2009年6月 2日 (火)

市長への要請と教育長への訴えに同席しました

午後1時~2時
 シングルマザーの方が、月12回が上限のホームヘルプサービス事業を24回まで増やして欲しいと市長に要請し、私も同席しました。

 そもそも、フルタイムの人には、月12回では到底足りません。現行は、1回8時間を上限に月12回までとなっていますが、せめて月96時間までとなると、1回4時間、保育園や学童保育の帰りから晩ご飯を食べて寝るまでの、子どもにとって、安定した生活が保障できる訳です。

 実家が遠く親子だけでの暮らしをサポートする場合など、ヘルパーも複数が必要です。子どもは大きくなったが自らもシングルマザーという共感関係で派遣している良い事業所が国立にはあります。
 事業所・行政がパートナーシップを結ぶ、ひとり親支援事業を進めて欲しいと思いました。

午後2時~3時半
 教育問題で、保護者の教育長への訴えに同席しました。

 ある中学で、移動教室先にお菓子やトランプなどの「持ってきてはいけない物」を持ってきた生徒を調査するのに、自己申請ではなく、自分以外に持ってきた人を報告する(子ども達の世界では「チクル」と言うらしい)調査を行い、ある部活では、罰として校庭を何周か走らせたという事でした。
 アンケート用紙には、「明るい学校生活のためにも正直に書いてほしい」という教員のメッセージがあり、必死の様子がみてとれました。

 早川教育長は、「学校は指導に一生懸命なんですよ」と擁護気味。
 保護者は、「こんなアンケート書けないよ」と悩む我が子の悩みは自然であり、この調査のどこが教育的なのかと訴えました。

 「きちんと指導すべき事ですが、一方、将来、振り返って思い出となるのはこんな事なんですけどね~」とおだやかに微笑む教育長にホッと気持ちがゆるみました。本気で向き合わないといけない問題と、どこかで、見逃すゆとりを持ちながら見守る問題の仕分けができないと、学校は、教員も子ども達も息苦しくなります。

 「本当にやってはいけない事」の判断力がつかない可能性もあります。
 教員が、アンケート用紙に「正直に書いて欲しい」と書く時点で、もはや正直には書かないと思っているのでしょう。
 悲しい事に、その無意識は以心伝心で子どもの無意識に伝わり、反発、もしくは、教員の意に添う上手い回答だけが生まれてくるように思います。そうなると、教員はますます子どもを信じられず、悪循環に陥るのではないかと思います。

 思春期の子どもに関わるには「大人度」が問われます。
 今回の学校の対応は、申し訳ありませんが、大人げないと正直私は思いました。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年12月22日 (月)

やっぱり、動いて、自分の目で見て、判断するのが一番大事と実感!

 怒涛のような十二月議会が終わり、12月21~22日、娘と一緒に熱海へ一泊の保養にでかけました。
 きっかけは、“熱海、一泊7980円で魚料理!”という新聞広告が目に止まり、疲れ気味だし、年に一回の自分へのご褒美と、福祉施設の激務に耐えられず支援員の仕事を辞めた娘への慰労も兼ねて行く事にしました。
 国立から離れた時間の中で、この間の事をあれこれ振り返りました。
 結構いろいろありました。

10日】 保存樹木のこと
 保存樹木の剪定でトラブルのあった件で、市がお願いした樹木専門家の農工大の名誉教授の診断に立ちあいました。大変興味深いお話を聞くことができました。保存に当たっては、やはりどう保存すれば良いかというビジョンが必要と感じました。

12日】 福祉保険委員会
 今年4月から保険料の徴収が始まった75歳以上の後期高齢者医療保険において、9月の段階で滞納者が200人以上いる事が判明しました。その方々は、滞納が続けば病院にかかれなくなる訳で、早急に対応を協議せよと意見しました。

13日】 川田龍平さんのお話しを聞く会
 30人ほどの方が集まり、環境委員会に所属する川田さんに、様々な要望が出ました。国会議員と市民がこんな近い距離で直接話しあうのは無所属だからこそと感じました。

15日】 沖縄高江の人達に代わって行動、介助者不足のこと、男女混合名簿復活のこと
 霞ヶ関の衆議院議員会館に行き、沖縄から選出された衆議院議員、照屋寛徳さんの優秀な秘書の菊里さんにお願いして、首相と防衛大臣に宛てた「沖縄高江の米軍ヘリパット基地建設反対」の要請書を担当局に手渡しました。これは、梨の木舎の羽田ゆみ子さん達の「基地にNO!アジア・女達の会」の行動の一環です。直接渡すと回答も得られ、質問もできるので、遠くてなかなか来れない高江の人達に代わって私たちにできる事があるのだなと感じました。

 夕方からは、介助者不足に関し緊急対応について話し合う国立のしょうがいしゃの方々の集まりに参加しました。

 その後、男女混合名簿の復活に向けての保護者・市民の話し合いに参加しました。
 こどもも、教員も校長も保護者もみんな、管理されたり締め付けられたりで、学校がだんだん窮屈になっている事を実感し、もう少しゆとりと余裕が欲しいなあと感じました。男女混合名簿は、人権が守られ、男女が平等で、しかも一人ひとりの違いが尊重される教育の具現化であると思います。

16日】 明和マンション調査特別委員会、「はじめの一歩ハウス」泊まりサポート
 午後いっぱいは明和マンション調査特別委員会でした。
 この日の午前中、どうしても気になることがあり、最高裁判所民事事件係に電話して質問しました。
 質問内容は以下の通りです。
 「最高裁への上告のタイムリミットの2007年1月4日(この時点では原告の明和地所も国立市も上告しない事では一致していた)、5人の補助参加人が上告を行った。その上告申請により、行政は、予定していた翌1月5日(高裁判決が確定した場合の賠償金支払いの開始日)の支払いが『できなくなった』と答弁しているが、果たして正しいのか? 本当は支払う事はできるのに支払わなかったのではないか?」
 答えは以下の通りです。
 「原則的には賠償金の支払いと裁判は別物。従って、もしも市が翌日支払って相手が受けとっていれば、金銭に関する争いはなくなったと解せられるから、被告の市には上告の意思はなかったと解せられ、残った補助参加人の不服申し立ての内容で最高裁判所は調査することになる。ただ市が被告の場合には公金となり、通常は補助参加人の上告をもって裁判は継続となるので、裁判の確定を待ったという事なのでしょう」
 つまり、支払いができないのではなく、市の判断で支払わなかったと解釈されるという事です。今回、市議会は上告を否決したのですから、補助参加人の上告があっても、市は上告できないという姿勢を明確に示すために1月5日に支払っていれば、以降の遅延金は生じなかったと考えます。

 夜は月に一度の「はじめの一歩ハウス」の泊まりサポートです。近頃中々眠りにつけない入居者(女性)の方が眠りにつくまで添い寝しましたが、これは6年間でできた信頼関係ですし、添い寝したら眠れるって、実は大事なんじゃないかと思いました。

18日】 最終本会議
 18日のブログをご覧ください。

20日】 事務所でYさん企画の「愛と自由を育む学校」
 1時間目は絵日記。2時間目は私の詩の授業で、30年前を思い出しながら宮沢賢治の『詠決の朝』を読みました。3時間目はゆるゆるリフレッシュで楽しい時間でした。

 --~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~
 こう振り返ってみると、いろんな事をしながら、いろいろ考え、気づいてきたんだなあと思います。

 熱海のホテルは、想像したのとは随分違い、海も見えず、残念ながら温泉もなし! やや期待外れでしたが一晩ノンビリできました。
 新聞広告の鵜呑みではやっぱりダメだなあと思い、帰り、湯河原で下車し、海の見える源泉の日帰り温泉に入り、干物を食べたら最高でした。
 やはり何事も、直接行って、自分の目で見て、判断するのが肝心と思った次第です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 6日 (土)

「忘れてはいけない」事があると感じた日です

【11時~1時】
 被爆者の会「桜会」さんの定例会に伺いました(福祉会館)。
 今回は、大沼事務局長から社会福祉協議会についてのお話しを聞く勉強会があり、その後、昼食をとりながら懇談となりました。

 懸案は、昨年12月の議会陳情以降、皆さんの貴重な被爆体験を語り継ぎたいと教育委員会に要望したが、校長会で忙しいという理由で断られたとの事、何とか来年度は実現できないだろうかというものでした。
 長崎生まれの私としては、毎年8月9日には登校日となり、黙祷をし、平和教育として原爆の話しを聞いてきたので、「忙しくてできない」という校長と教育委員会の感覚にあきれました。議会で指摘する事をお約束しました。

 年に2回の桜会さんの例会ですが、伺うとやはり故郷の空気がします。何だか郷愁というものがわかる年になってきたと思いました。

【1時~3時】
 中国帰国者問題の課題について、鈴木則子さんのお話しを聞く会に参加しました(市役所)。
 民生委員の方々等も参加されていましたが、大半は帰国者の方々で、ほとんど日本語がわかりません。二世で今、市役所で生活支援相談員をしているリさんが、小さな声で通訳していました。
 鈴木則子さんは、「自分達の存在は何であったのか?国に従い、開拓団となり、敗戦も知らされず、国に棄てられ、大半が殺された。なぜなのか。その事を問うために裁判をした」と話され、私は、その前の被爆者の会の皆さんの話しと重なると思いました。
 「この世に正しいと言われる戦争はない」──平和都市宣言の真実性を実感しました。
 忘れてはいけない証言だと思いました。

Sh350042  その後、泉団地の自治会長の久保田さんが急性心不全でお亡くなりになり、そのお別れ会が南プラザで開かれましたので、一目でも、お別れをしたいとかけつけました。
 近くに買い物するところもなく、交通も不便地域である泉団地の窮状を訴え、改善を求めて市役所に頻繁にいらしていたお姿が浮かびます。
 音楽家として幅広い活動をされている娘さんの久保田智子さんの思いもあってか、「マイウェイ」「知床旅情」等の音楽とたくさんの花に包まれた会場の中にはギッシリの人達が集まっていました。帰りには、偲んで下さいとバラの花をいただきました。
 帰り道、久保田さんの思いを議会全員で無にしないように取り組まないといけないと思いながら、城山を通り、写真をとりました。「いのち」を思い、私もこんな風に自分の生を生ききりたいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月10日 (月)

P連要望書は宝物がいっぱい

 11月10日午前10時~12時近くまで、五小P連の委員さん4人の方々から、教育委員会にあげた教育費増額などの要望書の説明を受けました。皆さん1年生と3年生のお子さんがいる方々です。少人数学級の要望のところでは、全国学力テスト1位の秋田県、2位の福井県は30人学級を早期に取り組んでいるとの新聞記事を資料に、学力と学級人数との因果関係に触れていました。今、五小の1年生は2学級になったため、1クラス37人になって大変な状態との報告もありました。

 またUSBメモリーの紛失に対しても情報管理の徹底と研修を要望されましたが、何よりきちんと保護者に報告がない事を問題にされていました。

 またお知り合いのお子さんが国立駅近くで鼻血が止まらなくなり、救急車を呼んだら、何と受け入れ先がなくて2時間も回されたそうで、緊急の医療体制の問題にも触れていました。

 防犯についても、一度留守にした時、子どもが帰ってきてしまい、鍵がかかっていたので、近くのコンビニにかけこんだら、その店主が連絡をとってくれたり、帰るまで子どもをいさせてくれて本当に助かったと話され、やはりコンビニをかけこみ所に考えるのは当たっているかもしれないと思いました。

 他、学校図書室を夏休みもあけてもらいたいとか、学校給食にも地場野菜の時には農家の方が来てくれるなどの工夫が欲しいなど、次々にアイデアが出てきました。

 議会では、P連に対して否定的に言う議員もいます。しかし、我が子を通して、我が子だけではなく、教育の条件整備について、調べ・考え・まとめて、教育委員会に要望する。その中に現役の実感ならではの貴重な提言があり、それを真摯に受けとめなければならないと思いました。校長会はP連をつぶしPTA会長との懇談会でもの事を決めていきたいようですが、オバマ氏ではありませんが、静かなヒーローは、このような、一委員として活動する保護者達の声なのではないかと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

自分のペースで学べる教育を

 東京都教育委員会が来年度から、モデル自治体の小中学校に不登校の子ども達のための指導員の配置を決め、モデルになる自治体を募集中という新聞記事を読みました。そこで、大学4年の息子Rに、「君に適任の仕事じゃないの?」と勧めてみました。
 なぜなら、不登校の子ども達には、かつて不登校だった人がサポートするのが一番良いのじゃないかと考えるからです。その点我が息子は素晴らしく適任です。

 一中の3年の2学期から不登校になり、高校は一応、新宿山吹高校の通信に所属しましたが、すぐやめ、そのかわり、高1の夏・秋で大検を受検し受験資格を取りました。それからの2年半は自分の好きな数学にあけくれ、大学は数学科二部に入り、やはり学校には必要最小限しか行かず、今に至っています。

 「学校」という雰囲気がいかに緊張感を与え、居心地が悪いものか、理屈ではなく感覚でわかります。また学校に行かなくなってから夢中で数学にのめり込んでいったので、勉強は教わらなくてもできるものだと確信しています。勉強は面白いと気づく手伝いをすれば良いと、私の事務所で実に様々な子どもたちを教えてきました。中には立川養護学校を卒業した若者もいます。その方は学校時代に算数をちゃんと学べなかった事を残念に思い、今数学検定にチャレンジ中です。

 9日、その方は6級を、Rは1級を受験しました。
 今自分は自分が欲しかった教員像を実践しているとRは言います。マンツーマンだが、決して手取り足取りではなく、黙って目を離さずその人の問題を解くのに付き合い、どうしてもわからなくなった時にヒントを出すだけで良いとの事。一人の人間を黙って見続けていくのが最良の教育である事を体得したRはスゴイと私は思います。

 ゆっくり、じっくり自分のペースで学んで良いのだという教育を不登校の子ども達に保障してあげたいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月12日 (日)

自転車事故、いじめ、子育ての疲労、老老介護など、多くの課題に出会った日でした

 10月12日朝、矢川の家を出て、休日応急診療所の角まで来ると、女性が道に倒れ、傍らに小さなお子さんの手をつないで、心配そうにしゃがみこんでいる夫らしき男性が目に入りました。
 側に自転車が2台。声をかけると、カーブで自転車同士が接触し、妻の乗っていた自転車が倒れ、肩を強打し、痛さで起き上がれず、救急車を待っているという事でした。
 次の用事があり急いでいましたが、心配で立ち去れず、何か自分に手伝える事はないかとアレコレしていましたが、救急車が来るのがとても長く感じられました。
 2歳ぐらいに見える子どものヘルメットが転がっており、その子はどこもケガはないということです。もしかしたら、本能的に子どもを守ろうとして、ご自分の体を強打したのではないだろうかと思いました。また、左肩ではあるけれど、これからの育児が大変だろうなあとか、でも頭でなくて良かったとか、いろいろ考えてしまいました。
 自転車はほんの一瞬の事故でも取り返しのつかない事になると実感しました。どなたかわかりませんが、早く回復なさる事を願っています。

 その後、本来の用事である、東の造形リトミック教育研究所に伺いました。
 この研究所は、しょうがいをもつ子どもたちに音楽と造形を統合させて学習の基礎能力を開発する創造的教育を行ない、30年以上の実績があります。私が知っているこどもたちも何人も通い、その素晴らしい絵や作品に感動しました。
 実は、そこに通うお子さんが学校でイジメにあい、保護者が度々訴えても解決されず、研究所としても面談の域を越えるので、研究所から私に連絡して来たのです。
 副所長である玉野さんから、一般論として、イジメの問題は、イジメる側の子どもも大きな意味で被害者であり、何らかの(学校・家庭・自分自身などの)ストレスフルな環境の中にいる事、厳しく注意すれば解決する訳ではなく、そこで学校の教育力が問われるのだが、若い担任の未熟さをフォローできる力量が学校にないように思える等、貴重なお話しを伺う事ができました。
 また保護者から、ゲームの様にパンチされても、周りの子はむしろイジメの側につく事、その事を相談できる他の保護者がいない事などをお聞きし、大人社会の問題がストレートな形で教室で起きている事、その事を解決できない学校の姿が見えるようでした。イジメてしまう子のかけこみ寺が欲しいという言葉も心に残りました。
 また実際にイジメられている子は、家庭やリトミック教室で自らを解放し、イジメられている事そのものすら、自らの成長のかてとしていると聞き、希望が見える思いでした。
 イジメている子や、その親や、担任みんなを励ましたいと言われる副所長に、「教育力」とはこの人間を信じる力なのだろうと思いました。こども達の素敵な絵に囲まれたこのスペースで、担任や主任や指導主事なども入り、今後の対応などについてじっくり話しあうと道は開けるのではないかと感じました。
 私の仕事はまずは教育長と話す事で、早速14日に動きます。

 他に、しょうがいのある子どもを育てるのに疲れ、我が子をかわいいと思えず、せめて、土日だけでも眠りたいとのSOSを受けているが、週末ステイできる場所がないという相談も一緒に受けました。子育ての疲労が虐待やネグレクトにつながる事は容易に想像できます。

 これも14日の私の宿題となりました。こども家庭支援センターとの話しになります。いずれにせよ、地域の教育力の拠点として、このリトミック教育研究所のような民間とのネットワークも大事なのではないでしょうか。

 午後からは、公民館地下ホールで開かれた市民主催の「九月議会の話しを聞く会」に参加しました。
 この中で、議会は魅力がない、行って何も得るものがないという厳しいご批判をいただきました。こういう市民の声に議会はもっと真摯に耳を傾け応えていかなければいけないと感じました。市民の声を聞く会を議会としてやるべきではないかと思います。苦情は貴重な提案です。そこからの議会改革が必要だと考えます。

 また、老老介護では次のような訴えがありました。胃瘻や管をつけた夫が入れる施設がなく、救急車で入院するが、退院しても行くところがなく自宅に帰らざるを得ない。そしてまた救急車……、を繰り返している。くたびれ果てて市役所にかけこむが、市の窓口の対応が本当に冷たい。ほかの市ではケースワーカーが病院まで来て、病院のケースワーカーと協議し、次の対応を考えてくれるが、国立市は紙を渡すだけとの訴えです。
 「対応します」と市長が返事をしていましたが、これも14日以降の追跡調査に加わりました。

 以上、交通事故、いじめ、子育ての疲労、老老介護など、いくつもの議員としての宿題をもらった一日でした。
 ひとつひとつが重い課題ですが、市の課題(人員不足など)も考える中で、苦しんでいる市民と、担当のケースワーカーをつなぎ、実効力のある相談支援体制(窓口からサポート先まで)を作っていかなければなりません。私も人と人とをつなぐ「まちのコーディネーター」になりたいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 1日 (金)

四小教諭盗撮事件について

 昨日7月31日の朝日新聞に、「国立の小学教諭盗撮容疑で逮捕~スカート内撮影」の記事が掲載された。

 この許さざるべき事件については、7月28日(月)午前、是松教育次長から報告の電話があった。内容の深刻性から、子ども達への影響も考慮し、ブログへの掲載は控えていたが、実名をあげての新聞報道がなされた事もあり、本人も容疑を認めているという事で、現段階での教育委員会の対応と私の意見をお伝えしたい。

 教育委員によると、28日に該当のクラスの緊急保護者会を開き、保護者に説明するとともに、緊急校長会も開き、全教員に対し夏休みの間の言動に充分気をつけるように注意を促す事を確認したという(これって、先生が児童生徒に対して終業式によく言う言葉ではなかったか)。

 また、夏休みで子ども達がプールに来ていることもあり、スクールカウンセラーを入れ、学校として話しもし、心のケアに努めているという。

 事が事だけに、事実が確定しだい、厳しい処分となるので、新しい担任を見つけなければならない。校長が本人に接見したそうだが、本人は泣いて申し訳ないと繰り返し述べたという。何故?の問いに、やってはいけないと頭ではわかっていたが、やめられなかったと述べたという。新聞にも書かれてあったが、親にも子にも評判の良い人気のある教員であったそうで、それだけに衝撃が走っているとのことである。

 本人が概ね事実を認めているということなので、私の意見を述べたいと思う。

 スカートの下から盗み撮りするのは、性犯罪であり、暴力である。「やってはいけないとわかっていてもやめられなかった」が通用する話しではない。心的にも病んでいる証拠でもあり、DVと同じく、処罰だけではなく治療をちゃんと受けるべきと考える。そうでなければ再犯の可能性は高いのではないかと私は考える。

 また、被害にあった女性はもとより、間接的であるにせよ、子たちも精神的な被害を受けた。この事の深刻さを校長・教育委員会がちゃんと捉えているかが重要だと考える。

 性犯罪は究極の人権侵害である。

 私はこれまで幾度となく人権教育の後退、スクールセクシャルハラスメントへの対応など議会で質問してきたが、全然事の重大さがわかっていないと憤りを持ち続けた。

 6月議会では、二小でのUSBメモリーの紛失・恐喝事件(これも内部で起きた疑いがあり捜査中である)、卒業記念品のミス(中学校の卒業式に中学校向き和英辞典を贈った)など、決してあってはならない問題が起き、一般質問でただしたばかりである。

 その際、私は、「今、学校が校長による教員の管理強化に追われ、校長も厳しく経営者として評価され、学校本来がもつ自由性からかけはなれたストレスフルな職場となっているのではないか。その警鐘が今回の事件等なのではないか。再び繰り返さないためにも、本質的な原因の解明をすべき」と発言したが、今回また起きてしまった。

 教育行政のトップである早川教育長、並びに市民の命を守る責任を有する関口市長に事の重大さがわかっているのだろうか?と強い憤りをもって思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 3日 (火)

任意団体「校長・PTA会長連絡会」に対する住民監査請求

 本日は休会日ですが、校長がPTA会長によびかけて作った任意団体「校長・PTA会長連絡会」が、公務の時間に開かれていること、教育委員会が関与していない事などから、そこに行くために使ったバス代等の公金支出はおかしいとの住民監査請求の陳述があります。

 私の一般質問でそれらの事が明らかになった事もあり、私も監査請求に加わっています。

 公務の時間帯に校長がPTAの会長だけと、会則まで作って任意団体を立ち上げ、それが公務となる、その過程に教育委員会が関与していないというのは、ふに落ちません。

 国立市の監査委員会はきちんと監査してほしいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月15日 (木)

二小で情報流出事件発生

 5月13日の新聞に、市内小学校におけるパソコンデータの流出事件が掲載され、驚かれたり、あきれはてた方も多いのではないでしょうか?

 朝日新聞によると、「国立第二小学校で、今春卒業した児童の成績データなどを記録したUSBメモリーがなくなり、『拾った』とする人物から400万円での買い取りを求める手紙が同市教育委員会に届いていたことが分かった」。 買い取りを求める手紙には、「成績データの一部を印刷した紙が同封されて」おり、「メモリーから記録を見るには学校で割り当てたパスワードが必要だが、市教委が同校に確認したところ原本の内容と一致した」とのことです。

 USBメモリーとは、パソコンのデータ保存に用いられる記憶装置で、大変小型で携帯に便利ですが、小型ゆえに紛失や盗難の危険性が高いものです。

 10日・11日、学校では緊急に保護者会を開き、警察に被害届けを出すことにしました。

 メモリースティックは、本来は学校以外には持ち出してはならず、また仕事が終了したら消すことになっているそうですが、担任によると、机の引き出しに入れておいたといいます。とすると、何者かが学校の職員室の机の中から盗んだことになり、極めて悪質な犯罪です。

 新聞を見た市民から、「この責任は誰がとるのか?」「本当にちゃんと調査したのか信じられない」など、真相究明と、責任の所在を明確にし、二度と繰り返さないための方策を求める声を複数いただきました。

 11日、私に教育次長から報告がありました。そのとき、二小のような事件ではないが、五小でもメモリースティックを校内で紛失したとの報告が併せてなされました。

 今や市役所でも、職員一人につき一台のパソコンがあり、個人情報の管理は、危機管理の最たるものであり、各部に情報管理責任者を決めて徹底をはかるのがあたりまえとされています。しかし、内実はどうなのでしょうか。今回のような事件に遭遇すると改めて点検する必要があります。

 市長も教育長も、教育委員会内部だけの調査・指導に終わらせずに、直ちに情報公開及び個人情報保護審議会に諮問し、専門家の視点で調査・点検し、提言をつのるべきと考えます。

 学校の情報、特に子どもの情報は、流出などということは決してあってはなりません。

 パソコンには便利さと危なさの両面があります。本当に重要な情報は紙ベースに戻した方が良いのではないかとさえ思います。

 以前、各小中学校に「防犯カメラ」が導入されるとき、私は反対しました。国分寺市では、毎年結果と評価の報告を審議会に義務づけていますが、国立では、防犯カメラ導入後の個人情報の取り扱いに対する備えがなかったからです。そのときに感じた危なさが現実となったような衝撃を覚えました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月10日 (土)

9日、二中での国立市学校教育構想策定に向けての懇談会に出席しました

 9日、夜7時~8時30分、二中体育館にて開かれた、学校教育構想策定のための懇談会に出席しました。
 『国立市学校教育構想』とは、これから審議会を条例で立ち上げ、国立市の教育ビジョンを、教育内容・学校経営のあり方・施設整備・教育環境整備などにわたって示すものです。その作業に入る前段として、保護者・地域に向けての説明会が、9日は二中で開かれ、約50人位の出席がありました。なお、13日には一中、14日には三中において、開かれます。

 主催である教育委員会側の出席は、教育委員4人と二中他の校長4人でした。
 ところが、この8名は、現場と教育行政の最高責任者でありながら、保護者からの質問に、一言も言葉を発しませんでした。
 おそらく、最初から、意見が出ても聞きおくのみにする事を申し合わせていたのだと思います。この「かまえ」と、この「距離感」が、根本の問題ではないかと思いました。

 学校教育構想を策定するにあたっての説明及び全ての質問に答えるのは、小林学校指導課長でした。しかし、ほとんどの質問が、教育構想というよりは、その前段である現状の問題に対するもので、そもそも質問に対する的確な答えを示せる立場ではなく、終始歯切れの悪い受け答えで、チグハグ感がありました。

 複数の保護者から、「どんなに高い理想をつくるんだと言われても、現実の学級崩壊が解決されない以上、まず現実の問題を教育委員会がどのように把握し、どのように解決するつもりなのかの方が切実」との発言がありました。
 一小では、学級崩壊が1年7ヶ月も解決されていない。三中では、授業中でも廊下で歌う、食べるなどの生徒がいて、先生は労力の9割をその生徒にとられ(その割りには解決できていない。おそらく、該当の子ども達からの信頼が得られていないのだろう)、残りの1割で他の子どもに対応しているという状態などなど、深刻な訴えが続きました。

Hana62  多かった意見は、「まずは子どもの教育に義務を負う関係者が一同に集まる会が開けた事は良かった。今後は膝をまじえて、本音で話し合う事なのではないか」という意見でした。
 教育委員会、学校長、保護者、地域が、「話し合う」ことそのものができずには、実効力ある教育構想はできないだろうと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧