2009年10月10日 (土)

環境フェスタとくじら雲の音楽の広場コンサート

 午前中、環境フェスタに環境基本条例制定特別委員会として参加し、環境アンケートを行ないました。
 たくさんの方々がアンケートに協力してくださいました。
 二小の子ども達が給食の廃油でハーブ石鹸を作って売っていたり、包丁とぎが人気があったり、なかなかおもしろかったです。

 午後、三小の体育館で開かれたくじら雲主催の音楽の広場コンサートに参加しました。
 始まって12年たつ音楽の広場ですが、いつも赤ちゃんから高齢者までいろいろな方が参加し、体を動かしたり、歌ったりします。本日は鈴木明子さんの素晴らしいマリンバ演奏がありました。くじら雲の原点、みんな一緒の地域づくりがそこにありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 7日 (水)

野宿の方の生活保護申請に同行

 午前中は環境基本条例制定特別委員会の集まりでした。10日の環境フェスタに参加して、市民の方々が環境についてどのようなテーマに関心があるか、アンケートをとろうという事での、事前打ち合わせでした。

 午後、野宿の方の生活保護申請に同席しました。これは府中派遣村から相談があったもので、派遣村の方がついて来られ、大変勉強になりました。

 派遣村の方針としては、生活保護は居宅保護が前提とのことです。
 だいたいどこの自治体も野宿の方々が相談に来られると、とりあえず落ち着くまでとか、アパートが借りられるまでとかいう理由で、民間宿泊施設を斡旋するそうです。
 派遣村のこれまで調査によると、そういう民間施設へ行政から直接生活保護費(約13万円強)が支払われ、宿泊費用を差し引いた、わずか27000円ほどが本人に施設から渡されるそうです。
 一部屋に複数で暮らし、食事は朝夕のみで(つまり昼食は自前)、カップラーメン1個という時もあるそうです。

 その話しに国立市の窓口のケースワーカーは、国立市がお願いしている民間施設はそんな事はありませんと言ってました。
 良いところもあるのでしょうが、派遣村の実態調査も事実であると私は思いました。
 台風が来る直前でしたので、その晩は一時金が支払われ、とりあえずカプセルホテルに泊まれる事になり何よりホッとしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 4日 (土)

7月5日(日曜)TBSテレビ午後1時~『噂の東京マガジン』で、「甲州街道歩道の狭さ問題」が放映されます。見てください。

 本日は、さくら通りの中程の交差点の角にオープンした「田園工房カフェ」に伺いました。

 オーガニックカフェとものづくりとギャラリーが一緒になった手作りの素敵なスペースです。おやきは1個180円で、あんこと切り干し大根の2個、いただきました。
 土のレンガを積みあげた手作りトイレもまもなく完成との事。また、新たな国立のオススメスポットが誕生したという感じです。

 事務所にいくと、息子がMさんに数学検定に向けて教えている最中でした。
 7分の3メートルをいくつか集めたら1メートルになるか、等どちらも真剣なのがわかります。
 ちなみにMさんは息子より年上。立川養護学校を卒業しましたが、学校時代に数学の勉強ができなかったとして、社会人になってから、数検にチャレンジしています。

 「Mさん考えてください。お願いします」と、終始敬語を使いながら、いかにすればMさん自身が「考える事」ができるのかに焦点をあてて教える息子を見て、資格はないけど、ユニークで「いい教育者」だと思いました。

 夜は車椅子の友人と一緒に立川に、映画『Dear Doctor』を観に行きました。
 鶴瓶扮する僻地のニセ医者が、村民を騙している事に苦しみながらも、必死に村のお年寄りを助けていくストーリーです。
 「本物とは何か」を考えました。
 資格に頼るだけではなく、いのちへの尊厳をもって、人と向きあってこそと思いました。

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 さて、いよいよ、甲州街道の歩道の狭さの問題がテレビで放映されます。
 7月5日(日)TBSテレビ、午後1時~『噂の東京マガジン』です。
 皆さん、見てくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月20日 (水)

やわらかな土に、やわらかな草

 午後、富士見台のぞうさん公園の横にある北島さんの畑におじゃましました。
 今度この北島さんの畑を有機農業プロジェクトでお借りするのです。

Sh350127  ニンニクを収穫されていました。援農している友人2人と一橋大学生3人もいて、有機農業の話など興味深かったです。とれたてのズッキーニを試食させていただき、生のニンニクも何本かいただきました(写真)。
 これからハーブを植える予定との事です。

 まだ今年の有機農業プロジェクトは始まっていませんが、やわらかな土に、やわらかな草。美しい畑だと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月22日 (月)

やっぱり、動いて、自分の目で見て、判断するのが一番大事と実感!

 怒涛のような十二月議会が終わり、12月21~22日、娘と一緒に熱海へ一泊の保養にでかけました。
 きっかけは、“熱海、一泊7980円で魚料理!”という新聞広告が目に止まり、疲れ気味だし、年に一回の自分へのご褒美と、福祉施設の激務に耐えられず支援員の仕事を辞めた娘への慰労も兼ねて行く事にしました。
 国立から離れた時間の中で、この間の事をあれこれ振り返りました。
 結構いろいろありました。

10日】 保存樹木のこと
 保存樹木の剪定でトラブルのあった件で、市がお願いした樹木専門家の農工大の名誉教授の診断に立ちあいました。大変興味深いお話を聞くことができました。保存に当たっては、やはりどう保存すれば良いかというビジョンが必要と感じました。

12日】 福祉保険委員会
 今年4月から保険料の徴収が始まった75歳以上の後期高齢者医療保険において、9月の段階で滞納者が200人以上いる事が判明しました。その方々は、滞納が続けば病院にかかれなくなる訳で、早急に対応を協議せよと意見しました。

13日】 川田龍平さんのお話しを聞く会
 30人ほどの方が集まり、環境委員会に所属する川田さんに、様々な要望が出ました。国会議員と市民がこんな近い距離で直接話しあうのは無所属だからこそと感じました。

15日】 沖縄高江の人達に代わって行動、介助者不足のこと、男女混合名簿復活のこと
 霞ヶ関の衆議院議員会館に行き、沖縄から選出された衆議院議員、照屋寛徳さんの優秀な秘書の菊里さんにお願いして、首相と防衛大臣に宛てた「沖縄高江の米軍ヘリパット基地建設反対」の要請書を担当局に手渡しました。これは、梨の木舎の羽田ゆみ子さん達の「基地にNO!アジア・女達の会」の行動の一環です。直接渡すと回答も得られ、質問もできるので、遠くてなかなか来れない高江の人達に代わって私たちにできる事があるのだなと感じました。

 夕方からは、介助者不足に関し緊急対応について話し合う国立のしょうがいしゃの方々の集まりに参加しました。

 その後、男女混合名簿の復活に向けての保護者・市民の話し合いに参加しました。
 こどもも、教員も校長も保護者もみんな、管理されたり締め付けられたりで、学校がだんだん窮屈になっている事を実感し、もう少しゆとりと余裕が欲しいなあと感じました。男女混合名簿は、人権が守られ、男女が平等で、しかも一人ひとりの違いが尊重される教育の具現化であると思います。

16日】 明和マンション調査特別委員会、「はじめの一歩ハウス」泊まりサポート
 午後いっぱいは明和マンション調査特別委員会でした。
 この日の午前中、どうしても気になることがあり、最高裁判所民事事件係に電話して質問しました。
 質問内容は以下の通りです。
 「最高裁への上告のタイムリミットの2007年1月4日(この時点では原告の明和地所も国立市も上告しない事では一致していた)、5人の補助参加人が上告を行った。その上告申請により、行政は、予定していた翌1月5日(高裁判決が確定した場合の賠償金支払いの開始日)の支払いが『できなくなった』と答弁しているが、果たして正しいのか? 本当は支払う事はできるのに支払わなかったのではないか?」
 答えは以下の通りです。
 「原則的には賠償金の支払いと裁判は別物。従って、もしも市が翌日支払って相手が受けとっていれば、金銭に関する争いはなくなったと解せられるから、被告の市には上告の意思はなかったと解せられ、残った補助参加人の不服申し立ての内容で最高裁判所は調査することになる。ただ市が被告の場合には公金となり、通常は補助参加人の上告をもって裁判は継続となるので、裁判の確定を待ったという事なのでしょう」
 つまり、支払いができないのではなく、市の判断で支払わなかったと解釈されるという事です。今回、市議会は上告を否決したのですから、補助参加人の上告があっても、市は上告できないという姿勢を明確に示すために1月5日に支払っていれば、以降の遅延金は生じなかったと考えます。

 夜は月に一度の「はじめの一歩ハウス」の泊まりサポートです。近頃中々眠りにつけない入居者(女性)の方が眠りにつくまで添い寝しましたが、これは6年間でできた信頼関係ですし、添い寝したら眠れるって、実は大事なんじゃないかと思いました。

18日】 最終本会議
 18日のブログをご覧ください。

20日】 事務所でYさん企画の「愛と自由を育む学校」
 1時間目は絵日記。2時間目は私の詩の授業で、30年前を思い出しながら宮沢賢治の『詠決の朝』を読みました。3時間目はゆるゆるリフレッシュで楽しい時間でした。

 --~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~--~
 こう振り返ってみると、いろんな事をしながら、いろいろ考え、気づいてきたんだなあと思います。

 熱海のホテルは、想像したのとは随分違い、海も見えず、残念ながら温泉もなし! やや期待外れでしたが一晩ノンビリできました。
 新聞広告の鵜呑みではやっぱりダメだなあと思い、帰り、湯河原で下車し、海の見える源泉の日帰り温泉に入り、干物を食べたら最高でした。
 やはり何事も、直接行って、自分の目で見て、判断するのが肝心と思った次第です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月30日 (木)

水のはなし

 10月30日、山崎環境部長から電話がありました。
 内容は、「谷保にある浄水場の機械管理室の天井と壁にアスベストが含まれている事がわかり、東京都と協議の結果、工事費約300万円は、都からの委託費用の中から流用する事で決まった。詳細は十二月議会で報告するが、検査結果は8月末に出ていたにもかかわらず、東京都との協議がなかなか整わず、今日までかかった。九月議会に途中経過でも報告すべきところを怠り申し訳ありませんでした」という報告とお詫びでした。

 一番気になるアスベストは、水に接する所では全くなく、人も滅多に立ち入らない所ということで、ひと安心しました。

 水道から出る水(上水道)は、今年度から検針業務が都業務となり(これも都からの民間委託となった事で問題が起きた事もありましたが)、浄水場管理業務も来年度から都直営となり、最後に残った水道工務業務も来年度いっぱいという事です。2010年度からは、地下水で自前でまかなっている羽村市・昭島市以外の三多摩24市は、全て東京都に一元管理される事になります。

 十二月議会で、今後のスケジュールを承認する議案が出されるとの事ですが、水質管理など重要な部分への市のチェックは可能なのか、水は自治の基本でもあると考えますので、質問したいと思います。

 山崎環境部長が言うには、「現在国立の水は、6割が地下水で4割が利根川の水で、この割合を変えないようにと、都には意見を出している。都は『東京の水』という事でペットボトルにつめて売り出すほど水には力を入れている。現に、国の塩素基準は1%だが、都は、それではまだカルキ臭いと消毒効果有効ぎりぎりの0.4%にしているので、水質管理は大丈夫」との返事でした。しかし、消防も都にまかせ、水までもと考えると、自治権とは何なんだろうと考えてしまいました。

 本日は、移送サービスに関する相談、緊急対応について、化学物質過敏の方からの電話相談、中国帰国者支援センターについて等々、あっという間に秋の日は暮れます。
 自転車で走りながら、夕陽の中のすすきの美しさに心がなごみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月15日 (水)

自転車で転んでしまいました!

 10月15日、自宅マンションの駐輪場から出ようとしてバランスを崩し、なんと自転車ごと倒れて、顔と手を打ってしまいました!
 このところ左膝が痛く、とっさの時に対応できず、それこそ手も足も出ずに倒れていった訳で、「老化」の二文字が頭をかすめました。
 気持ちだけ先走るのはやめて、気も体に合わせ、スローライフに切り替えよう!と、“転ばぬ先の知恵”(ちょっと違うかなあ?)と思いました。

 今日は化学物質過敏症の方から電話相談がありました。近所での工事と、家の前でのタバコのポイ捨て(タバコの煙もダメなので)などで苦しさがひどく、逃げ場を探されているとの事。もう数年のお付き合いですが、本当にシンドイ事だろうと思います。ただお話しを聞いていると、非常に厳しい現実があるにもかかわらず、自然の暮らしに一番近いところで生きておられる事を感じます。

 その後、老老介護の相談の件で、介護保険課長からケースワーカーの対応などについて聞きました。
 病院から病院へ3ヶ月毎に替わり、特養は医療ケアの必要な方は入れず、在宅介護は無理の状況で、介護する側(多くは女性)は、子どもや親戚がいなければ、最後に頼るところは市役所しかありません。市役所に来られて相談すると、必ず涙ぐんでしまうとの事でした。
 そのような場合にはケースワーカーの出番です。
 病院との連絡、経済的問題、心的問題など、一人でクリヤーできないところを支えるのがケースワーカーの仕事で、大変な仕事です。このケースワーカーの人数が充分で、力量があれば、セーフティーネットになります。
 どこの自治体もお金がないと職員を減らし、議員までが民間依託になどと言っていますが、これは大きな致命的間違いです。10年間、暮らしの相談を受けてきて断言できます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月28日 (土)

6月28日土曜日、久しぶりの晴れ

 朝、滝乃川学園の中の木立ちにかぶと虫を探しに、小学1年生の知人の親子と行きました。

 滝乃川学園には自然がまだ多く残っており、シイタケ栽培や木工作業を日中活動支援として行っています。

 また落ち葉の堆肥も作っていて、そこに毎年たくさんのかぶと虫の幼虫が生まれるそうですが、成虫になった時、その数に見合うだけの樹液を出す木がないため、毎年4月、かぶと虫の幼虫探しの企画を地域の子ども達を集めて行っています。今年は何と100匹の幼虫がもらわれていったそうです。

 6月にはホタルが飛びます。
 7月7日夜には、かぶと虫の観察会と飼い方の学習会を開き、7月25日にはセミの羽化の観察会も開くとの事です。

 案内して下さった秋山さん(日中活動支援センターの職員さん)は大の虫好きで、ほぼ毎晩見て歩いているそうで、「夜ならガイドできますよ」と言って下さいました。

 かぶと虫は夜行性ですが、なんと、立派なツノの大きなオスとメスが目の前の小楢の木に一緒にいて、連れの1年生は大喜びで飼育かごに入れていました。
 森の中では食糧難だし、かごは狭くても確実にスイカなど供給できるから、かぶと虫の夫婦?には申し訳ないけど~と思ったしだい。

 滝乃川学園の中はオススメですよ~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月25日 (日)

21日~23日、四国を視察しました。自然と暮らしの共存、高齢化を活かし、村なみを活かす取り組みに感動!

 私は議員になってから毎年一回、近隣市区のひとり会派の女性議員数人と続けている視察があります。

 昨年は、財政再建団体になった夕張市と、そのお隣で、先進的な議会基本条例を作り、二元代表制(首長も議員も住民が直接選挙で選出)の良さをフルに活用している栗山町議会などを視察しました。

 毎回、百聞は一見に如かずを実感し、良い所を国立に取り込みたいと思っています。

 今回10回目は四国で、テーマは「地域の特性を活かしたまちづくり」です。

 メンバーは、千葉県松戸市・我孫子市、埼玉県三郷市、東京都中野区・国分寺市、そして私の6人の議員です。
 6人で、6自治体、全員無所属、女性です。

 それだけでもユニークで、受け入れ先の自治体でも珍しがられます。
 全員が、個性的、元気で好奇心いっぱい。そもそもが「暮らし」から政治へと出発をした人たちばかりですので、見るもの、触れるもの、食べるもの全てにアンテナが働きます。

 今回も中身の濃い視察となりました。

 21日は徳島県勝浦郡上勝(かみかつ)町です。
 2020年までに上勝町のごみゼロを目指す、ゴミの34分別施策と、高齢者による綺麗な葉っぱを都会の料亭などに出荷する「彩り事業」を視察しました。
 林業では、いわゆる「暗い森」を見学しました。
 本来の自然林は照葉樹林ですが、昭和30年代、当時の農林省の推奨により、全国的に杉が植林されました。しかし近年、木材価格低下の影響により、林業そのものが衰退し、伐採や間伐という山そのものの維持に不可欠な作業が困難になり、細い杉が密集する「暗い森」となっているのです。この森では、光が地面まで届かず、草や低木がなくなり、雨水を吸収できず、大雨になると危険です。
 町ではその解消に向け、杉のチップを燃やすバイオマス温泉を経営しています。
 また、町営住宅は木造の一戸建てで素敵でした。

 22日は愛媛県今治市です。
 今治市の地域産業であるタオルのブランド化事業と、地場野菜を活かした学校給食を視察しました。学校給食では、有機野菜や無農薬野菜、地域米を使っていました。

 23日午前中は、同県上浮穴郡久万高原(くまこうげん)町の営農支援センターとクラインガルテン(滞在型市民農園)を視察しました。
 杉の木で作られたペンション風の小学校が素敵でした。

 午後は同県喜多郡内子(うちこ)町の昔のまちなみを活かしたまちづくりを見ました。
 古いまちなみのなかの中学校は、旧来のコンクリート造り3階建ての校舎を建て替え、白壁に囲まれた、木作り・平屋・単独教室と、うらやましいほどのものでした。
 自然と暮らしといのちの循環がうまく融合し、温かな風土を感じました。

 いたるところで、お遍路さんが歩いていました。
 千年以上も続く、お遍路さん……。来るからには各々の事情があったはず。ハンセン病にかかった人たちも、他の地域では生きられず、戻ることのない遍路の旅に出たとのことです。
 そのお遍路さんたちを、神に近い修行者とあがめ、接待を続ける民の歴史も、四国を包むひとつの大きな文化となっているのではないかとふと思いました。

 地方自治体には、厳しい財政運営を迫られるという全体状況があります。上勝町にはさらに、過疎と高齢化という二重の「ハンディ」があります。上勝町は、その「ハンディ」に着眼し、その特性を活かし、全国でも類をみない施策を打ち出しました。
 また、タオルのブランド化による地場産業のたて直しに成功した今治市、古いまちなみ保存で観光客を集める内子町など、そこには、ピンチをチャンスに変えた自治体の職員の自信と元気の良さがありました。

 これは、必死で考え、いきついた“青い鳥論”、つまり「不利」とされている条件を見直し、「見えなかった」地域の良さを再発見することが、循環・再生の道につながることを教えてくれました。

 本来、自治とは、地域の自然や第一次産業の価値を知り、それらを大切に活かし、ゴミを出さず、土や水や空気を汚染せず、住民を大事にし、後世に残す、そういうものなんだと思った次第です。
 安心・安全は、国防でも防犯でもなく、食であり、農であり、環境であり、仕事であり、福祉であると確信しました。

 6月2日から始まる議会では、二言目には「金がない」を繰り返す行政に、自治の基本を問いたいと考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

里山を守る取り組み

Kc280011  16日(日曜日)、国立の城山南の区画整理事業のなりゆきを注目している友人の案内で、日野市の倉沢緑地を訪れた(写真)。

 倉沢緑地は、倉沢緑地を守る市民によるNPOと日野市とが、里山保全のパートナーシップ協定を結び、市が相続時に買い取り、NPOが管理し、畑を作って里山を維持・活用している所である。

 次に、八王子の堀之内里山公園計画予定地にも案内していただいた。
 20年程前、酪農家の方が、敷地を削る道路拡張に反対して声をあげた。今では、酪農だけでなく、近くの山全体を対象に、市民と八王子市がアドプト方式という形で、一緒に里山公園を作り、維持するまでになっている。

 両方とも農地や酪農を守ろうとする信念が、市民の共感をうみ、市を動かしていった。国立でもこのような動きが欲しい 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月17日 (日)

城山南地区の風景が消えようとしています

P2172 この日は、ブログの管理者でもあるMさんと、城山南地区区画整理予定地で、名刺用写真の撮影をした。

 右の写真を見て下さい。
 この風景が消えようとしています。三月議会に陳情も出るし、私も一般質問でとりあげます。

 午後は事務所で、友人達と、パッチワークの会を開いた。
 針は苦手の私だが、手とり足とりのレクチャーで、ハンドメードのコースターができた。次は木のハンガーにトールペイントする予定。

 事務所はフリースペースでもあり、居場所づくりするところでもある。常設の事務所をもっと活かしていきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月29日 (月)

季節外れの台風一過、秋晴れの28日は、立川朝鮮学校フェスタと、『六ヶ所村ラプソディー』上映会

 昨日、28日は台風一過の秋晴れでした。

 朝から立川朝鮮学校フェスタを訪ねた。子どもたちによる素晴らしい朝鮮音楽に踊りに、オモニ・アボジ会等による、キムチ・チヂミ・サンゲタン・七輪焼肉等が並び、どれも一皿200円~300円と安い。しかも本場の味で最高! 絶品である。

 朝鮮学校は、日本による侵略・植民地化の中で、名前も言葉も奪われ、日本へ強制的に連れてこられ、奴隷のように働かされ、戦後は、何の戦後補償もないまま放置された一世の方々が、差別に満ちた日本社会の中で、血のにじむような思いで、子ども達には、母国の言葉・文化・芸術をどうにかして残し、在日コリアンとして胸をはって生きていってもらいたいたいと、つくられ、守られてきた。
 今だに国からは学校として認められず、支援は一切なされていない。歴史的な背景を考えると、当然日本政府は、戦後補償の一貫として、特別な配慮と支援をすべきだ。
 今、私は、立川朝鮮学校の耐震工事を公立学校と同じやりかたで実現したいと思う。そのために自分に何ができるか、考えている。良い知恵があったら教えてください。

 午後は福祉会館で開かれた、市民主催による、『ヒバクシャ ─ 世界の終わりに』と、『六ヶ所村ラプソディー』の上映、そして監督鎌仲ひとみさんのトークの3本だての、内容の濃い上映会に行った。
 若い人たちがたくさん来ていた事が新鮮で、また、希望が持てた。

 厳しい風土だが、漁業に農業に自然の恵みを大切にして生きてきた人たちと、厳しい風土故に仕事もお金もない、そこにつけこんで、核燃料再処理施設をつくるという国のやりかた、その電力享受のほとんどは都市部に住む自分達であること、なんともやりきれない。
 鎌仲さんは「日本の今のスピードでのエネルギー消費では、地球が6個必要」と言われた。もっと真剣にブレーキを踏んで、スローダウン、クールダウンをしなくてはならないと感じた。

 津軽三味線と青森の海に原野。
 ある漁師さんの「漁業できる権利を金に変えた」という言葉。有機農業を行っている人の「エライ学者が安心ですといっても、私はなんかいやなんだよね。原燃に中立はないんだよね。賛成か反対か。中立って事は何もしない事で、それは賛成になるんだと気付いたから反対の意思表示をしている」という言葉が心に残った。

 自然(いのち)と科学文明のおりあいのつけかたを、いつから人間は逸脱してしまったのだろうか。沖縄の米軍基地建設に反対して座りこんでいるのも、ジュゴンの海を守る漁師さんや地域の人たちである。魚や海や木や野菜や空気は何も言わない。が、いのちそのものである。地球そのものもひとつの生命体なのだろう。その声なきいのちからのSOS、あるいは警告を感じとる事ができる人たちが声をあげ、加速する行き過ぎた開発にブレーキをかけているのだ。

 終わった後、家に帰り、お土産に買ってきたキムチとチヂミをつまみながら、久しぶりにビールを飲んだ。「オマエは見てきただけで、何もしていないじゃないか」という心の声を聞いていた。何だかとってもうしろめたかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)