさる事を願っています。

 その後、本来の用事である、東の造形リトミック教育研究所に伺いました。
 この研究所は、しょうがいをもつ子どもたちに音楽と造形を統合させて学習の基礎能力を開発する創造的教育を行ない、30年以上の実績があります。私が知っているこどもたちも何人も通い、その素晴らしい絵や作品に感動しました。
 実は、そこに通うお子さんが学校でイジメにあい、保護者が度々訴えても解決されず、研究所としても面談の域を越えるので、研究所から私に連絡して来たのです。
 副所長である玉野さんから、一般論として、イジメの問題は、イジメる側の子どもも大きな意味で被害者であり、何らかの(学校・家庭・自分自身などの)ストレスフルな環境の中にいる事、厳しく注意すれば解決する訳ではなく、そこで学校の教育力が問われるのだが、若い担任の未熟さをフォローできる力量が学校にないように思える等、貴重なお話しを伺う事ができました。
 また保護者から、ゲームの様にパンチされても、周りの子はむしろイジメの側につく事、その事を相談できる他の保護者がいない事などをお聞きし、大人社会の問題がストレートな形で教室で起きている事、その事を解決できない学校の姿が見えるようでした。イジメてしまう子のかけこみ寺が欲しいという言葉も心に残りました。
 また実際にイジメられている子は、家庭やリトミック教室で自らを解放し、イジメられている事そのものすら、自らの成長のかてとしていると聞き、希望が見える思いでした。
 イジメている子や、その親や、担任みんなを励ましたいと言われる副所長に、「教育力」とはこの人間を信じる力なのだろうと思いました。こども達の素敵な絵に囲まれたこのスペースで、担任や主任や指導主事なども入り、今後の対応などについてじっくり話しあうと道は開けるのではないかと感じました。
 私の仕事はまずは教育長と話す事で、早速14日に動きます。

 他に、しょうがいのある子どもを育てるのに疲れ、我が子をかわいいと思えず、せめて、土日だけでも眠りたいとのSOSを受けているが、週末ステイできる場所がないという相談も一緒に受けました。子育ての疲労が虐待やネグレクトにつながる事は容易に想像できます。

 これも14日の私の宿題となりました。こども家庭支援センターとの話しになります。いずれにせよ、地域の教育力の拠点として、このリトミック教育研究所のような民間とのネットワークも大事なのではないでしょうか。

 午後からは、公民館地下ホールで開かれた市民主催の「九月議会の話しを聞く会」に参加しました。
 この中で、議会は魅力がない、行って何も得るものがないという厳しいご批判をいただきました。こういう市民の声に議会はもっと真摯に耳を傾け応えていかなければいけないと感じました。市民の声を聞く会を議会としてやるべきではないかと思います。苦情は貴重な提案です。そこからの議会改革が必要だと考えます。

 また、老老介護では次のような訴えがありました。胃瘻や管をつけた夫が入れる施設がなく、救急車で入院するが、退院しても行くところがなく自宅に帰らざるを得ない。そしてまた救急車……、を繰り返している。くたびれ果てて市役所にかけこむが、市の窓口の対応が本当に冷たい。ほかの市ではケースワーカーが病院まで来て、病院のケースワーカーと協議し、次の対応を考えてくれるが、国立市は紙を渡すだけとの訴えです。
 「対応します」と市長が返事をしていましたが、これも14日以降の追跡調査に加わりました。

 以上、交通事故、いじめ、子育ての疲労、老老介護など、いくつもの議員としての宿題をもらった一日でした。
 ひとつひとつが重い課題ですが、市の課題(人員不足など)も考える中で、苦しんでいる市民と、担当のケースワーカーをつなぎ、実効力のある相談支援体制(窓口からサポート先まで)を作っていかなければなりません。私も人と人とをつなぐ「まちのコーディネーター」になりたいと思いました。

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2008年10月 1日 (水)

第5回ふれあいコンサート実行委員会に参加

 10月1日、第5回ふれあいコンサート(11月20日開催予定)実行委員会に参加しました。

 2004年1月、突然財政ピンチ宣言が出され、いくつかの事業の廃止が示されました。その中にふれあい牛乳事業も含まれていました。この事に対して、存続を求める陳情が出され、議会で賛成多数で可決され存続される事になりました。
 その存続を記念して、陳情を出された「高齢者福祉を考える会」の代表であり、声楽家の遠藤喜美子さんが、高齢者のためのふれあいコンサートを開かれたのが始まりです。

 当初から商工会はじめ多くの団体・個人の賛同により無料で開かれ、ヤクルト研究所からはヤクルトが、地元のコミュニティーカフェはコーヒーや手作りクッキーを提供し、コンサート終了後はロビーで多くの方々が懇談されています。
 舞台では毎年地域で暮らす音楽家の方々が趣旨に賛同し、演奏してくださっています。

 秋の一日、みんなの手によるコンサートで、本物の音楽を楽しみ、そして、おいしいコーヒーとクッキーと歓談。その小さな時間がつくり手も参加者も幸せにするんだなあと感じます。
 昨年頃から、80歳になる遠藤喜美子さんのソプラノの素敵な歌声に元気をもらい、来年も来れるように自分も元気でいたいと希望を感想に書かれる方が目につくようになりました。

 初回からお手伝いしてきて「ふれあい」の中身を実感できてきたと思っています。

【ふれあい牛乳事業とは】
 75歳以上の一人ぐらしの方の希望者に週3回牛乳・ヨーグルト等が安否確認を兼ねて配達される。次の配達時、もし牛乳が残っていれば、牛乳屋さんから市役所に連絡がいき、市が対応するという制度。

 現在、市内、大学通りの内山牛乳店、東の北澤牛乳店、富士見台の下田牛乳店の3つの牛乳店が約600人に配達。人気の高い事業である。

 かっては5店舗あった牛乳店さん自体も減少している。個人商店の問題も含まれており、地域のコミュニティーのためにも個人商店を守る施策が必要と感じる。他の自治体ではゴミの回収等もある。通院・買い物等での移動手段の確保、食事面でのフォロー等、一人ぐらしの高齢者を支える施策の必要性を感じる。

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2008年8月 5日 (火)

多摩全生園へ

 8月4日、ハンセン病国家賠償請求訴訟の支援を続けてきた友人と、東村山市多摩全生園にお住まいの方を訪ねた。
 併せて、3月22日に亡くなられた国本衛さんのお宅にも伺い、手を合わる事ができた。国本さんは、国賠訴訟原告団事務局長として尽力され、裁判勝利後にはハンセン病市民学会を立ち上げた方である。また、国本さんは、在日韓国籍とハンセン病隔離強制という国家政策による二重の迫害差別と闘い続けた方である。差別を受けた側から差別のない平和な市民社会を創る事を希求し、行動された方であった。

 国本さんのお宅では、妻のみよ子さんが暖かく迎えて下さった。
 お部屋の中には、国本さんが亡くなられた後に、みよ子さんが国本さんとずっと一緒にいたいとの思いで飾られたという国本さんのお写真がいたるところにあった。子をつくる事が許されなかった、ハンセン病の元患者の方々のご夫婦の絆は本当に深いと胸が熱くなった。
 三期目の選挙の際、国本さんから、「どんなに小さな集まりでもいい、差別の問題を語り合うのだ」という国本さんの詩を見せていただいた事がある。ご自分の苦しみを人間愛に昇華させた方であったと思う。

 国本さん宅を出て、おじゃましていたお宅に向かう途中、激しい雷雨となった。
 その時、全生園の住宅の中に、なんともかわいいトトロや河童や亀の陶器の置物が置いてある素敵なお宅があった。あまりにもかわいいので眺めていたら、お宅の主で作品の作家でもある佐々木さん(後でお名前を教えていただいた)が、偶然にも顔を出して下さり、雨宿りも兼ね、わざわざ招き入れて下さった。

K3300027  家の中には大小何百というトトロがいた。
 「不自由な手で作ったから、それがいいんだと僕は思う」と話して下さった。
 佐々木さんは今、長島愛生園(岡山県)の「青い鳥楽団」を支えた看護師さんの記録を残すために出版に向けて活動されているという事だった。この看護師さんは、青い鳥楽団の盲目のハーモニカ演奏者、近藤さんに感銘を受け、その縁で、青い鳥楽団を支える活動に入った方である。

 裁判でも法律でも解決できない心の問題を音楽や芸術で越えて行こうとする中で、素晴らしい作品が生まれていく事を知った。

 私もこぶしの木の看板を持っているトトロを作ってくださるようお願いした。今年中にはできるとの事。思わぬ出会いに感動した一日でした。

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2007年11月12日 (月)

10日はDV防止月間企画に、11日は「社会的事業所とは?」の学習会に参加。実り多い土日でした。

 10日土曜日は、富士山の裾野にあるホールで開かれた、DV月間のコンサート企画、『SENSE・OF・PEACE』に参加しました(DVとは、ドメスティック・バイオレンスと言われる、親密なパートナーから受ける様々な形態の暴力を指します。11月は内閣府が推奨するDVを考える月間で、各地域で様々なイベントが開催されています)。

 フィリピン、タイ、インドの女性たちに、シェルターで働いている人や、サバイバーの当事者の方々や子どもたちなどが集まり、ヴォイスワークショップや自由に踊ってみるなど、心と体を思う存分解放できる、素敵なコンサートを楽しみました。
 また、アジアの何種類かのカレーや、野菜たっぷりのほうとうなどのフードコートもありました。マフィンがたくさん差し入れられ(大きくておいしかった!)、ぶどうに、ブルーベリーに、バナナに、ハーブティーなどが、大きなテーブルにふんだんに置かれ、みんなで取り分けて楽しく食べたのが印象的でした。

 アジアの女性達は皆、明るく陽気で、踊りも歌も自然で感動しました。
 彼女たちの多くは日本に働きに来たところ、その実、人身売買的に扱われ、いのちからがらシェルターに逃げてきた人達です。その事を思うと、DV防止法ができた事の大事さを痛感し、と同時に、民間シェルターが果たしている役割の重さを実感しました。

 何よりアジアの当事者の女性たちとともに、いい音楽を聞き、歌い、踊り、食べた事で、仲間になれたような気持ちを抱けた事が嬉しかったです。

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 11日日曜日は、国立で開かれた、「ライフステーションワンステップかたつむり」主催の学習会『社会的事業所とは?~ともにはたらく、ともに生きるとは?』に参加しました。

 お話しして下さったのは、「わっぱの会」の斉藤けんぞうさん。
 「わっぱの会」とは、1971年、しょうがいがある人もない人も、共に生きる場を目指して、名古屋の街中で生活を始め、共育・共働・共生の社会を目標に、共働事業所として、国産小麦による無添加パン「わっぱん」を製造販売し(7ヶ所)、共同生活体としてのグループホーム(13ヶ所)他、いくつもの事業を展開しているところです。

 「社会的事業所」とは、先日福祉保険委員会でも視察に伺った、滋賀県大津市が日本で唯一要綱を作って実施していますが、そもそもはイタリアなどヨーロッパで「ソーシャルエンタープライズ」(社会的企業)として生まれ、急速に発展しています。失業中の若者や、しょうがい者の雇用といった社会的な目的を優先させつつ、事業としても成功を目指し、格差社会のいき過ぎを是正する役割ももつと言われます。

 もちろんそのために国から補助金が支出されています。イギリスでは昨年、社会的企業を地域社会再生の起爆剤に位置づけるべく「コミュニティ利益会社」(CTC)という法人格が新設され、すでに220社が発足したという事です。風力発電機を設置して地域に安い電力を供給したり、地域の医者たちが時間外診療を担う企業をおこしたりしているそうです。

 この考え方を日本に導入したのが滋賀県です。わっぱの会もこの考え方にもとづき、しょうがいに関係なく、誰もが最低賃金を1ヶ月18万円におき、全員で公平に分配するという実践を名古屋でおこなっています。すごい発想の転換だと思いました。

 日本では、国はまだ導入の検討すらしていませんが、十二月議会で国立市独自で研究を始めてはどうか提案してみたいと考えました。
 とても関心あるテーマでした。

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2007年11月 1日 (木)

31日、行政評価制度研修(9時~17時)と国保運協勉強会(19時半~21時)、夜は泊まりサポート!

 31日はけっこう「働きマン!デー」だった。

 まず、朝から夕方まで、市役所で議員向けに開かれた、「行政評価制度の全体像~議会・議員としてどう関わるか~」に参加。
 5~6人の小グループに別れて(私のグループは、新しい風の重松さん、公明党の中川さん、共産党の高原さん、明誠会の井上さん、民主党の丸井さんのまさしく超党派の6人)、実際に高齢者の自立支援施策(住み慣れた地域で、生きがいを持ち、安心して暮らせるため)の一事業である食事サービスを例にとりあげ、施策評価から事務評価までをやってみるワークショップ方式で進められた。講師は、経営改革プロデューサー星野芳昭さん(三重県の行政改革全般を支援。以降、200以上の自治体の行政評価システムの導入に関わっておられ、国立でも今進んでいる全ての事務事業評価に関わっている)。
 どうせなら議会改革について、やってみると良かったのではと思う。

 夜は今進んでいる医療改革の内容の勉強会。
 医療費の「適正」を図るために高齢者の自己負担を増やした改革という事であるが、昨日新宿のクリニックが閉鎖されたように、医療現場は維持すら難しくなってきており、患者サイド も厳しい状況に立たされている。「適正」という名の医療保障の崩壊が起きていると思った。
 委員に癌患者の会の方がいるが、その委員の方から、新しく始まる特定検診の5ヵ年計画をつくる際には、癌患者の意見も取り入れて欲しいという意見が出された。貴重な意見であると考える。また医者の立場で、ここのところ毎年、結核患者が10名ほどでいるので、胸部レントゲンは入れて欲しいという意見が出された。

 最後は、東区にある「はじめの一歩ハウス」の泊まりサポーターだ。
 この秋でまる5周年をむかえる。月1回の泊まりサポーターも60回を超えた事になる。
 重度と言われる知的ハンディキャップを抱えながらも、皆純粋で、明るく生きている。支援している人達も住人と同じで若い。サポーターの私のほうが、元気をもらっている。共にゆっくり生きることを体感できる場所かもしれない。
 近頃は、支援者も、泊まりのボランティアサポーターも不足がちだ。泊まりサポーターは女性が条件。ものぐさな私でも続けられている。こんなふうで良いのなら、年とっても行けるかなあと思う。一歩ハウスの住人は若い。今から一人暮らしに向かう人たちもいるだろう。もしも私が認知症になったら、一歩ハウスには立ち寄っても、じゃけんにされないのではないかなあと思う。もしも私がそうなったら、私は地域を安心して歩き回りたい。
 そんなまちをつくりたい。

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2007年9月28日 (金)

国民健康保険運営協議会

 28日(金)午後1時半~3時は、国民健康保険運営協議会でした。

 私は委員ですが、運営協議会は、国民健康保険法で定められた機関で、とても重要でかつ独立した機関です。委員には公募で選ばれた4人の市民と、お医者さんが3名(医師会・歯科医師会)、薬剤師会から1名、東京都から1名、学識経験枠だが議員のみ4名、計13人で構成されます。

 運営協議会の本来の役割は、被保険者代表の市民が、保険者の運営と、医者・薬剤師に対して、医療保険が的確に運用できているか、厳しく意見したり注文をつけて、国保の運営に反映させる事が必要と考えます。

Dngr  この日は、2006年度の国保会計の決算報告でした。私は、8年間、国庫支出金の負担割合の減少に対する、保険者としての意見を示さない事の問題、高齢者の医療費の負担増、国保が払えない人のホットライン開設、レセプト(診療報酬明細書)分析、情報公開などによる予防施策等が必要であると要望しました。

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2007年9月17日 (月)

敬老の日に思うこと

P9181941  17日、総合体育館で開かれた敬老大会に出席しました。

 75歳以上の約6,000人の方に案内状が発送され、その中に、私が提案し市長が決断した、生活実感アンケートも同封されました。既に2,000通を超える回収があり、アンケートの回答から、「ちょっとしたこと」に困っている事がよくわかりました。

 外出・買い物・通院・ごみだし・庭木の剪定、電球一つのつけかえにも困る、階段ひとつで出ることをためらう、耳が聞こえにくくなり、人に聞く事をあきらめる、自分の身ひとつだけでも大変なところでの買い控え、等々……。単身・高齢夫婦世帯には、そのようなちょっとした問題の積みかさねが、孤老・うつ・病気等につながっていくのではないかと容易に想像できます。

 加齢によるハンデキャップは、若い時は思う存分に動けたという感覚が残っているだけに辛い事だろうと痛切に感じました。

 「介護を受けることになったとき、国立に住んでいて良かったと思える福祉を願います」という言葉がアンケートにありました。その通りだと思います。私の高齢者福祉のビジョンは、「女性で一人暮らしで、家もなく貯金も家族もなく、健康でもない」その人が、安心して暮らしていける制度をつくることです。究極かもしれませんが、私自身の近い将来への安心への担保です。

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